ソロキャンプに必要な道具とは
グループやファミリーなどで行くのとは違ったスタイルで、自由気ままに過ごすことができるソロでのキャンプ。何をしても自分の自由ですが、揃えておきたいアイテムというのは共通してあります。まずは必ず使うことになることが予測される道具についてご説明しましょう。
住居&寝具系
キャンプをするのなら、どんなスタイルでやるとしてもテントやタープといった、所謂居住区系のアイテムを必ず使うことになります。こういったアイテムはソロ用のものを選ぶ必要があり、また夜になれば就寝しなければいけませんので寝袋、シュラフも揃えましょう。
火と照明系
こういった居住系のアイテムをただ使うだけではサイトで過ごすことはできませんので、ランタンなどの照明器具も必要になってきます。焚き火も楽しみのために用意しても良いですし、ランタンを使用するのであればスタンドと併用すると全体を照らせるのでおすすめできます。
調理道具系
キャンプで火を使う場面といえば、調理する時が挙げられます。ガスバーナーやコンロといった火器系統のものも必要ですし、できた料理を盛るための皿を始めとしたカトラリーも使うことになります。細かいアイテムになりますので忘れずに揃えるようにしましょう。
便利・くつろぎ系
キャンプに行くのはただただ自然の中で過ごすというだけではありません。絶対に必要というわけではありませんが、ソロならば自由な時間が非常に多いです。ですのでそういった時間をゆったりと過ごすためのくつろぎ用アイテムや、快適に過ごすための便利なアイテムも推奨します。
ソロキャンプに必要な道具【住居&寝具系】①1人用(ソロ)テント
1人用(ソロ)テントの種類と選び方
ということで、ソロキャンプに必要なアイテムを大まかに分類してご紹介しました。ここからは、本題であるおすすめのアイテムを分類ごとにご紹介していきましょう。まずはテントからご紹介していきますが、ソロ用のテントの選び方は何なのでしょうか。
一番おすすめしておきたいのは、ダブルウォールタイプのモデルです。シングルタイプは軽量で設置も早いですが、快適さではダブルの方に軍配が上がります。テントの上にフライを被せるので雨が降ってきても安心して過ごせますので、こちらの方をおすすめします。
おすすめ一人用テント①MSR エリクサ2
まず1点目にご紹介するのはMSRの「エリクサ2」です。総重量が2.6キロと非常に軽量で、前スペースが2か所ありますので荷物置き場など色々と活用できます。2は二人用ということになっていますので、ソロで使用すれば余裕のある空間で過ごすことができるかと思われます。
スペック
- 最少重量:2120g
- 総重量:2660g
- 収納サイズ:51×17cm
- 材質:ポリエステル、ナイロン等
- 耐水圧:最大3000mm
- 定員:2人
- ドアの数:2
おすすめ一人用テント②コールマン ツーリングドームLX
2点目にご紹介するのはコールマンより「ツーリングドームLX」です。使用人数が最大3人なので余裕を持って過ごすことができ、フロントの前スペースが非常に広くとられているのでリビングスペースなどに使うことができます。耐水性能も1500mmと十二分なレベルです。
スペック
- 使用時サイズ:210×180×110cm
- 収納時サイズ:24×60cm
- 重量:5.6kg
- 耐水圧:約1500mm
- 定員:2~3人
ソロキャンプに必要な道具【住居&寝具系】②シュラフ(寝袋)
シュラフの種類と選び方
おすすめしたいソロ用のテントのモデルを2点ほどご紹介しました。続いては、シュラフや寝袋をご紹介しましょう。大きく分けて人型と封筒型に分かれ、寒さを防げてコンパクトにもっていきたいなら人型、あまり密着せずゆったりしたものが欲しい場合は封筒型がおすすめです。
コールマン トレックマミー
まず1点目にご紹介するのはテントでもモデルをご紹介したコールマンの「トレックマミー」になります。マイナス5度の環境まで使用可能で、濡れてしまった場合も水分を吸収することなく速乾性に優れる素材が働いて快適な状態を維持してくれます。
スペック
- 使用時サイズ:205×67~84cm
- 収納時サイズ:17×33cm
- 重量:約1.3kg
- 素材:ナイロン、中綿/ポリエステル
- 使用可能温度:-5度
- 付属品:収納ケース
Wonbor スリーピングバッグ
2点目はWonborより「スリーピングバッグ」のご紹介です。マイナス10℃から10℃まで使用可能で、封筒型のシュラフになります。ダブルファスナーで足元から肩まで開け、温度の調節も簡単にできるようになっています。
スペック
- カラ:ブルーグレー
- サイズ:220×75cm
- 広げたサイズ:220×150cm
- 収納サイズ: 24×42cm
- 重量:約2.4kg
ソロキャンプに必要な道具【住居&寝具系】③テントマット・コット
テントマット・コットの種類と選び方
