ランドステーションは有能すぎるタープだった!その魅力を徹底解説!

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続いて軽く打っておいたメインのポールのペグを今度はしっかりと打ち込んでおき、動かないように固定します。更に本体の裾にもペグを打っていき、正面と背部のパネルへウイングポールの短いほうを立てておいてから最後にロープをペグ固定してあげれば設置は完成となります。

ランドステーションの設営動画紹介

テントやタープといったアイテムの設置の仕方というのは口や文章で説明するよりも動画で見た方が分かりやすいでしょうから、設置の手順を紹介している動画を参考にすることををおすすめします。動画内でも口頭で細かい部分を説明していますので、より分かりやすいかと思われます。

ランドステーションにインナーテントはある?

実際に利用する時の設置の手順を文章と動画で合わせてご紹介しました。さて、こういったタープやシェルターのモデルにはオプションとして内部に張ったり引っ掛けて使うことができるインナーテントがあることが多いですが、こちらのモデルにはあるのでしょうか。

インナールームL

一応は「インナールームL」ということでオプションとして使うこと自体はできます。ですが2019年4月現在は既にオプションとしての発売が終了、廃盤となっているために、新規での入手はできません。しかし中古での取り扱いがあったりしますし、人気の商品であるため入手は可能です。

アレンジ次第でインナーテントも自由に

もう何度もご紹介していますが、様々なアレンジをすることができるのがランドステーションの強みになります。そのアレンジ次第でインナーテントの方も活用の幅を増やすことができ、設置の仕方次第で自由にインナーテントも張ることができるようになっています。

ランドステーションは冬キャンプできる?

いろんな張り方で楽しむことができるのが魅力の1つなのですが、いろんなシチュエーションに対応しているとなればその中には当然寒い冬場の利用も含まれています。寒さへの対策が必ず必要になる冬のキャンプですが、そんな状況でもこのモデルは利用することができるのでしょうか。

隙間を埋めれば寒さ軽減

実は現在は廃盤になっていますが、過去にラインナップしていたランドステーションシリーズには裾部分にスカートが付いていたのだそうです。現在こそスタンダードモデルにはスカートがありませんが、そこに工夫を加えれば寒さを軽減することは十分可能となっています。

またおすすめのモデルでもご紹介しました通り、60周年記念モデルである「pro」シリーズには標準でスカートが付いています。もし最初から冬場の使用を想定しているのであれば、スカートが付いている「pro」シリーズを選択するのが賢明といえるでしょう。

巨大シェルターとして風を防ぐ

タープだからと言って、一般的に使用されているタープの使用法通りに使わなければいけないというわけではありません。寒さを軽減させるために、大型のシェルターとして利用するという活用法も、ランドステーションであれば可能となります。

オープンであれば通常のタープとしての活用に留まり寒い時期に防寒対策としての活用は難しくなるかと思われますが、クローズの状態にしてしまえば外気の影響を受けにくくすることができ、結果的にシェルターとしての役割を果たしてくれるというわけなのです。

スカートを自作する

前述の防寒対策でも十分に寒さの軽減の効果は期待できるかと思われますが、もしそれでも足りないというのであれば自分でスカートを自作してしまい、タープに取り付けるという方法も考えられます。外の影響を軽減するだけの機能を果たすのであれば、それほど難しくはないでしょう。

みんなのランドステーション設営バリエーションを見てみよう!

ということで、利用できるインナーテントの有無や換気の活用方法などについてもご紹介しました。それでは、実際にこのシリーズを利用しているユーザーはどんな風にこのタープを活用しているのでしょうか。実際の張り方のバリエーションを見ていきましょう。

クローズ状態からファスナーをオープンに

まずは一番簡単にできるバリエーションからご紹介していきましょう。完全にクローズをした状態からすべてのファスナーをオープンにし、かつパネルをアップにした状態です。ファスナーを開けてパネルをロールアップするだけなので、アレンジ的には初歩的な方です。

