幽霊船は今もどこかをさまよっている!?実在した幽霊船20選をご紹介!

そして救助を終えた後、このバレンシア号は大波により大破。船体が分裂するほどの被害を受けて、海底に沈んだのでした。

27年後発見された行方不明の救命ボート

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海底に沈んだまでの経緯は何ら不思議なところはありませんが、ここからが不可解な話になります。というのも、当時行方不明となった救命ボートが27年後に発見されたのです。さらに、その状態は非常に良い物でした。

けっして27年間も行方不明となり、漂流していたとは思えないほどです。塗装も剥がれず傷もほとんどない状態で発見されたのです。もちろん無人状態で大きな衝撃を与えました。

沈んだはずのバレンシア号の目撃情報

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不可解な点は救命ボートだけではありません。実はこの前後で多数のバレンシア号の目撃情報は寄せられるのです。事故から数十年経過した後なので、目撃されるはずがないのです。まして、未だこの船は海の中のはずです。

だれもが救命ボートのことを言っているのだと思い込みました。しかし、その目撃情報は確かに沈んだはずの船だったのです。無念の思いや魂が船と共に現れたというのでしょうか。その理由や原因は一切不明のままです。

現実の幽霊船⑫コペンハーゲン号

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5本のマストを有した船として1928年名前をはせた船で、当時はデンマークからオーストラリアに向けて船を走らせていました。そこで起こった遭難事故。コペンハーゲン号は消息を絶ったのです。

行方不明になった5本マストの船

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行方不明になった経緯は多くの推論が出されていますが、結論を言うといまだに解明されていません。しかし、当時は無線や数多くの救命ボートを搭載しているなど、設備完備の元出航していました。姿を消すなどと想像もしていなかったのでしょう。

消息を絶った後は、専門家による幾つもの推論が行われましたが、原因は不明。現実的なものとしては氷山への衝突などで海底に沈んだ説が有力なのではと唱えられています。

幽霊船として語られる目撃情報、そして

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いくつかの推論をもとに沈没説が有力となってから数年、1930年にとうとう目撃情報が出たのです。その目撃情報は確かに、5本のマストを有しているこの船に関してでした。

そして2012年再び目撃情報が上がります。今度はトリスタンダクーニャと呼ばれる島で難破している状態で発見されたのです。

現実の幽霊船⑬朝鮮人民軍第325

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2015年に発見された船であり、工作製との噂もある木造船です。この船には、ハングル語で朝鮮人民軍第325との表記があるようで、北朝鮮籍の船との共通点があることから北朝鮮の船といわれています。

死体を乗せて漂着 

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発見当時非常に荒れ果てた状態見つかり、船内には遺体が残されていました。成人男性10人分の遺体は、損傷が激しく、船の状態から考えるに非常に長期間の間死体を乗せたまま漂流していたと考えられています。

そんな船は漁に使う網なども搭載しており、戦艦というよりは漁船だろうといわれていますが、石川県で発見されるほどの漂流をした原因などは一切不明です。

北朝鮮の工作船?

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北朝鮮の船であることはまず間違いないようですが、その船は工作船との噂もあります。というのも、発見された船には、保安部の文言があったそうなのです。保安部というと、北朝鮮内では特殊部隊といわれています。

そんな特殊部隊を伺える文字の入った船に漁業用の網が入っているわけはありません。何らかの目的で出航し、工作船としての役割を果たしていたのではと考えられているのです。

現実の幽霊船⑭KAZU Ⅱ

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2007年に発見されたこの船は、全長12メートルにもなるヨットで、サンゴ礁で釣りをしていたとある男性によって発見されました。当時はだれも乗組員がいない状態で発見されたと言います。

消えた乗組員と切り裂かれた帆

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発見された当時は乗組員が人地もいない状態でしたが、調べてみるとここに本来乗船している人が判明しました。それは、船長となる人物と同乗者2名の存在です。救助隊によって船内は調査されましたが、そこには不可解な状態のヨットだけでした。

