14歳で父を亡くした私は母の実家へ引っ越し転校することに、新しい学校ですぐにS子が親切にしてくれて仲良くなりました。もう1人F美という可愛らしい女の子がいて、同性の私から見ても可愛いなと思うような子でした。
洒落怖度
初めてF美の家に遊びに行くとそこには男性のマネキンがありました。私たちと同じようにマネキンにもお茶とケーキが用意され、私は異様な雰囲気に怯えます。一緒に行ったS子がトイレに行くと廊下でお母さんの部屋の襖が少し空いていました。そこではマネキンの手足が散らばっていたのでした。
洒落怖度:★★
Contents
洒落怖名作25選⑮
家庭生活に必要な味方と知識と技能を習得することを目標にした家庭科は、公立では小学5年生から授業に加わります。好きな科目、嫌いな科目のどちらにも選ばれます。「初めての家庭科」は初めて覚えた料理をお母さんに食べさせたかったのです。
はじめての家庭科
クラスのケンちゃんは「家庭科は女の科目」と言って先生に怒られます。ぼくは今日はじめて家庭科を習いカレーを班に分かれて作ります。妹を産んで入院しているママに電話で作ってあげると話します。
洒落怖度
妹が家に来てからお母さんとお父さんは僕と遊んでくれません。その次の日曜日、親戚の人たちがきて遊ぼうとすると僕は部屋で遊ぶように言われました。次の日曜日、またみんなが遊びにくるから早起きしてカレーを作ります。お父さんとお母さんが妹を探しているけど。
洒落怖度:★★★
子供にもおすすめの怖い話はこちら
洒落怖名作25選⑯
夢を毎晩見る人と見ない人がいます。夢についての理解は様々で、古代には魂が体を抜け出し実際に体験してくることを夢として見ていると考えました。心理学では潜在意識願望と現実の加工されたものと考える学者もいます。実際に体験したことのミックスが睡眠中にの腕整理されたものとの見解もあり未だに議論はつきません。
猿夢
私は夢の中にいることを自覚し、嫌になると抜け出すことができます。この日は薄暗い無人駅に一人でいると、やる気のないアナウンスで「間も無く電車がまいります。その電車に乗ると怖いことがおこりますよ~」「猿夢」は変な夢だと思いながら電車に乗ってしまう恐怖の夢です。
洒落怖度
次の駅に着くと、一番後ろの人が活け造りにされて悲鳴をあげています。その次の駅では私の後ろの人が目をえぐり出され血を流しました。次は私の番です。目をさまさなければひき肉にされてしまいます。
洒落怖度:★
洒落怖名作25選⑰
結合双生児とは一卵性双生児が母体内で結合し生まれることです。常に二人で生活することになるのでお互いの全てを把握する兄弟です。この現象は同性のみで、異性間や2人以上の結合児は報告されていません。
リョウメンスクナ
岩手県のある古いお寺を解体する仕事中に黒ずんだ木箱が見つかりました。本堂の奥の部屋にあり、管理業者に問い合わせると絶対に開けるなと元住職が話しているとのことで開けずに置いておきました。
洒落怖度
それは生前とても残忍な思いをさせられた後にミイラにされ呪いがかけられていたのです。それを取りに来た住職が「可哀想だけど、あんたら長生きでけんよ」理由は告げられなかったので、その住職さんの息子に連絡を取り聞いてみました。
洒落怖度:★★
リョウメンスクナについて詳しく知りたい方はこちらをどうぞ
歴史での両面宿儺(リョウメンスクナ))
はるか昔「両面宿儺」が存在したという書物が何冊か存在しています。飛騨国にいた、姿(頭手足の数)、とてつもない強さの3点は共通していますが日本書紀では鬼神として退治された悪役ですが、それ以外での地方伝説には英雄となります。とても強い存在だったので物語の邪教でシンボルに選ばれたのです。
日本書紀
