キングノットの結び方講座|手順やコツ・おすすめラインもご紹介

メインラインをダブルラインにする方法です。結び目を直接つくらないので、特にPE素材では強度を落とすことがなく簡単に作ることができます。PE素材のラインがメインになる前はリーダーとの結束に必ずといっていいほど、この方法が使用されていました。

ビニミツイストの結び方の手順

非常に簡単で、コツを覚えれば現場ですぐ作ることができます。様々な釣りにも使えますし、前準備として必須のシステムになるので、確実に覚えておきましょう。ライン上に結びコブを作らないので、ガイドの通りもよく、トラブルも少ないです。

ラインに撚りをかける

まずラインを二重にして先端とメインラインを持ちます。そして輪の中に空いている手を通し、張りながらぐるぐると回しましょう。ラインが重なり撚れてきますので、20回~30回ほど回します。そのままラインを緩めずに次の工程に移ります。

編みこみ部分を作る

輪の大きさを大きくして撚りを詰めていきます。そこで余っているラインの先端を詰めた撚っている部分に巻きつけます。撚りを詰めていくのと同時に余ったラインを口にくわえたりして張りを緩めずに近づけていくときれいに巻きつきます。

ハーフヒッチからエンドノットへ

二重のラインになった輪の上部に編みこみ部分ができたと思います。輪の付け根(編みこみの最後の場所)の3本は離さずに、まず片側を方結びの要領で留めます。ここを留めれば指を離しても構いません。次に2本束ねてハーフヒッチをして、4回ほどくぐらせるエンドノットをします。余ったラインを切り、ライターなどで炙れば終了です。

キングノットの結び方の手順を解説!

それではリーダーと結束してみましょう。手順も複雑ではないので簡単に結ぶことができるはずです。構造上すっぽ抜けもありませんし、最初は時間がかかっても慣れればどのノットよりも早く結べます。風が吹いても波で揺れる船の上でも安定した強度を保てます。

手順①リーダーを8の字に結ぶ

まず使用する分だけリーダーをカットしましょう。そうしたら先端に8の字をつくります。方結びの要領で一回通したらもう一度同じ方向に通します。それをゆっくりしめていくと8の字の形になるので、次の手順に移ります。締めすぎると次の手順で苦労するのでゆるめにしておくのがポイントです。

NEXT 手順②リーダーにビニミツイストを通す