ヨットの帆は引き裂かれ、エンジンはかかった状態、さらには船内テーブルには食事の用意までされていたのです。乗組員がいなくなる理由すら見つからなかったのです。出航から2日間で何が起きたのか、結局原因は判明しておらず、乗組員も発見されていません。

現実の幽霊船⑮ジャンセン号

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奇妙な船で言えば、このジャンセン号も見逃せない船になります。というのも、この船はある意味最も幽霊船といわれるべき存在なのです。かつてこの船はオーストラリアで発見された漂流船でした。発見後の調査で驚くべき真実が明らかになったのです。

登録情報も捜索願も出されていないタンカー

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誰もが驚くこの漂流船の調査結果は、なんと登録情報がどこにもないというものでした。つまり、かつて使用されたであろう情報はあるにもかかわらず、識別番号がないのです。

発見当時、乗組員もおらず船内のエンジンなど様子を調査した結果故障も見られない状態でした。海賊に襲われたりなどの後もなく、全くの無人でそのほかの漂流船と同様に、単に原因不明の漂流船と思われていました。

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しかし、調査を進めると識別番号がなく、さらには、誰一人この船の捜索願を出していないことも判明したのです。世界のどの国も所有の痕跡がないことになります。つまり正真正銘、その存在が幽霊というわけなのです。

現実の幽霊船⑯オーシャン・ウェーブ号

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かつてとあるアーティストが公開に臨んで使用したとされるこのヨット。そのヨットも何らかの原因で漂流し、その後発見されたことで有名です。

オランダのアーティストの挑戦

このヨットはオランダのアーティストであるバス・ヤン・アデル氏が利用したヨットになります。その航路はアメリカからイギリスまで自らの腕で航行するという物でした。出航には、学生たちに見送られアデルは出発していったといわれています。

10か月後見つかったヨットには誰もいなかった

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アデルと共に出発したこのヨットは、本来であればイギリスにアデル氏と共にとうたくするはずでした。しかし、出発から10か月後見つかったのはからのボートのみで、アデル氏の姿はなく、とうとうイギリスに到着することはありませんでした。

ヨットの中にはおらず、事故の可能性も考えられ創作されたそうですが、彼の発見には至らなかったそうです。事故や犯罪、あるいは自殺を隠蔽するため航行すらもパフォーマンスだったのではないかと、現在では噂されています。

現実の幽霊船⑰ハイ・エイム6号

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中国船籍であるこの漁船は、2002年に台湾を出航後2003年に発見されました。この船も、これまで紹介してきた同様に、発見当時船内に人はおらず漂流しているところを発見されたといわれます。

無人で漂流していた中国船籍の漁船

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漂流している船を発見したのち、当然ながら船の中を調べていると、中国船籍であることや船内の状態を知ることができました。船内は食料が残り、争った跡もなく乗組員がいないこと以外は何も不審な点はなかったそうです。

生き残りとされる人物から語られたのは…

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不審な点が見つからない中国船でしたが、とある人物からの証言で事情が変わってきます。その人物が、かつてこの船の乗組員で生き残りと名乗る人物です。この人物からの証言曰く、船長とエンジニアが乗組員全員を殺し、二人は中国に戻ったというのです。

もちろん、それについても調査が行われましたが、今日に至るまでその真相は明らかになっていません。船長やエンジニア、残りの乗組員なども見つかっておらず、殺人の動機なども一切不明のままです。

現実の幽霊船⑱テインマス・エレクトロン

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この船は1968年、ドナルド・クロウハースト氏によって作られ、ヨットレースに参加。その後、乗船していたクロウハースト氏の姿はなく発見された漂流船になります。

賞金目当てに参加したヨットレース

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そもそも、開発されたのは賞金を目的にヨットレスに参加するためでした。クロウハースト氏は多額の借金があり、この懸賞金で返済しようと考えていたのです。参加したレースでは、無線により各選手の位置がわかるシステムでした。

そんな中でクロウハースト氏は、一見すると順調にレースで良い成績を出していましたが、いつまでたってもゴールすることなく、1969年大西洋航行中の船舶によって、漂流中のヨットだけが発見されました。

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