これによりリール内部への浸水をほぼ完全にシャットアウト。塩水の経路を遮断することで、過酷を極めるソルトゲームでの「劣化」を極限まで抑えます。
摩擦抵抗を抑制「Xプロテクト」
ストッパーベアリング部分に接触型のトリプルリップ構造を適用しています。さらにそこに特殊なグリスを充填することで、摩擦による抵抗を減らすと共に、回転性を保ちながらの高い防水性が発揮されます。
先程のXシールドとXプロテクトとの「合わせ技」による高い防水性は、防水規格の指標単位である「IPX」の「8」と同等の防水性を保持しています。これらシマノの独自技術に関してはこちらの記事でも詳しく解説しています。
Contents
ステラSWをメンテ!│シマノのソルト専用グリス
高い防水性で海水をシャットアウトし「初期性能の長期維持」を達成するステラSW。シマノ最高級クラスのリールだけのことはあり、リール寿命は他のモデルと比較をしても群を抜く仕上がりとなっています。
そんなステラSWでも、さらなる長期維持を考えれば、やはりギア部分やその他駆動部のグリスアップは定期的に行いたいところ。そこで必要になってくるアイテムが「グリス」です。
ソルトスピニング専用│シマノ純正ギアグリス
そこでご紹介するのが、こちらの「シマノ純正ソルト専用ギアグリス」です。ステラSWと同じシマノから発売されているアイテムで、なんと「ソルト専用」の純正グリスです。
通常より硬めの性質を持ち、しかも「スピニング対応」となっていますので、その特徴や性質は、もはや「ステラSW専用」のグリスと言っても決して言い過ぎではないでしょう。
内容
- 型番:SRーG DG13
- 容量:30g入り
- 性質:硬め
- 対応:ソルト
- 適応:スピニングリール
リールのお手入れについては、こちらの記事でも詳しく紹介されています。
19ステラSWおすすめのモデルをご紹介!
ここまで19ステラSWのインプレや特徴、性能について詳しく説明をしてきました。13モデルの良いところはそのままに踏襲し、さらに新たな機能を身にまとう19ステラSW。
さてここでは、すでに発売済みの「おすすめの3モデル」をピックアップ。特徴や使用シーン、スペックなどを詳しく紹介します。
19ステラSWおすすめのモデル①8000HG
19ステラSW 8000HGの特徴や適するシーンは?
オフショア(沖合い)からもショア(岸)からも狙え、ジキングとキャスティングに対応したオールマイティな性能を持つ、19ステラの基本モデルです。
新たなステージに立つ19ステラSWの象徴的機種であり「どこからでも、何にでも」使えるオールマイティなスタンダードモデルです。
19ステラSW 8000HGのスペックは?
- ギア比5.6
- 最大ドラグ力25kg
- 重さ625g
- 最大巻き上げ量107cm/ハンドル1回転
- ハンドル長さ75mm
19ステラSWおすすめのモデル②8000PG
19ステラSW 8000PGの特徴や適したシーンは?
8000番手のローギアタイプで、オールマイティを売りにする8000HGよりもパワーに重点を置いたモデルです。PGならではの細やかなジグアクションを演出。
インフィニティドライブによる力強い巻き上げも魅力的であり、警戒心が高くなってしまったポイントで「もう一手」を引き出すにはぴったりなモデルです。
19ステラSW 8000PGのスペックは?
- ギア比4.9
- 最大ドラグ力25kg
- 重さ625g
- 最大巻き上げ量94cm/ハンドル1回転
- ハンドル長さ75mm