フロートボートってどんなもの?
釣りに役立つとして注目度急上昇中のアイテムで、きんねんではその利用者もますます増えています。これまでアクセスできなかった釣りポイントなどに訪れることができ、そのおかげで釣果にも大幅に期待できるというメリットもあります。
しかし、まだまだ釣り人でも知らない人は多いもので、どんな役割をするのか魅力や、実は自分で改造することでより楽しく快適なものにできるポイントなど知られていないことは多いです。そこでどういったものか紹介していきましょう。
フロートボートは一人乗り
どんなものかまだまだイメージがついていない人も多いかと思いますが、このアイテムは喪に一人で乗り込んで水辺を渡る小型の船です。とはいえ作りはしっかりとしており、特殊加工もしてあるものが多く安全性は高いものを備えています。
また、大きなフロートが特徴で船体の約半分を占めているものも中にはあります。これらのフロートのおかげで安定して水面に浮くことができ、オールで漕いだりあるいはエレキモーターで航行させるアイテムになります。
フロートボートは船舶免許がいらない
船と聞くと船舶免許がないと航行できないのではとイメージを持っている人も多いかもしれませんが、実はこのアイテムに関しては船舶免許は必要ありません。そのため手軽に利用でき、これまで訪れることのできなかった穴場スポットにだって行くことができます。
船舶免許は船の全長3メートル未満、出力1.5キロワット未満の船であれば必要ないのです。細かなルールは確認する必要がありますが、基本的には今回のアイテムでは免許不要で誰でも航行できるので、気軽に海へ出ることが可能になります。。
フロートボートは釣りに人気
このアイテムは釣りに利用するのに人気です。というのもこれまでは岸や防波堤から竿を投げていた人も、よりアクセスできる釣りポイントが広がります。免許も不要なので、購入したらすぐに使用できる点も魅力。
手軽にこれまで足を運べなかった絶好のポイントに訪れることができますし、自由度が広がってより釣りを楽しむことができるようになるわけです。
フロートボートの魅力は?
アイテムでによって釣りに非常に有効に活用できることがわかりましたが、より具体的にあメリットについて触れていきましょう。これがあることでより快適な釣りになるのです。
フロートボートはどこでも降ろせる
このアイテムはどこでも降ろすことが出いる点が大きな魅力です。本来船であれば、決められた位置の港や水辺から船を下す必要があります。また、スロープ状のところから出ないと船底を傷つける危険性もあり、つけられる位置も限られます。
しかし本アイテムであれば一人で持ち運びができる上に、スロープの有無関係なくどこでも降ろすことが可能なのでどこでアクセスをすることができます。限られた場所でしか降ろせないとなるとせっかくの釣りポイントまで距離があることもあるでしょう。
しかし、位置を問わず降ろすことができるのでより気軽に使用でき、どこでもアクセスできるようになるわけです。
フロートボートは釣りのフィールドが広がる
気軽にアクセスできることで、これまで訪れることができなかった絶好のポイントで釣りを楽しむことができるようになることも大きな魅力です。通常船がない場合は、岸や防波堤と限られた場所で釣りを行うことになります。
遠投で沖を狙ってもなかなか目的の位置まで届かないこともありますし、場所選びでほかの人と位置を争うことも考えられて非常にポイント選びが限られてきます。しかし、本アイテムがあればよりフィールドが広がります。
これまで届かなかった距離まで届きますし、釣果の見込める新たなスポットを見つけることができるかもしれません。自由に航行して絶好ポイントを見つける楽しさもあり、さらに釣りの楽しみ方が広がること間違いなしです。
どんなフロートボートがあるの?
魅力あふれる船で、一隻でもあれば今後の釣りの時間がより快適に充実することが容易に想像できると思います。
しかし、実は本製品は色々な種類があり、それぞれ特徴があります。今後購入するにしても、改造の知識を深めるにしても基礎になりますので押さえていきましょう。
基本のフロートボート
まずは基本となるタイプです。センチ両脇にフロートがついており、中央の船体に座ってオールを漕いで移動します。航行にはオールを使うので、推進器のようなものは使わないので少々手間ですが最もシンプルなタイプで入手しやすいです。
カーメイト フロートボート Z1
基本となるタイプの具体的な商品例も紹介していきましょう。こちらはカーメイト製品で安定した航行を可能としたモデルです。高密度のポリエチレンを使用しているので軽さと丈夫さを兼ね備えています。
釣りに出かける回数が増える!
