イエッタイガー(家虎)とは?その意味や起源は?嫌われる理由や禁止ライブも

ライブでは携帯電話などのカメラ機能が付いたものは、手にしていたら没収というのが一昔前の常識でした。近年では海外のアーティストを始め、ライブのパフォーマンスの一環としてスマートフォンが用いられるようになりました。

観客参加型ライブの紹介②Xylobands【UVERworld】

Xylobands(ザイロバンド)とは、イギリスの会社が発明したLED内蔵の発光するリストバンドです。福山雅治やももいろクローバーZなど、日本国内でも多くのアーティストのライブで使用されています。このXylobandsを日本で初めて起用したのがUVERworldでした。

この演出の特徴は、ペンライトとは違い、曲に合わせて光るタイミングやパターンを演出が操作をします。リストバンド型なので両手が空きますし、近くの人に当たる心配もなくライブに集中できます。

自分で光らせることが出来ないので、ライブ中にしか発光しません。しかし各アーティストの名前やロゴが入っており、見た目もカッコよく作られており、ファンには好評です。

ペンライトがライブで用いられるようになったのは

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ライブでペンライトが使われるようになったのは、実は西城秀樹のライブがきっかけでした。夜に行われるライブの前日、ラジオで懐中電灯を持ってくるように呼びかけをしました。この声に多くのファンが応え、懐中電灯が光る中でライブが行われました。

観客参加型ライブの紹介③観客からの投票「アイ★チュウ」

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「アイ★チュウ」は恋愛リズムアドベンチャーゲームをもとにした舞台です。アイドルを目指す男の子&男の娘たちが、試練を乗り越え仲間との絆を深め、アイドルとして成長していく物語となっています。

物語の中で行われるコンテストで予選・本選を行い、優勝したグループは書き下ろしのオリジナルの新曲が贈呈されるという内容です。この予選・本選が観客によって行われていきます。

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予選は投票箱を使用し、本選では観客の10秒間の声援によって優勝グループが決定します。ライブごとで結果が異なるので、何度観に行っても緊張感が楽しめます。

イエッタイガーは嫌われる?その理由は

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コールの中でも、イエッタイガーのようにライブ中に楽曲の間奏部分に入れられる種類のものがあります。このようなコールを知らずにライブに行った人は、ライブ中にコールを聞いて驚くことでしょう。

中にはその間奏や空白部分に聞き入りたい人も少なくありません。そのため、このコールに関しては賛否両論の意見が飛び交っています。

静寂の邪魔になる

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ライブマナーについての考えは、十人十色と言えるのではないでしょうか。オタ芸を目新しく感じる方にとっては、なかなか理解ができないものかもしれません。

静寂の部分を大切にしたい人、アーティストが楽曲によって作り出す雰囲気を楽しみたい人も多くいます。これらを求めてライブに訪れる人にとっては、イエッタイガーを含むコールはうるさく、好意的には受け入れられにくいでしょう。

やっていない人にとっては迷惑

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コールを好んでする人たちにとって、こういった応援活動は楽しいものです。複数人で行うことによって高揚感や一体感を味わうことができます。

しかし、コールをしない人や好まない人にとってはどうでしょうか。それぞれの思い描くライブがある中で、それが他人によって阻害される訳ですから、不快感を感じる人も出てくるでしょう。

畑違いのライブで迷惑をかける

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地下アイドルのライブから生まれたこのコール。オタ芸が普及してからはアニメ関連のライブでも見られるようになりました。突如現れたライブでの新しい掛け声に、アニメファンは戸惑いました。

コールはタイミングを誤り出演者の声と重なれば、会場全体や主催者にも迷惑が掛かってしまい、ファンとしては心苦しい気持ちになってしまいます。一瞬一瞬を大切にしたいライブですから、怒りの声が出ても仕方がありません。

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