また、他メーカーでこの技術を採用しているメーカーがあります。それはメガバスです。具体的にはロジウムというベイトリールです。実はこのリールは発売はメガバスですが、ダイワが技術的なコラボを行っています。メガバスはダイワの技術を積極的に採用しています。
TWSの意外な副産物、フリーフォール性能
TWSの恩恵は飛距離の向上やライントラブルの減少だけにとどまりません。実はルアーのフォール時の姿勢にも影響してくることが分りました。
クラッチをオフにしてフォールさせると、本来ならラインにレベルワインド等の抵抗がかかり、着水してからルアーは手前にカーブフォールをします。TWSはその抵抗がほとんど無いので、フォールは真下に”フリーフォール”します。これがバスの反応に良い影響を与えます。
タトゥーラ人気のベイトリール5つを紹介!
それでは、具体的にタトゥーラの実機種の紹介をしていきます。実売価格帯は2万円弱でありながら、ダイワの最新テクノロジーTWS、SV等が搭載され、飛距離の向上、ライントラブルの減少などの恩恵を受けることができ、コストパフォーマンスが大きいラインアップが揃っています。
様々なテクノロジーを搭載
他にも様々な技術が搭載されています。低弾道キャストやスキッピングをトラブルなしてコントロールできるジュラルミンスプール、上位機種のジリオンと遜色ない高級感を演出してくれる究極の塗装技術(光輝塗装)も採用しています。
ドラグに関しても非常にトラブルレスなUTDを搭載して、ラインブレイクの原因となるドラグの効きはじめがスムーズにラインが出るような技術も搭載しています。
タトゥーラの人気リール①タトゥーラHD
HDというのは”ヘビーデューティー”の略で、大型で重量のあるルアーを太いラインで使用することをコンセプトにして作られたモデルになります。対象のバスも大型でパワフルなものを想定しています。
パワーゲームに特化した超々ジェラルミンスプール
HDのスプールは大容量のラインを収納することを前提にしています。口径は36㎜を使用し、大きなルアーでも飛距離を稼げる設計となっています。
素材は超々ジュラルミン製で、ラインキャパの増大化を想定しながら、スプールの軽量化と剛性アップを同時に実現しています。
ダイナリジッドボディ
パワーゲームを前提に設計されているので、ボディの剛性もアップしています。具体的にはハンドル側サイドプレートとフレームの部分にスーパーメタルを使用しています。
これによりギアとスプールの部分が高剛性に守られることになり、その結果パワーゲーム時にも安定したリーリング、コントロールが実現しています。
パワーハンドル&ハイグリップノブ
ハンドルノブはもともとパワーゲーム用にカスタムする場合に使用していた、100㎜のハンドルを標準搭載しています。これもパワーゲーム時を想定したパーツで、ストレスなくリーリングすることができます。
アルティメットトーナメントドラグ
ダイワ独自のドラグテクノロジーでトラブルレスに定評があります。HDモデルは最大ドラグが7kgとビッグフィッシュ用に設定されています。
タトゥーラの人気リール②タトゥーラHLC
HLCは”ハイパーロングキャスト”の略称です。つまりこのモデルのコンセプトは”遠投”です。このモデルはあのTWSテクノロジーと共に飛躍的に進歩を遂げています。