ギネス認定「ラーテル」は最小にして最強の哺乳類?おばかでかわいいその生態とは?

ギネスに名前がのった哺乳類「ラーテル」は世界最小にして最強の生物だと名高い。小さな体でライオンに立ち向かうラーテルの姿や蜂に襲われながらも好物のはちみつ目がけて猪突猛進するおかしなラーテルの姿などアニメキャラにもなるクセ強めの生態や魅力を紹介します。

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世界最強最少哺乳類「ラーテル」

ギネスに名前が載っている生き物の中に「ラーテル(ミツアナグマ)」という哺乳類がいる事をご存知でしょうか。

「ラーテル」が登録されている名目は「世界一怖いモノ知らずの動物」として記載されています。主な生息地や特徴などをご紹介しますので、世界一怖いもの知らずの動物についての知識を深めてみて下さい。

ラーテルの生息地

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主に熱帯や亜熱帯地域に生息していると言われており、南アフリカやスーダン、シリア、インドなど広い地域に棲んでいます。

乾燥地帯や湿原、森林で活動し、砂漠の様な砂ばかりの場所ではあまり見かける事はありません。

食肉目イタチ科ラーテル属

食肉目(ネコ目)イタチ科の動物ですが、アナグマに近い特徴を持っています。

雑食性で目についた捕食対象に襲いかかるほど気性が荒い事で有名です。縄張りに入ってくる生き物は、捕食対象ではなくても攻撃を仕掛ける事があります。

ラーテルの体長

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身体の大きさはアナグマと同じくらいか、少し小さめの60cmから80cmほどで、重さが7キロから13キロ程度と言われています。

黒と白から灰色の硬い毛でおおわれており、白から灰色の毛の部分は頭の上から背中にかけて乗せられているかのようにきっちりと分けている様にみえるでしょう。

ラーテルが最強と言われる理由

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なぜ怖いもの知らずとして最強と言われるようになったのか、大きい理由にはどのような事が考えられるのか、ご存知でしょうか。

大きい理由として3つの項目ごとにご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

最強の牙と無敵の鉤爪

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鋭い牙と鉤爪を持つ動物は、この怖いもの知らずの動物以外にも数多くの種類がいますが、最強と言われる所以はその攻撃方法にあります。

見かけた獲物は全て捕食対象とでもいうかのように歯をむき出しにして攻撃し、一度噛みついたら離しません。

スカンクに匹敵する臭腺

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危険を感じると臭腺から強烈な悪臭を放つ事もあり、スカンクと同じ様に臭いが付くと何日もとれません。

その為、例え攻撃を受けて死んでしまったとしても、攻撃した相手は臭くて食べる事が出来ないでしょう。

牙を通さないゴムのような皮膚

怖いモノ知らずな理由は、その防御力にあると言えます。背中の部分はとても硬く、それでいて皮膚はゴムの様に弾力性がありますので攻撃を仕掛けてくる敵の牙を通しません。

つまもうとしても伸びる皮膚を持ち上げるだけになってしまう為、頭の部分を回転させて掴んでいる手を噛みつかれてしまうでしょう。

最強と言われる他の動物

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他にも「最強」の二文字を与えられている生き物はたくさんいます。ギネスに認定されているというわけではないにしろ、様々な「最強」動物たちには、強いと思わせる特徴がたくさんあるでしょう。

様々な強さについて知識を深めてみてはいかがでしょうか。

ゴリラ

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ゴリラの握力は400㎏から500㎏だと言われており、ギネス記録をもっている人間の握力を軽く超えています。

動物園の鉄で出来ている柵を曲げる事が出来た記録もある様です。握力と上腕の筋肉は発達しているのですが、痛さに弱いという弱点もあります。

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