仁徳天皇の時代、飛騨国で1つの胴体、2つの顔。頭部背面は繋がり(両面)、胴体は2つそれぞれに手足があり、膝はあるが裏のくぼみと踵(かかと)はない。力強く身軽で早い、左右に剣、4つの手で二張りの弓矢を使い、その強さを使い人民から略奪していた。そこで皇命に従わない宿儺を武振熊を遣わして殺しました。
飛騨〜美濃に残る伝説
身長約2〜3mで一頭に両面四肘両脚があり救世観音の化身と言われました。朝廷が現地住民支配のために軍を送るのですが宿儺に返り討ちにされていたのですが最後は殺されてしまったという説が濃厚ですが、地域の人の為に尽くし慕われた宿儺は神仏化のように伝えられたのです。
洞窟から現れる
同様に仁徳天皇の時代、飛騨で宿儺らしき人物が岩窟(両面宿儺洞窟)から登場します。この時山頂の土中に石のひつぎがあり中に法華経一部(経典)、袈裟一帖、千手観音の像が見つかり千光寺(宿儺堂がある)を開山します。丹生川町日面の善久寺も創建し本尊釈迦如来を本尊として、両面宿儺像(円空作)も安置しています。
鬼神「七儺」を天皇からの指示で成敗
飛騨にある一宮水無神社に残されている書物「飛州志」の中では、鬼神と恐れられた七難を神威により成敗されたと記されています。そこには神の宝として「七難の頭髪」のことも記録されています。その神威の身体的な特徴は記載がありませんが同じ地域と時代を考えると宿儺のことではないかと言われています。
人々のために37日祈る
武振熊が討伐に進軍しているのを知った宿儺は鎮守山に37日間留まり、大陀羅尼を唱え、平民の安全と五穀豊穣を祈念した後、高沢山へと移動し武振熊に敗れたと言われます。そこで村民たちは金山を鎮守山と崇め宿儺のために観音堂を建て悲しんだそうです。
毒龍を殺し上人となる
大日山日龍峰寺の寺伝で宿儺が高沢山の毒龍を殺し、行基が堂を建立し千手観音の像を安置した。現在も残る「霊木千本桧」は宿儺が使っていた杖を地面に突き刺したところ桧が生え生い茂ったと言われています。宿儺は飛騨から高沢山に移動した後、霊夢の告知により観音の分身となった説もあり、また日龍峰寺の開基を「両面四手上人」としています。
洒落怖名作25選⑱
山の中で携帯電話が繋がりにくいのはアンテナが建っていないからだと言う人が多いです。電波とは波のように上下に波のように進み、上下する山の間隔の長さで短い、長いが決まります。短い波長は山に当たると跳ね返るのですが、長い波長は山の反対側へ通るのです。「ヤマノケ」の主人公の携帯電話は短い波長なの繋がりにくいのです。
ヤマノケ
娘を連れて山にドライブへ出かけたところ、娘を驚かせたくて舗装されていない山道に入ったところで、車のエンジンが停まってしまったのです。修理をする知識もなく今来た道を歩いて引き返すには時間がかかりすぎるので今夜は車中泊をすることにしました。
洒落怖度
洒落怖度:★
洒落怖名作25選⑲
ネットの掲示板は匿名で悩みを相談できる便利なコミュニケーションの場です。・個人情報を載せない・中傷も覚悟する・関係ないカテゴリーに相談しない・掲示板のマナーは守るなどに注意して活用しましょう。次の話は掲示板へ命の危機を感じる切羽詰まった書き込みの話です。
きさらぎ駅
いつも通勤に使っている電車に乗っているのに、次の駅に着くまでの時間が明らかにかかりすぎている女性「はすみ」から掲示板への書き込みがありました。住人たちがアドバイスをしていると「今きさらぎ駅に停車中ですが、降りるべきでしょうか。」との書き込みに住人たちは存在しない駅だとわかりパニックになります。
洒落怖度
電車から降りたはすみは何もない無人の駅だと書き込みしました。自宅へ電話して家族に迎えを頼んだがきさらぎ駅の場所がわからず、警察にもそんな駅はないからいたずらだと相手にされず困り果てたはすみは、線路の上を歩いて戻ることにしました。
