単眼症の原因や寿命は?日本では2歳までの生存例も!動物の事例も紹介

単眼症という重い奇形症例をご存知ですか?2つあるはずの目が1つで生を受けてしまうという人にも動物にも起こりうる極めてまれ、かつ凄まじい先天性の奇形です。この記事では単眼症の謎の発生原因や、単眼症で生を受けた胎児のその後や寿命など戦慄の実態について解説します。

この記事をかいた人

読みやすい記事を心がけています。2人の男子を育てるシングルマザーです。

「単眼症」とは?「一つ目」で生を受ける衝撃の症例

SarahRichterArt / Pixabay

本来私たちがこの世に生を受けたとき、目が二つ存在しその下に鼻があり呼吸もしっかりできる姿が当然のように浸透しています。ですが大変少ない例ではありますが当たり前の姿として生誕できず、当然のように生きられなかった命も存在するのです。

その名も単眼症。英名でサクロピアと呼ばれます。一つ目で生を受けた姿とは?知られざる衝撃の姿について考察していきます。

単眼症は極めてまれな「先天性奇形」

1041483 / Pixabay

生を受けたとき、当たり前のようにある2つの目が何らかのトラブルで正しくつくられず、姿をあらわしてしまうのです。一つ目と聞いて怖い・不気味と思いますか?妖怪みたいだと感じますか?

言葉だけでは片づけられない複雑な実情や生を受ける神秘さがありました。珍しい姿についてご紹介していきたいと思います。

脳の発生異常が引き起こす単眼症

Free-Photos / Pixabay

妊娠4カ月前後で重要な臓器ができ脳もつくられていきます。さまざまな臓器が2分割されていきますがトラブルが発生し、右脳左脳と分かれず、目も2か所に分かれず成長をしていき単眼症が起こるとされます。

本当なら分かれて生育されるはずの脳が、分かれずに成長してしまい、一つのボールのような塊になるため細胞へ指示を送る機能が発達しないことから重い不調を引き起こすのです。

細胞分裂

体の基礎をつくるための時期ですので、大事といわれています。一つの大きな粘土を使って何かを作ろうとしたとき、細かく千切って形を整えます。これと同じでヒトも一つのものが順番に細かく分かれてつくられていきます。

エコーでの早期発見の難しさ

検診ではエコーを流してお腹の中を映し出して赤子の状態を調べます。初期の段階では発見しにくく成長の差も多少あるので、様子をみながら過ごしていくしかないのが早くに見つけにくい難しさなのです。

顔面のパーツの配置や機能も崩壊

sbtlneet / Pixabay

みんな鼻が目の上に初めは位置しており成長と共に目の間を通り下に形が整えられます。ですがこの場合は、鼻が正常に動くことができずに、固定されて額部分にできることが特徴になります。

大人の親指程度の筒状の鼻になり鼻孔も一つしかできません。目も正常な機能をしないため残念ながら長くは命を保つことが難しいでしょう。

特徴的な目

目がとても大きく白目はほぼない状態です。生まれたばかりは目をつぶっていることが多いのですが、バッチリと開けていて、瞬きもしないです。そしてごみが入るのを防ぐ役目のあるまつ毛もないことが特徴になっています。

ヒトでの発生確率は数万人に1人

qimono / Pixabay

難病の子供に関する研究を行っている「小児慢性特定疾病情報センター」の統計では、生まれる赤子1万人に対し1人の割合で発生する可能性があるとされます。

発生する数字は、低いとたくさんの熱心な研究の結果明らかとなっています。

単眼症のヒトの寿命は?大人まで生きられない残酷な運命

blueberrykings111 / Pixabay

非常に珍しい染色体トラブルから起こる症例ですが、患ったヒトの一生についてご説明します。自分の意思ではどうすることもできない残酷な定め事とは?辛い出来事ではありますが宿命を受け止めるしかない現実がありました。

流産や出生前診断で中絶される単眼症胎児

NEXT 流産や出生前診断で中絶される単眼症胎児