さて、シュラフや寝袋をそのままテントの中に広げて使うというのはお勧めできません。なぜなら、そのまま使っては地面の凹凸がダイレクトに体に伝わってくるので、お世辞にも快適な睡眠ができるとはいいがたいからです。
その時に使ってほしいのがテントマットやコットです。マットはウレタンやエア、インフレ―た―などがあり、それぞれ使い勝手も違うので実物を見てみましょう。コットはローとハイの2種があり、天井との近さや下のスペースの利用方法などが異なっています。
THERMAREST Zライト ソル
まず1点目はTHERMARESTより「 Zライト ソル」のご紹介です。スモールとレギュラーの2タイプがあり、表にアルミを蒸着させることで断熱性能を20パーセント向上しています。折りたたみも展開も素早くできるような設計になっているので、サッと利用できサッと収納できます。
スペック
- サイズ:51×183×2cm(レギュラー)
- 重量:410g
- 素材:軽量EVAフォーム
- 収納サイズ:51×15×13cm
Motomo 折りたたみ式アウトドア用コット
2点目はコットのご紹介で「折りたたみ式アウトドア用コット」というモデルになります。非使用時はとてもコンパクトに収納しておくことができ、また耐重量は200キロと頑丈で、またフレームもアルミ合金なのが拍車をかけています。。生地の天然ナイロンには軽めの防水処理もされています。
スペック
- 重量:約1.9kg
- 耐荷重:200kg
- サイズ:190×70×17cm
- 収納サイズ:16×38cm
- 素材:7075アルミ ,ナイロン
DOD バッグインベッド
もう1点コットをご紹介しましょう。DODの「バッグインベッド」はブラックとベージュの2カラーがラインナップしていて、耐荷重は120キロ、専用のキャリーバッグもあり2.3キロの軽量さです。ソロのキャンプツーリングなどにも使いやすいコンパクトなコットです。
スペック
- 重量:2.3kg
- 静止耐荷重:120kg
- 材質:フレーム アルミニウム、生地 ポリステル
ソロキャンプに必要な道具【住居&寝具系】④ハンモック
ハンモックの種類と選び方
キャンプにおいて住居系統というのはテントやタープだけしかないということはありません。アウトドアならではのハンモックももちろん使っても良いですし、ことソロキャンプにおいては自分の自由に居住空間を作れるので特におすすめできます。
ハンモックにもネットやクロスといったタイプがあり、ネットタイプは通気性に優れておりクロスはバリエーションが豊富です。素材もオーガニックコットンや普通のコットン、ハマクテックにパラシュートシルク等があって、それぞれ肌触り等が違っています。
Wecamture 蚊帳付きハンモック
おすすめするのはWecamtureの「蚊帳付きハンモック」です。製品名通り蚊帳が付いているので夏場も虫を気にせず使うことができ、ナイロン100%の素材により肌触りもひんやりしているので快適、かつ速乾性も優れているため不快になることもないでしょう。
スペック
- 平置きサイズ:270×140cm
- 収納時サイズ:12×13× 21cm
- 重さ:1350g
- 耐荷重:ハンモック本体350㎏、ベルト700㎏、カラビナ700㎏
ソロキャンプに必要な道具【住居&寝具系】⑤タープ
タープの種類と選び方
テントを使用するのであればほぼ確実に一緒に使用するのがタープです。生地の形が色々と違ったモデルがありますが、ソロで使用する時に基準にしてほしいのは重さと収納した時のサイズです。その次にタープ自体のデザインなどを見ていくと良いでしょう。
DD Hammmocks タープ 3×3
おすすめするのはDD Hammmocksの「タープ3×3」になります。3メートル四方の正方形の形状のタープで、サイズとしては大きすぎず小さすぎず、ソロで使用するのにはちょうど良さめのサイズ感となっています。重量も1キロ未満と非常に軽量です。
スペック
- 使用時サイズ:300×300㎝
- カラーリング:コヨーテブラウン
DOD さすらいタープ
2点目はDODより「さすらいタープ」というモデルをご紹介します。光をしっかり遮ってくれるポリコットンを素材に使用しており、また火への耐性も備わっているので近くで焚き火をしたとしてもダメージを追ってしまうようなことはありません。
スペック
- カラー:ブラック
- サイズ:400×320×165cm
- 収納サイズ:160×18×50cm
- 重量:4.4kg
- タープ生地:ポリコットン ポール
- ペグ材質:スチール
ミニタープに関する記事はこちら
ソロキャンプに必要な道具【住居&寝具系】⑥エアピロー
エアピローの種類と選び方
自前の枕を使用したいという方でなければ、エアピローを使用しましょう。空気を入れ込んで膨らませて使用する枕で、やはり選ぶときにはコンパクトさを重視しましょう。それがエアピローの大きな強みの1つですから、どれくらいコンパクトにして運べるかはしっかり確認しておくべきです。
