チヌ(石鯛)釣り徹底攻略!コツをおさえてチヌをゲットしよう!

今回はチヌ(石鯛)を徹底攻略すべく、生態や特徴、タックルなどについてご紹介します。また、その生態を知れば知るほどより釣果をあげられるチヌ。釣果UPに必要な考え方という観点からもご説明させていただきます!

チヌ(石鯛)を釣るためには「敬意」を持ち、チヌになりきること

もちろん道具もポイントではありますが、チヌを釣るために重要なポイントとして、チヌに対して人と同じような「敬意」を持つ事、そしてチヌになりきって、好み、住んでいる場所、性格を踏まえて想像してみることです。この2つのポイントを意識するかしないかでは、特徴を深く理解し、釣り方、調理法などいろいろな事を覚える上で大きな違いが現れます。おかしなことかと思うかもしれませんが、チヌに、敬意を持つ理由は、その魚を釣る確率を上げる重要なポイントです。そのような意識を持たなければチヌを釣り上げるための良好な関係も気づけず、チヌにも振り向いてもらえないからです。

チヌ(石鯛)に敬意を払うことが上達につながる

敬意を持つという意識は、魚釣りの技術ともつながっています。ましてやチヌを釣る場合は人と人とのコミュニケーションでなく、魚の命を頂く行為だからです。チヌからしてみたら、生きるか死ぬかの一大事です。そのような意識をもってチヌを学び、理解することで親近感がわきチヌに興味を持つことができるだけでなく、特徴、タックルなども覚えやすくなり釣る確率が大幅に高まるでしょう。このような考え方は、他の魚を釣るときにも有効な考え方なので、意識してみましょう!敬意を持ち、その魚になりきってみることは、釣りの奥深さを理解でき、上達するための一つの方法です。

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チヌ(石鯛)の生態

まず雑食性が高くいろいろなものを食べます。どんなものでも食べるという特徴は、性格にも表れるので大胆な性格だといえますね。そして、なんでも食べる大胆さが高い環境適応力に影響しており、海水だけでなく真水にも耐えられる性質を持っています。この特徴を見てみると大胆で、強い魚だということ分かりますね。

チヌ(石鯛)の生息域

日本の最北端に位置する北海道から、日本の本州、最南端の九州まで広い生息域で暮らしています。そして、日本海・東シナ海沿岸から太平洋沿岸、瀬戸内海まで日本をぐるっと一周囲むように生活しています。地域によって、チヌの餌の好みが分かれるようです。それは、住んでいる地域で特産品、好みの違う私たちと同じですね。

チヌ(石鯛)の餌

チヌのエサは、特徴からわかるようにどんなものでも食べます。甲殻類、海藻、小魚、カイコの蛹、トウモロコシの粒、スイカの破片、ミカンなどすごいバリエーションです。私たち人間も、好き嫌いをしないで野菜、肉、炭水化物、魚をバランスよく食べることで健康的な体を作り、精神的にもたくましくなります。そんな、視点で考えるととチヌに親近感がわいてきませんか?

チヌ(石鯛)は年と共に性別が変わる

チヌは生まれてから、小さい時期はすべてがオスです。そして、15cm~25cmくらいの時期になると雌雄同体になります。最終的にもっと大きくなる頃にはオスとメスに分かれます。チヌはすべての個体がそのような特徴をもって成長していきます。このような不思議な特徴はチヌを理解するための分かりやすいポイントです。

チヌ釣りのタックル(仕掛け)

チヌの釣り方は釣り場所によって異なりますが、先ほどまでのチヌの性格、特徴を踏まえて考えるといろいろな釣り方で対応できることが理解できると思います。いろいろな釣り方を一つずつ解説していきます。どのような釣り方も考え方は同じなので、チヌが住んでいる自然環境、エサなどを考えたうえで釣りをすると想像力が高まり楽しみも増えますよ。

防波堤、海(筏釣り)からウキフカセ釣りでチヌ釣りをする

ロッドの選び方

ロッドの選び方についてはチヌの場合、先程紹介した性格にある通り、大胆な性格なのでヒットした場合に逃げ方が単純です。そのためうまく対応できれば0号のロッドでも釣りあげられる方はいます。しかし、少し余裕をみて1号くらいのロッドを視野に入れるといいでしょう。

リールの選び方

リールは小さめのものがいいです。2500番前後のスピニングリールをお勧めします。レバーの有無はあってもなくてもどちらでもいいので、好みで選ばれてもいいです。しかし、レバーがあると一味違ったチヌ釣りを楽しむことができるので、それを踏まえたうえで選んでみてください。

ハリスの選び方

ハリスを選ぶ上で気を付けることは「初心者」「上級者」で選び方が異なることです。上級者の場合、釣り糸をなるべく細く設定します。糸は細いほど、魚にばれにくくなるので当然のことです。しかし、経験がないとつれにくいデメリットが多く現れます。そのため、初心者は3号の糸を使いましょう。経験が付いてチヌの理解が深まったら、どんどん細くしていくと釣る確率が上がります。

ウキの選び方

ウキには様々な種類がありますが、いつも使っている使い慣れたものを使う方法で構いません。しかし、釣りの初心者の場合は中通しの円錐ウキだと問題が解消されるのでお勧めです。

マキエやサシエの選び方

チヌは何でも食べる雑食性の魚なので、マキエやサシエにおいて様々な餌の種類が販売されていて、エサの選択に迷うと思います。そんな時は、基本に忠実なもの「オキアミ」を選ぶことをおすすめします。サシエについては、マキエのオキアミの中から身がしっかりしたものを選んだり、加工されたオキアミを選ぶ方法もあります。プラスで練りエサを用意すると、エサ取りに強くなり、オキアミに食いつかないチヌが、練り餌に食らいつく可能性もあります。また、チヌをピンポイントで釣るためには、雑食性のチヌしか食べないようなものを使う方法も一つです。

 

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