奥が深い滝行
植物や自然など身近に触れることは別世界への入り口のようです。山伏修行での山を駆け抜け、足場と石の形を体で覚え、滝に打たれて宇宙を感じるだなんてよく発見されました。また、滝行でお経を唱えるのは、あまりの苦しさに呼吸をやめてしまうのを防ぐ為なのです。必ず声は出しましょう。
滝行は厳しい修行?一般人でも出来るの?
最近では修行者ではなくても滝行体験できる場所が増え、テレビやインターネットでの滝行情報が増えています。軽い気持ちで体験した女性がリピーターになることも少なくありません。何度か行ううちに修行の成果が上がり礼儀作法も覚えて、神仏への関心も高まります。現在修行者の多い霊山で女性が増えています。
滝行の基本的なやり方
- 行衣に着替えます(裸足)男子はふんどし 女子はさらしと滝着、空手着
- 宗派により・お経・宗教的儀礼を経て塩や酒で清め、準備運動をする。
- 滝に向かい礼を行う。
- 滝の前に立ち身を水につける。
- 滝壺に入り気合をいれる。冷たく叩きつけられ苦しいがこらえる。
- 徐々に苦しさが消え、水に打たれる感覚だけが残る。
- 滝から出て体を拭き暖める。
数ある修行の中でもトップクラスの厳しさ
滝の勢いは強くて叩かれているようで、体温をどんどん奪う冷水が全身を流れて、立って声を出すのも一苦労です。熟練者はそれを真冬に行うだなんて想像もできません。滝行初心者であれば、春や夏の暖かい日に体験しましょう。見た目より大変なので、せめて温度くらい緩やかな時がおすすめです。
場所によっては手軽に体験できるものもある
霊山の修行場では礼儀を守り、神様と他の修行者に失礼のないようにしたいですね。それには寺院や修行団体で指導する滝行体験をぜひ利用してください。修行にもTPOがあり、ふさわしい服装と振る舞いがあります。また、ター滝や月待の滝のように気楽にできる滝行から始めるのも良いと思います。
滝行体験でも真剣に
滝行とは整地されていない岩だらけの場所で、勢いの良い水の流れを割って入る、危険が伴う修行です。修行体験では安全指導・礼儀作法・神仏や修行の心得を指導して滝行の効果を感じられるように配慮しています。滝行で悪いものが落ちる反面、悪いものが落ちていてついてくることもあるそうです。気を抜いて行うのは危険です。
滝行の人気上昇中!女性の参加者も
近年滝行がブームに
ブログやインスタグラムなどで修行体験記が沢山あり滝行の効果を広めています。撮影が許される修行場もあるので、禊祓後の水を滴らせながらもスッキリした表情で映る体験者を見ると滝行へのハードルは下がりますね。「滝行?行ってみよう」と言う軽い気持ちで参加する人が増えているようです。
レジャー感覚で楽しめる
体験という言葉がつくと気楽感が出て誰でも参加できるという雰囲気に感じます。お寺修行にも色々あり、薬膳や断食や座禅を友人との旅行で選択する人もいます。そんな軽い気持ちで滝行を体験してからリピーターになり修行者にまでなる人も多く、1人で滝行に訪れる人は珍しくありません。
女性で参加できるところも多い
女性が入れない修行場もありますが、男女問わず滝行を行える修行場も沢山あり、女性一人での参加も珍しくないので遠慮せずに申し込みましょう。修業先では参加人数を調整しているので事前に予約をしましょう。
滝行コミュニティ
滝行にはまって一人で滝行に参加しているけど、同年代の仲間と修行情報を交換したり、修行場で美味しいお店に行ける人がいたら、仲間ができたらもっと楽しいと思う人には滝行コミュニティがおすすめです。
ジモティーのメンバー募集
物々交換を地元で行うというコンセプトから始めたジモティーは地元のメンバー募集などもできます。修行場の利用をメンバー限定にしている団体も検索で出てくるので、通常のサイト検索では出ない情報があるかもしれません。修行団体に登録すると、修行場の管理、清掃、地域整備なども行い、いつかは指導する立場にも近づけるかもしれません。
「滝行合コン」で婚活
「滝行合コン」で検索するとお寺や修行団体がコミュニティの場として提供しています。気になる方は「滝行合コン」で検索してみてください。内容はお寺での座談会や修行場所に集まり滝行後に参加者で食事に行くなどです。真面目な婚活ですので冷やかしでの参加はおやめください。趣味の合う人と出会えますように。
滝行を科学的に分析
滝行はなぜ様々な効果があり、昔から修行者が後を絶たないのでしょうか。霊やスピリチュアルに興味がない人も納得する科学的な分析を紹介します。ここまですごい効果の滝行を定期的に行うのは健康管理といえます。サプリメント以上の効果です。
寒い痛いうるさい呼吸できない=苦しい
滝行の初めに思うことが・寒い・痛い・うるさい・呼吸できない、これはほとんどの人に共通してた感想です。滝の中が見た目よりも厳しい環境なのがわかります。日常では起こり得ない刺激でほとんどの人が後悔している段階です。