Hikenture 旅行用枕
おすすめする1点目のモデルはHikentureの「旅行用枕」というモデルになります。オレンジ、グリーン、ブルーの3カラーがラインナップしており、州のすると掌に載せられるほどに小さくできます。重さたったの83グラムで持ち運びに苦労することは何もないでしょう。
スペック
- サイズ:42×32×13cm
- 収納サイズ:10×6cm
- 重量:83g
ソロキャンプに必要な道具【火と照明系】①ランタン
ランタンの種類と選び方
ここからは火器類や照明系のアイテムでおすすめのアイテムのご紹介などをしていきましょう。メインの光源となるもの、テーブルの上において使用するものやテントに吊るして使用するタイプのものがあり、それぞれ適した光量となっています。明るさを見て選ぶようにしましょう。
ユニフレーム フォールディングガスランタンUL-X
おすすめするモデルはユニフレームより「フォールディングガスランタンUL-X」になります。製品名通りガスを燃料に使用するタイプのランタンで、非常に光量が多くかつ燃費も向上されているので、十分メインのものとして使うことができるモデルでしょう。
スペック
- サイズ:13.5×12.0×35.5cm
- 収納時:13.5×12.0×21.0cm
- 最大照度:240W相当
- 燃焼時間:約4時間
- 点火方式:圧電点火
- 重量:約1.4kg
コールマン クアッドマルチパネルランタン
2点目はコールマンより「クアッドマルチパネルランタン」のご紹介です。こちらは前述のモデルと違ってLED式のタイプのランタンで、発行パネルを4つに分割させられ屋内外問わず安定した明るさを提供してくれるでしょう。電池さえあれば使えますので、防災時にも非常に心強いアイテムです。
スペック
- サイズ:約直径14.5×23.5cm
- 重量:約1.2kg
- 使用電源:アルカリ単一形乾電池×4本または8本
- 連続点灯時間:最大400時間
- 使用バルブ:LED
- 材質:ABS樹脂等
- 防水性能:IPX4対応
ソロキャンプに必要な道具【火と照明系】⓶焚き火台
焚火台の種類と選び方
ランタンをご紹介しましたので、次は火器系統である焚き火台をご紹介しましょう。サイズによって入れて燃やすことのできる薪のサイズが異なっており、グループなどでキャンプをする場合には30センチ以上の薪を入れられるものが進められています。
ですが、ソロであればそこまで大きな火力を必要とする場面はないでしょうから、それ以下の小型のものでも構いません。もし焚き火台で料理をしたいというのであれば、網が付属しているようなモデルを選ぶことをおすすめします。
スノーピーク 焚火台 M
おすすめするモデルはスノーピークの「焚き火台M」になります。使用人数は3人から4人ですがオプションも充実していて様々な調理を実践することができ、これ以外にも一回り大きいLサイズ、小さめのSサイズがラインナップしていますので、見合うサイズのものをおすすめします。
スペック
- サイズ:35×35×24.8cm
- 材質:ステンレス、ナイロン
- 重量:3.5kg
- シリーズ:Lサイズ、Sサイズ
ソロキャンプ向け焚き火台に関する記事はこちら
ソロキャンプに必要な道具【火と照明系】③ヘッドライト
ヘッドライトの種類と選び方
ヘッドライトもソロ、グループ問わずあると便利な照明系アイテムです。ランタンをいくつか使用すればサイト全体を照らすことは難しくないので、こういったアイテムは必要ないと思われるかもしれません。ですが、これが意外と活躍するのです。
非常に細々したところ、例えば手元をちょっと照らしたいという時などに活躍してくれるのですが、場面によって適切な明るさというのが異なっています。ですので、自分がどんな場面でヘッドライトを使いたいのかというのを事前に考え、適している明るさのものを選びましょう。
GENTOS LED ヘッドライト
おすすめするヘッドライトのモデルはGENTOSの「LED ヘッドライト」になります。暗い中で視界を確保できる赤色LEDを使用しており、リフレクターで広範囲を照らせるほか、収束させて長射程を照らすこともできるようになっているモデルです。
スペック
- サイズ:60×41×31mm /
- 本体重量:約65g
- 最大照射距離:約55m
- 材質:ポリカーボネート
- 使用電池:単3形アルカリ電池×1本
- 明るさ:最大95ルーメン
- 使用光源:高輝度チップタイプ白色LED×1灯、5mm赤色LED×1灯
- 実用点灯:最大約65時間
ソロキャンプに必要な道具【火と照明系】④シングルバーナー
シングルガスバーナーの種類と選び方
焚き火でのみ調理をするという以外は、次にご紹介するガスバーナーを使用することとなります。タイプは一体型と分離型の2つに大別され、一体型はコンパクトで持ち運びがしやすく、分離型は本体とガスが別で大型の調理機でも安定して調理できます。