バグとは虫の事を言いますが、パソコン上でのバグとは、画面やシステム上でおかしな部分がある時に「バグがある」というように使います。
エラーとも言われていますが、模擬空間だとするのであれば、どのようなエラーが考えられるでしょうか。
“仮想”の現実であるのならバグが存在するのではないか
誰かが作り出した空間なのであれば、エラー箇所が発生してもおかしくはありません。
模擬的な実験場として考えるのであれば、完璧なシステムとはいえず、この世にあるバグやエラーが説明のつかない出来事であるならば、あり得るのではないでしょうか。
心霊現象など超常現象がバグ?
心霊現象や超常現象というモノをしばしば観測する事が出来ますが、もしかすると心霊現象は空間のバグやエラーである場合もあるのではないでしょうか。
説明のつかない現象をバグだと考えると、この世は本当に模擬実験場である可能性も捨てきれません。
シミュレーション仮説の否定的意見も紹介
提唱されている説を間違っていると訴える意見も数多くいます。
宇宙は限りある資源であり、模擬的な空間を作る事ができないのではないか、という意見です。仮想ワールドを作り上げる事は不可能なのでしょうか。
有限である宇宙では仮想世界を作るのは不可能ではないか
模擬的な実験を行うためには絶対的に量子レベルの物量が足りず、作り出すのは不可能ではないかと言われています。
模擬検証をする場合、粒子の数が増えると複雑な計算をしなければならず、多くの場合計算が出来なくなってしまうのではないでしょうか。
完全否定はできない!未来には想像を越える技術の進歩があるかも?
不可能であると証明された訳ではありませんので、仮設自体を完全に不可能であると否定する事は出来ませんが、この先技術の進歩によって、全く違った方法でバーチャルリアリティワールドを作り出す事も出来るのではないでしょうか。
仮想世界をテーマにした作品
仮想空間をテーマにした作品をご紹介します。
映画やアニメなどではしばしば使われてきた手法であると言わざるを得ませんが、作品としてのクオリティも高く、多くの人が楽しめる作品となっています。
電光超人グリッドマン
ある日突然街に怪獣が現れて、怪獣を作り出す少女と怪獣を倒していく少年の物語です。
怪獣アニメの様に感じますが、実は人々が住んでいる街の外には何もなく、一人の少女が作り出した空間である事が分かります。
レディ・プレイヤー1
スピルバーグ作品としても知られている映画です。
地球に棲むほとんどの人々が一つのVRゲームを楽しんでおり、VRゲームを利用しようとする企業と主人公の少年が、バーチャル世界の権限をかけて戦いを繰り広げるというストーリーです。
インセプション
人間の夢の中に入り込んで情報を盗みあうというストーリーの映画作品ですが、夢の中の人間の夢にも入り込むなど、様々な場面に切り替わり、リアルなのか夢の中なのか区別がつかなくなっていく様子も分かりやすく楽しめます。
ソードアート・オンライン
バーチャルワールドの世界を舞台にした小説作品でしたが、アニメやゲームにもなり、多くの人々に人気のある作品となっています。
主人公の少年がフルダイブ型のVRゲームに入り、様々な人物との交流やバトルを描いた作品です。
アクセル・ワールド
ソードアートオンラインの作者が描く作品で、ニューロリンカーと呼ばれる端末に接続する事で、バーチャルネットワークの空間で生活をおこなう様になった時代が舞台です。
主人公の少年はもう一つの世界での戦いに参加する事になります。
結局この世界は仮想現実なのか?
どこか「もしも」の話の様に感じますが、今見ているモノはバーチャルなモノなのでしょうか。
様々な観点から検証していかなければ、現段階ではバーチャルなものであるのかどうかを証明する事は出来ないと言う事になります。
20~50%の確率で既に仮想世界を生きているという意見も
投資銀行家のメリルリンチは経済予測レポートというモノを顧客に配り、話題をよんでいます。
レポート内容には今後の投資にはバーチャル関連が重要になってくると書かれており、20%から50%の確立ですでに仮想世界にいるといった意見も書かれていました。
シミュレーション上で生きる私たちは証明不可能?
「もしも」模擬的検証中にいる我々が、その事実を確認したいと証明しようとしても、証明する事は限りなく不可能に近いとされています。
夢の住人がリアルに現れないのと同じ様に、実在するという証拠はない為です。
ありえない話ではない?!シミュレーション仮説
現在の姿や暮らし方が、「思い描いてたモノとは全く異なっているとしたら」と考えると、不安でもありますが面白くもあるのではないでしょうか。
証明をする事は不可能に近い仮説ですが、可能性としては捨てきれる説ではありません。
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