三峯神社の「白の氣守り」が手に入らないワケ!関東屈指のパワースポットに何が?

青・赤・緑・桃のカラーバリエーションを持つ氣の御守り。いずれも「勇気・元気・やる気」の3つの気が込められたありがたいお守りなのですが、毎月1日だけに限って用意される「白の氣守り」は特別な祈願をかけられた最強のレアお守りとして毎回争奪戦が繰り広げられるほどの人気を博しています。

白の気守りを授かるため毎月1日は大行列&大渋滞!

お守りを授与してもらえる時間は9時から17時までとなっていますが、白の氣守りを受けられる毎月1日に限ってはまだ暗いうちから車が列を成し、三峯神社へ向かう道路は大渋滞するのがお約束となっています。しかも片側一車線の1本道で、ひとたび渋滞に巻き込まれると数時間は身動きの取れない状態となることもしばしばです。

さらに白の氣守りを受けるためには整理券が必要で、それを求めるにも長蛇の列が続きます。秩父の山の中にある神社に毎月多くの人が吸い寄せられるように集まってくるという事実もまた、目に見えない不思議なパワーと言わざるを得ないでしょう。

三峯神社「白の気守り」領布休止!?

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渋滞に巻き込まれることを承知の上で、どうしてもそのご利益にあやかりたいと願う人が続出している「白の氣守り」。実はプロスケーターの浅田真央さんも白の氣守りを手にしているとの情報が拡散し、人気はさらに加速の一途をたどっています。次は、そんな中聞こえてきた気になるニュースについてご紹介します。

2018年6月1日より白の気守り領布休止となる!

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はやる気持ちを抑えつつここまで記事をお読みくださった方には大変残念なお知らせとなりますが、なんと白の氣守りの授与は2018年6月1日から事実上休止となっています。「なんで?」もしくは「何か方法はないの?」と思われる方は、ぜひ最後まで内容を読み進めてください。

三峯神社「白の気守り」領布休止の原因は?

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三峯神社の公式ホームページにも記載されているとおり、現在も続くお守り授与休止の発端は2018年4月1日に起こった大渋滞にあります。当日は日曜日とも重なったことで付近に大規模な渋滞が発生し、参詣を希望する人以外に近隣住民をも巻き込むトラブルへと発展してしまったのです。

三峯神社「白の気守り」領布を待ち望む声

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周辺道路の整備なども含め検討が進んでいるとされる中、「白の氣守り」を誰もが手にできるようになる日は明確にされていません。筆者自身もその復活を心から待ち望む一人ではありますが、ここでひとつだけ耳寄りな情報を入手しましたのでご紹介しておきます。

唯一の頼みの綱か?「白の氣守り」に関する有力情報

諸般の事情により一般への授与が休止されているはずの白の氣守りを入手できる唯一の可能性は、神社に隣接する宿坊「三峯神社興雲閣」への宿泊です。さらに詳しくご紹介すれば、「2020年12月31日までの期間内で毎月1日もしくは末日のいずれかに宿泊予約が確実となること」という厳密な条件が必要となります。

垂涎の的である超激レア「白の氣守り」を特別に拝受できる機会とあって、おそらく多くの予約待ちがあるものと推測されますが、我こそはと思う方はぜひトライしてみられることをおすすめします。

三峯神社は「白の気守り」以外にもすごいパワーが眠る!

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簡単に手にできないお守りの存在だけでなく、一種独特の空気に包まれた不思議な異空間となっているのが三峯神社の魅力です。ここでは、訪れる人にさまざまなエピソードをもたらしてくれる不思議スポットを3つご紹介したいと思います。

三峯神社は神界と現世を結ぶ空間

そもそもパワースポットと呼ばれる場所は、神々たちの住む神界と人間の住む現世との境界のような役割を持つと言われています。三峯神社の拝殿にはその四隅に象徴的な装飾が施されており、見る者を一瞬にして異空間へと誘ってくれるある種のギミックが存在していています。

拝殿の装飾は「蜃気楼」という現象のモデルとされる伝説の霊獣「蜃」の彫刻で、口から怪しい「気」を吐き出している様子が巧みな技によって再現されています。極彩色に彩られた美しい彫刻はエキゾチックな雰囲気もあり、見どころのひとつとなるでしょう。

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