快適な使用心地と手軽な使用感で、これまで釣りに出かけていた人も今まで以上に回数が増えて釣りに行きたくなると高評価を集めています。非常に使いやすいと評判なので、初心者の方もまずはここから始める人が最も多いタイプです。
スペック
- 使用サイズ:幅121×長さ142×高さ38cm
- 収納サイズ:幅69×長さ142×高さ38cm
- 重量:約22kg
- 定員:1名
- 素材:高密度ポリエチレン
シート付きのフロートボート
基本となる形状にさらにシートを付けたタイプになります。シートがることでより安定して疲れにくい航行を可能とします。また、シートがあることでオールも漕ぎやすくなり、釣りも動きやすく、船体内部で作業するスペースも広く取れます。
カーメイト フロートボート Z1+シートセット
上記と同じくカーメイト製品ですが、基本となるタイプのものにシートが装備されたモデルになります。オプションでシートが装着されているだけなので、シートは後から付けることも外すことも可能で、使い勝手は良いです。
シート付で疲れにくさ向上
シートが有ると無いとではロッドの操作のしやすさや作業のしやすさ、オールを漕ぐときの疲れにくさは大きく違います。一つ一つの動作が窮屈ではないので非常に快適な売り環境を作り出すことができます。
スペック
- 使用サイズ:幅121×長さ142×高さ38cm
- 収納サイズ:幅69×長さ142×高さ38cm
- 重量:約22kg
- 定員:1名
- 素材:高密度ポリエチレン
エンジン付きのフロートボート
このタイプは船体部分にエンジンを装備したモデルになり、オールでの手漕ぎではなくエンジンを使って航行をさらに快適にしたモデルになります。エレキモーターを搭載させ、より走波性高くスピーディーに目的地に到着することができます。
カーメイト フロートボート Z1+シートセット+エンデューラマックス40lb
エンジンがつくことでより遠くのポイントにも、短時間でアクセスできるようになったモデルです。特にこの製品はエンジンとシートもついているので、移動の快適さは手漕ぎに比べても非常に高く、釣り前に疲れるといった心配はありません。
快適な航行でさらにポイント探しもはかどる!
釣り前に手漕ぎで疲れてしまい目的地に着いたら釣りどころではないということも船を使っていれば良くあるトラブルです。しかしエンジンがあれば、短時間で到着できるとともに、移動が快適なのでこれまででは届かなかったポイントも発見できるでしょう。
スペック
- 使用サイズ:幅121×長さ142×高さ38cm
- 収納サイズ:幅69×長さ142×高さ38cm
- 重量:約22kg
- 定員:1名
- 素材:高密度ポリエチレン
ロングなフロートボート
船体がより長くなったロングタイプの船です。こちらの特徴としては、ロングなので船体前方部がより広く快適なスペースとなり、作業や荷物をより多くのせることが可能となります。
カーメイト フロートボート Z1改+シートセット
ロングタイプの船体を持つこの製品は、シートもついた手漕ぎタイプの製品になります。船体後方にフロート部分で前方はかなり広めのスペースがあるので、足もゆったりと延ばして航行できます。
オプションでさらに快適に!
船体がロングタイプになっても、船外機を付けることは可能です。ロング形状でさらに重量が増すので手漕ぎでは操作が大変と感じるのであれば、迷わずエレキモーターをオプションで付けるべきでしょう。さらに快適な走波を行えます。
スペック
- 使用サイズ:幅121×長さ202×高さ38cm
- 収納サイズ:幅69×長さ142×高さ38cm
- 重量:約22kg
- 定員:1名
- 素材:高密度ポリエチレン
フロートボートに関する記事はこちら
フロートボートは自作で改造も楽しい
今回紹介するアイテムは自作して改造する楽しみもあります。シンプルな作りなので自分でアレンジすることも可能なのです。より自分に合った改造をしておくとより快適に釣りを楽しむことができるようになります。
シンプル構造だから改造しやすい
改造はいたってシンプルです。というのも基本となる構造がシンプルだからです。船は主にフロート、デッキ、バーの3つのパーツから成り立っており、これらを組み合わせただけのものです。
なのでいろいろと付け加えていくことでシンプルながらも改造を楽しめます。またその他にシートやラダー、バウデッキやアンカーを改造しても船の航行性能が上がり非常に快適になります。装備を触る楽しみも改造の醍醐味です。
自分の釣りスタイルに合わせて
釣りの各スタイルに合わせて性能を特化させていくこともおすすめの改造です。例えば、湖でバス釣りであればシート位置を上げるだけでバスボートのような佇まいになり、釣りのしやすさも格別です。
海で沖釣りであれば、しっかりと停泊できるようにアンカーを搭載しておくこともいいでしょう。釣の各スタイルに合わせて、ふさわし装備を整えておくと非常に快適な空間を作り出すことができます。
改造は自己責任で
改造のしやすさがわかり、その楽しさも気づかれたと思いますが、しかし改造はあくまでも既製品を自分で触ることになるので自己責任となることを覚えておかなければなりません。
メーカーやショップが展開しているオプション製品もありますが、それ以外のものもあります。そういった正規品ではないオプションを追加するとなると重量比も変わりますし、釣り中に破損などのリスクも当然考えられます。