DYIで1から作る完全自作
DIYが好きな方は、設計から全て自分で行えば一番コストを抑えることが出来ます。しかし、耐久性や安全性まで考えるとなると、かなり熟練の技が必要です。コスト面を優先すればDIYが良いですが、安全面もしっかりするように考えないと思わぬ事故に繋がりかねません。
またDIYをする際は、車検に引っかかったり規定違反になってしまわないように、予めきちんと情報を把握しなければなりません。長さや幅・重量などがオーバーになってしまわないようにしっかりとした設計が必要です。
Contents
自作や改造で車検を通すための必須条件
軽トラキャンピングカーを自作したりDIYをする場合には、車検に通ることを念頭に置いて規定内に定まるようにしておかなければなりません。それでは、車検に通る必須条件とは一体何なのかを記述していきます。
車体のサイズ【全長・高さ・横幅】
まず車体のサイズに関してですが、軽トラキャンピングカーの前後の全長は車体の10%までと定まっています。横幅は軽トラ本体の幅を超えてはいけません。高さに関してはMaxで2500mmです。
車体の重量
車体の重量は、もともとの軽トラの掲載重量に合わせて350㎏未満と定まっています。居住スペースのカスタマイズによって重量オーバーとなってしまわないように、素材の軽量化を図る必要があります。
それに加えてキャンプに出掛ける際には様々なキャンプ用品など必要なものをさらに積むと思いますので、そこも考えて余裕のあるカスタマイズをしないと、いざ出かける時に重量オーバーになってしまい、車検はクリアできても規定違反にもなってしまう可能性があります。
軽トラキャンピングカーを快適化させる工夫
軽トラキャンピングカーは価格的にも手が届きやすく、小回りが利いて日本の細い道でも走りやすいなどといったメリットがありますが、より快適に過ごすためには、色々な工夫が必要です。用途によっても工夫すべきポイントは変わってきますが、ここでは基本的なポイント3つをみていきます。
足回りの工夫
軽トラキャンピングカーで長時間運転をしたり高速道路を走ったりしている時に揺れを感じることもありますし、居住スペース載せて走っているのでバランスを崩して転倒してしまうリスクもあります。舗それを緩和するためには足回りのオプションを購入して装着する工夫が必要です。
サブバッテリーの設置
長旅に加えてキャンプをするとなると、電力を使うシーンが色々とあります。ついつい電力を沢山使用してしまい、気が付けばバッテリー切れが起こってしまうということも考えられます。バッテリー切れを防ぐためにはサブバッテリーを搭載しておく必要があります。
FFヒーターもおすすめ
冬場の軽トラキャンプは、エンジンを切ると車内が一気に冷え込むことが懸念ポイントです。寒い時期や朝晩の冷え対策として、オプションでFFヒーターを導入するという手があります。
エアコンのように温度設定が出来ないのでスイッチのオン・オフの切り替えはする必要がありますが、締め切った車内で使用しても換気不要ですのでとても安心ですし、快適に過ごすには便利なアイテムです。
サービスエリアや道の駅での宿泊はOKなの?
軽トラキャンピングカーを含め、キャンピングカーで車中泊をする場所と言えば、キャンプ場以外にもSAやPA、道の駅などで車中泊をしている方は沢山いらっしゃいます。そもそもこのような場所での車中泊はOKなのでしょうか。ルールをしっかりと把握しておく必要があります。
あくまでも休憩の延長上と考える
原則としてSAやPA、道の駅は「休憩・休息」をする場所ということになっています。ですので車の中で眠るという行為は「休憩・休息の延長上」として見られていますので、基本的に休憩・休息として車中泊をしているということを忘れてはいけません。
トイレや食事をする場所、中には温泉施設もある場所など、休憩をするうえでは非常にべんりな休憩所ですが、中には車中泊NGな場所もあります。事前の下調べは必ず行う必要があります。
車外にテーブルなどを出して過ごすことは絶対にしてはいけない
SAやPA、道の駅などで過ごす際に、車が通らない場所があるからといって車外にテーブルや椅子を出してくつろぐことは禁止行為とされています。このような休憩所を利用する際は、ルールやマナーをしっかりと守るようにして、他の利用者の迷惑にならないようにする必要があります。
軽トラキャンピングカーで料理を楽しもう
キャンプの醍醐味といえば、外で料理を楽しむことと食べることも挙げられます。軽トラキャンピングカーでの限られた空間でも、ちゃんとした料理を楽しむことが出来ます。ここでは狭い空間でも作ることが出来るおすすめ料理をご紹介します。
電気でもガスでも作れるたこ焼き
少ない材料で、油もそこまで使わずに作れるたこ焼きは、みんなで楽しむことの出来る料理です。オプションでコンロを設置しなくても、カセットコンロや電気があれば使えるたこ焼き器を持ち込めば、みんなでわいわい楽しんで作れます。
また、たこ焼きは冷めても美味しく食べれますので、いちいち温めなくてもいいのも魅力的です。一気に沢山作っておけば、小腹がすいた時などのおやつ代わりとしても食べれますし粉物はお腹も膨れやすいので、節約キャンパーさんにもおすすめです。
暖かいパイだって作れる
車内での料理といえば単純に煮るか焼くかという方法が主流ですが、トースターを持ち込めばアツアツのパイだって作ることが出来ます。トースターを利用する際はバッテリー切れにならないように、準備の際に予備のバッテリーはちゃんと確認しておくことが大切です。
冷蔵や冷凍の食材を上手く利用する
移動の途中でスーパーなどによって食材を調達する際に、焼くだけ、揚げるだけなどの商品を買うのも一つの選択肢です。ただしすぐに調理しない場合は車内に冷蔵庫や冷凍庫が必要です。それらがなくても、クーラーボックスは積んでおいた方が食材購入の選択肢は広がります。
軽トラキャンピングカーをもっと知ろう!
軽トラキャンピングカーは価格も従来のキャンピングカーよりも手が届きやすく、小回りもききますので、週末のアウトドアから本格的なキャンプまで広い用途で使いやすいアイテムです。軽トラキャンピングカーを生活に取り入れれば、楽しみも行動の幅もぐっと広がります。
とにもかくにも、まずはインターネットなどで軽トラキャンピングカー専門店からカタログを請求してみたり、店舗や展示会に行ってみるなどして、軽トラキャンピングカーの魅力に触れてみましょう。
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