洒落怖度:★★★★★
きさらぎ駅についてもっと詳しく知りたい方はこちら
きさらぎ駅の仮説
静岡県浜松市の新浜松駅の23時40分発の電車に乗り、いつもなら数分で次の駅なのにいつまでも着かないとの書き込みです。この駅は始発駅で使われているホームはほぼ1つです。電車を間違えたという説は消えます。
伊佐貫トンネル
このトンネルが黄泉の国への入り口だったのではないかという説があります。伊佐貫トンネルの名前は神話のイザナキではないかと言われています。神話でのイザナギは黄泉の国へ妻のイザナミを迎えに行き黄泉の国で変わり果てた妻を見つけ逃げ出します。
伊佐貫トンネルの中は黄泉比良坂
黄泉の国と現世をつなぐのは黄泉比良坂という坂です。イザナギは黄泉比良坂の入り口を大岩で道を塞ぎ、イザナミが追いかけてこれないようにしました。その上で岩越しに離婚しようとイザナミに告げます。
トンネルを抜けたはすみさん
伊佐貫トンネルを抜けるとこそに人がいます。話してみるとそこからビジネスホテルまで車で送ってくれることになったと書き込まれます。はすみさんは親切な対応にホッとしてその人の車に乗ったようです。
親切な人の車内
車の中で親切な人は不自然なほど話さなくなってしまいました。そのうち車が山を登っていることに気がつきます。はすみさんは不安になり、このことを書き込みますが携帯の電源が残りわずかなので主電源を落とし、その後のことはわからないままです。
洒落怖名作25選⑳
長身の女性は背が高いことにコンプレックスを抱くことが多いようです。子供の頃に男子にからかわれたり初対面で背が高いと紹介されるのが原因です。当事者は嫌でも長身を羨ましいと思う人も多いです。。次の話は2メートル以上ある長身の「八尺様」です。
八尺様
小学生の頃じいちゃんの家に行くことが好きだったけど10年以上も行っていないのは行きたくないのではなく行けなくなったからだった。人の声で「ぽぽ、ぽぽっぽ、ぽ、ぽっ…」と変な音が聞こえて2メートルある生垣の上に帽子が見え、帽子が移動して生垣の切れ目に女の人が見えたのでうすが背が高すぎます。
洒落怖度
主人公は八尺様に気に入られてしまいこのままだと殺されてしまうと気がついた祖父が村の人々の協力を得て主人公を守ります。なんとか逃げることができたのですがそれ以来じいちゃんの家に行くことができなくなってしまいました。
洒落怖度:★★★★
洒落怖名作25選㉑
知らない方が幸せなことはたくさんあります。枝豆を食べると虫を食べている可能性が高い、セミが実は美味しい、海の潮の匂いはプランクトンの死臭とか知らなくてもいいことでもあります。次の「くねくね」の正体は知らない方が幸せだったのです。
くねくね
- 色は白。稀に黒いくねくねを発見説もあります。
- 人間とはかけ離れた動きで体をくねらせます。
- 夏の水田や川原など水辺で目撃されます。
- くねくねを遠くから眺める程度では問題は無いが詳細が見えそれが何者であるかを理解すると途端に精神に異常が見られます。
これが今わかっているくねくねの詳細です。
洒落怖度
おばあちゃんに会いに行った田舎の風景の中にくねくねを発見してしまいます。兄は好奇心から望遠鏡を持ち出して遠くにいるくねくねをよく観察しました。そのうち顔が真っ青になって冷や汗を流しはじめました。
洒落怖度:★★★
洒落怖名作25選㉒
大学を卒業して就職も決まらずバイトをしていた俺と女好きのカズヤで北海道から九州までの「ヒッチハイク」の旅を企画し、飛行機で北海道へ上陸しました。ヒッチハイクもだんだんコツを掴み、お礼のタバコとお菓子を常備して楽しい旅は2週間経過しました。
