その後主人公はバイクでトラックと正面衝突をし大怪我を負うが他の怪我は治っても左腕は折れたまま治らず、長期の治療で会社はクビになりバイクも全てなくなってしまった。その後も首を吊った女に取り憑かれ日を負うごとに廃人のようになってゆくのでした。
洒落怖度:★★★★★
洒落怖名作25選⑧
小学校の裏にある竹林には変な人が出るという理由から入ることを禁止されていました。小学生が勇気の称号を得るために、こぞってチャレンジしに入りその様子を体験談として広めます。そんな子供の話「竹林で」です。
竹林で
体験談の共通した内容は「小屋がある」ということだけ。ある日OとUがチャレンジしに竹林へ行きました。Uが小屋の扉を開けると人が首を吊っていて驚きます。しかしその顔を見たOが叫んだ言葉は・・・
洒落怖度
小学生の頃にやるいたずらが親にバレる瞬間は絶対に来て欲しくないのですが、竹林の小屋で死んでいたのはお母さんでした。Oはそれから学校に来ることがなく引っ越してしまったと聞きました。その後の結末はもっと怖くて驚きます。
洒落怖度:★★★
洒落怖名作25選⑨
邪霊の巣窟
そこからは大変なことになり子供達の中で無事に戻れたのは自分と兄だけで、兄の友達は精神病院へ入院しました。月日は流れ中学3年、クラスのMが神社で肝試しを企画して自分と彼女も、子供の頃の記憶から行かないよう説得するが効果はないのです。
洒落怖度
神社に行くなと言われた理由は邪悪な神のためでした。クラスメイトが取り憑かれ、ターゲットは自分だったという最悪な展開になります。自分の子供まで狙われる状態になりますが、結局神様が味方をしてくれて助かります。面白い設定で面白く読むことができます。
洒落怖度:★★★★★
洒落怖名作25選⑩
この話は横浜が舞台です。父の職業は牧師様で姉貴の趣味はオカルト好きでアンテーク本の集もしています。それまでも色々な古い書物を買ってくるのですがまずいものもたくさんあったようです。姉貴が買ってきたのは「悪魔の書」でした。
悪魔の書
ある日姉が買って来た洋書のオカルトめいた古書で、その夜「悪魔を呼び出す方法」ってのを30分くらいやって変化がなかったので二人でテレビを見ていたら帰宅した父が「何だこの獣の匂いは」と言って姉貴の部屋から匂いがすると言って部屋に入るなりその洋書を見つけました。
洒落怖度
オカルト好きな姉が買って来たのは人の皮で製本された悪魔の書本物でした。すでに悪魔を呼び出す儀式が済んでいたので姉は取り憑かれます。エクソシストのような恐怖の一晩を過ごすことになります。牧師の父が除霊を施す手伝いをさせられます。
洒落怖度:★
洒落怖名作25選⑪
病院で死体安置所に運ばれる前に行う儀式が4つあるそうです。末期の水・清拭と湯灌・エンバーミング・着替えと死化粧。その後搬送しているので悲しみにくれるご家族との対面は綺麗な顔で対面できます。「安置所」で起きる不思議な話です。
安置所
死体安置所へ肉親を探しに行くと体のどこかが痒くなったり、痛くなったりと探しに来た肉親の前で必ずなにかがおこるそうです。先日の日本中が悲しんだ震災でも偶然か予兆かわかりませんが色々とあったようで、津波で逃げ遅れた小学校の直前に教わっていた漢字は「津波」でした。
洒落怖度
不幸な事故があった後に遺体がたくさんある状況でも遺族の前でピタリと何かがおこるのですぐに家族が見つかるという話で覚えておこうと思います。よく虫の知らせとか言いますがそういったことはあるのです。
洒落怖度:★★★★
洒落怖名作25選⑫
キューピー人形は1903年キューピッドをモチーフとしたイラストで誕生しました。それ以来の人気はみなさんご存知ですね。「黒いキューピー人形」は昔に作られたものでプレミアがついています。
黒いキューピー人形
とある安アパートに一人の女性が引っ越して来ましたがあまり人付き合いをしない人で、いつも何をしているのか知る人はいません。ある頃から家賃の振込がなく大家は夜逃げをしたと思いました。がその女性は交通事故にあっていたのです。