ホワイトガソリンランタンを使いこなそう!使い方からメンテナンス方法まとめ

「カラヤキ」というマントルを燃やす作業です。マントル全体が灰状になるまでカラヤキします。カラヤキ後のマントルはとても脆く破損しやすいですが、一度できたら破れるまで何度も使えます。最後に、ナットで締めると点火用意が整います。

手順⑤最後は点火

いよいよ点火です。ガスライターなどの火種を下から差し込んで、燃料バルブを左側に回します。最初に少し開けると、ガソリンが出る微かな音がします。それを合図にしてバルブを一気に開けます。この時、種火を作ってから開けるのがポイントです。マントルに火が移ったらポンピングで火を安定させます。

継ぎ足しと消火の方法

継ぎ足しする時には再度ポンピングから

燃料をつぎ足したいという時には、火を消して再びポンピングをするところから始まります。そのため、最初からしっかり8割の燃料を入れておくことで、およそ8時間燃焼(スタンダードなタイプの場合)します。ガソリンの継ぎ足し作業を何度もやらなくていいように、使う前には燃料が適切な量入っているか確認してください。

消化する時はやけどに注意

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消火の際にはバルブを点火時とは反対方向に回します。火が完全に消えるまで時間がかかるので、やけどを防ぐためにも触らないようにしてください。

ガソリンランタンを長持ちさせるメンテナンス方法

きちんとメンテナンスをすれば親子代々使用可能なガソリンランタン。とはいってもそれほど長持ちさせるためにはしっかりと使用後にメンテナンスを行うことが必須です。詳しくメンテナンス方法をみてみましょう。

空気圧を抜く

使用後は、空気圧を抜くために燃料キャップを緩めましょう。ランタンの長持ちの為に不可欠な手順です。必ず行ってください。

燃料を完全に抜く

シーズンオフになったら、入れた燃料は全て抜いて下さい。中にガソリンが残ったままだと、結露によって部品が錆びたり、腐食してしまう恐れがあります。

残ガソリン抜き取りポンプを使用することで、簡単に残ったガソリンを抜くことも出来ますし、ランタンから直接ガソリン缶へ戻すこともできます。

ポンプカップのメンテナンス

レンチでノブを外します。次に、チェックバルブを取り外します。ポンピングした空気の逆流を防いで、空気圧を保つ役割をする部分です。そして、ゴムの部分に、専用潤滑剤を2~3滴さします。これによりスムーズにポンピングを行えるようになります。この手入れを忘れて故障させてしまうトラブルが最も多いそうです。

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