ヒッチハイク
テンガロンハットを被った男の車に乗ると全く同じ服を着た双子の中年兄弟と真っ白なドレスを着た70代の妻と姿が見えない子供のマモル。異様な家族の様子に不安を感じ、ここで降りたいと頼んでも「熊が出るから」と降ろしてくれません。どこに連れて行かれ何をされるかわからない恐怖が襲います。
洒落怖度
着いた先は川の傍でゴツイ大男が焚き火をし、大型ナイフで毛の生えた何かを解体していた。なんの肉かはわからない。隙を見て携帯と財布以外の荷物は諦めて森へ逃げた二人が長い距離を全力疾走してたどり着いた先は仮設トイレのある駐車場でした。そこでは女の子の鳴き声が聞こえ二人は息を潜めました。
洒落怖度:★★★★★
洒落怖名作25選㉓
ばあちゃんが倒れたとの連絡で急所故郷へ帰ると、祖母は命に関わる事態ではなく久しぶりの実家で居場所がないので昔の友達に連絡を取ります。地方都市で遊ぼうと思うとあまりぱっとせず、友人Bが「んじゃあさ、あそこ行ってみねぇ?」と「廃病院の地下」へ向かうことになりました。
廃病院の地下
建物に入る前からやばそうだと感じる主人公の俺とAとBは手術室のある地下室へ降りてゆきます。突然Aが倒れ足に大怪我をして白い骨が見えています。Aを両側から抱えて逃げようと地上への階段に向かいますが、車椅子がすごい速さで3人へ突っ込んできました。
洒落怖度
結局無事に地上へ戻れたのは主人公の俺だけで、肝試しに遅れて来たCが到着した時だったのでその場からバイクで離れるようにCに頼みコンビニへ向かい俺は失神します。翌日Bの死体が病院の地下で見つかり俺とCは容疑者で取り調べられました。
洒落怖度:★★★★★
洒落怖名作25選㉔
頭が大きい人は全体的に骨太という特性があり、1番高い場所についている体のパーツである頭を支えるために首や腰や足などもしっかりした作りになり骨もしっかりして太いそうです。「巨頭オ」も大きすぎる頭なので不自然な歩き方です。
巨頭オ
過去に一人旅をした村へ衝動的に行きたくなった主人公は、記憶を元に連休に1人車を走らせました。目的地に近い道路に看板があった記憶があり、そこには「この先○○km」と書いてあったはずなのに違う文字がありました。
洒落怖度
過去に一人旅をした村へ衝動的に行きたくなった主人公は、記憶を元に連休に1人車を走らせました。目的地に近い道路に看板があった記憶があり、そこには「この先○○km」と書いてあったはずなのに違う文字がありました。
洒落怖名作25選㉕
「夜釣り」の魅力はたくさんあり・魚の警戒心が薄れ釣りやすい・夏でも涼しい・学校や仕事の後で楽しめる・空いている、と昼間とは違う魅力があります。人気のない場所でひっそりと釣りをするのも魅力なのかもしれません。
夜釣り
主人公の趣味は釣でターゲットにする種類は夜活動するので夜の釣りが多いのです。仕事帰りの17時車で目的のポイントへ向かいます。長年の趣味から新しいポイント開拓が楽しみになりました。気がつけば今夜は既に先客がいたので声をかけてみました。
洒落怖度
先客からは返事がなく違和感を感じましたが、気を取り直して釣りを始めました。釣り糸を海へ垂らすと水中のことだけしか考えなくなります。ふと気がつくと先客は跡形もなく消えていました。周りにあった釣り道具も全て。
洒落怖度:★★
洒落怖名作以外もおすすめ!
インターネットサイトで発表され人気の出る話は多数あり、小説家を目指す作家さんの力作も発表されるのでドラマやゲームの題材にされ読者の間で話題になります。地元の人が知る都市伝説なども書き込みで紹介され、飽きることのない分野です。怖すぎた話の後は有名な洒落怖をパロディ化した作品でリセットできるので安心して楽しんでください。