提唱されている説を間違っていると訴える意見も数多くいます。
宇宙は限りある資源であり、模擬的な空間を作る事ができないのではないか、という意見です。仮想ワールドを作り上げる事は不可能なのでしょうか。
有限である宇宙では仮想世界を作るのは不可能ではないか
模擬的な実験を行うためには絶対的に量子レベルの物量が足りず、作り出すのは不可能ではないかと言われています。
模擬検証をする場合、粒子の数が増えると複雑な計算をしなければならず、多くの場合計算が出来なくなってしまうのではないでしょうか。
完全否定はできない!未来には想像を越える技術の進歩があるかも?
不可能であると証明された訳ではありませんので、仮設自体を完全に不可能であると否定する事は出来ませんが、この先技術の進歩によって、全く違った方法でバーチャルリアリティワールドを作り出す事も出来るのではないでしょうか。
仮想世界をテーマにした作品
仮想空間をテーマにした作品をご紹介します。
映画やアニメなどではしばしば使われてきた手法であると言わざるを得ませんが、作品としてのクオリティも高く、多くの人が楽しめる作品となっています。
電光超人グリッドマン
ある日突然街に怪獣が現れて、怪獣を作り出す少女と怪獣を倒していく少年の物語です。
怪獣アニメの様に感じますが、実は人々が住んでいる街の外には何もなく、一人の少女が作り出した空間である事が分かります。
レディ・プレイヤー1
スピルバーグ作品としても知られている映画です。
地球に棲むほとんどの人々が一つのVRゲームを楽しんでおり、VRゲームを利用しようとする企業と主人公の少年が、バーチャル世界の権限をかけて戦いを繰り広げるというストーリーです。
インセプション
人間の夢の中に入り込んで情報を盗みあうというストーリーの映画作品ですが、夢の中の人間の夢にも入り込むなど、様々な場面に切り替わり、リアルなのか夢の中なのか区別がつかなくなっていく様子も分かりやすく楽しめます。