前後と左右を部分的にオープンの状態にすることで、当然ながらフルクローズの状態よりも通気性を向上させることができます。生地に遮光のコーティングが施されていますので。内部はしっかりした日陰の状態になります。

半分オープンにして日中の日差し除けに

続いては、フロントを半分だけオープンの状態にするアレンジ方法になります。140センチのポールを裾の部分に掛けておき、サイドを一部分だけアップするか、もしくは後ろのパネルも一緒にオープンにします。

こうすることで、日中の日差しを防ぎつつオープンの状態になることで出入りもしやすくなります。ただしこの張り方をする時にはどちらから風が吹いているかをしっかりと確認し、風下の方を開けるようにしましょう。

雨を防ぎつつ出入りをしやすいアレンジ

3つ目は、フロントのパネルを半分だけ開けた状態にして、サイドとフロントの格納されている分のパネルをファスナーで閉じた状態にして雨が内部に入らないようにしながら出入りをしやすくできます。

雨が降っている時は内部をぬらさないように極力占めた状態にしたくなりがちですが、そうすると湿気が中でどんどん強くなって結局は結露が発生し濡れてしまいます。なのでこのようにある程度は換気ができるような張り方をおすすめします。

オプションポールを使って出入りを重視

4つ目のアレンジ例は、付属しているポール以外にも別のオプションのポールを追加して使用し、更に出入りのしやすさを重視したスタイルです。出入りのしやすさに加えて通気性も向上しますし、ポールは伸縮タイプだと高さを調節することができるのでお勧めです。

出入り口を2か所開けて開放的に

最後の5つ目のアレンジ例は、フロントとリアの両方のパネルをオープンの状態にすることで開放的な使い方にするスタイルになります。通気性は非常に良くなりますが、オープンにする際210センチのポールだと水平になってしまうので、少し短めのものか伸縮タイプのものをおすすめします。

ランドステーションのお手入れ方法

ということで、ランドステーションのユーザーが実際に実践しているアレンジ方法をご紹介しました。居住区系のアイテムに限らず、何度も使用するアイテムは手入れが重要となってきます。ということで、最後はこのアイテムのお手入れの仕方についてご紹介しましょう。

お手入れ①しっかり乾かして汚れを落とす

まずは本体をしっかりと乾かして表面の汚れを落としていくところから入っていきます。もしここで雨や地面の水分などで濡れたままではカビの原因となってしまったり、劣化しやすくなってしまいますので乾かすというのは思っている以上に重要な工程なのです。

ちなみに、もしテントやタープにカビが発生してしまった場合、それを専門の業者に持っていったとしても取り除くというのは難しく、再発の防止のための加工をするのが精いっぱいとなります。これを頭に入れておき、より念入りに乾燥作業を行いましょう。

お手入れ②ファスナー部分の汚れを落とす

生地の汚れを落とすことができたら、次はファスナーの部分の汚れも落としておきましょう。水分はカビなどの原因となりますが、汚れたまま放置しておくとどんどんその部分が摩耗していき破損しやすくなってしまいます。細かい部分までしっかり汚れを落とすよう確認しながら行いましょう。

お手入れ③風通しの良い場所に保管

汚れと水分を十分に落とすことができたと確認ができたら、最後は風通しが良い所に保管しておきましょう。閉め切ることが無い室内で保管することが望ましいですが、もし良い条件の保管場所が見当たらない場合には布団用の圧縮袋を使用するとコンパクトにでき外気の影響設けませんのでおすすめです。

工夫も楽しい!ランドステーションで素敵なキャンプサイトを!

ということで、今回はスノーピークの人気モデル、ランドステーションについて特徴やラインナップ、人気を集めている理由である様々な魅力などについてご紹介しました。一年を通して活用することができるというのは非常に頼もしく、便利なアイテムだと感じさせてくれるでしょう。

また、実際に使用する時のアレンジ例や手入れ方法などについてもご紹介しました。気候や天候に合わせて様々なスタイルで臨機応変に利用できますし、手入れも使用後しっかり行えば長く付き合うことができます。興味のある方は是非利用してみてください。

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