ライザーベイト009Pについて
ライザーベイトは特殊な金属のリップを持つポッパータイプのトップウォータープラグです。口の部分が開いており、後方に水が逃げるような構造を持っています。
ライザーベイト009Pはジャッカルが販売するルアー
発売元は「JACKALL」という会社でルアーゲーム向けのロッド、ルアーを販売しています。ソルトウォーター向けでは鯛ラバ、エギングやライトゲーム、フレッシュウォーターではバス、トラウトやナマズ向けの製品を販売しています。
ライザーベイト009pはポッパータイプのルアー
カテゴリー的にはトップウォータープラグになります。ルアーの頭部に特殊な金属製のリップと開口部をもち、リトリーブすることにより左右に水しぶきを上げながらローリングアクションをします。リップを持ちますが、クランクベイトのようにダイブするわけではありません。
ライザーベイト009Pで狙える魚
「ライザーベイト009P」はバスをターゲットにして開発されたルアーです。姉妹品に「ライザーベイト007R」という商品がありますが、この2サイズでバス用がライズしながらベイトを追っているようなシーンに最適なルアーとなっています。
ライザーベイト009Pのインプレ
では実際に、ライザーベイト009Pはどんなシーンで使用されるか、具体的なシーンをご紹介します。いままで、どうやって攻略しようか手をこまねいていたバスも狙う手段が一つ増えました。
ベイトでもロングキャスト可能
ライザーベイト009Pは22gというベイトタックルでも十分な飛距離を稼げるウェイトを持っています。今まで先に販売されていた007Rのウェイトは8.2gとなっており、ベイトタックルで遠投するには不十分なウェイトでした。そのため立ち木などのストラクチャーが近くにあるシーンではチョイスを躊躇するケースもありましたが、009Pの場合、ベイトタックルもチョイスできるのでシーンが広がります。
プレッシャーの高い見えバスをロングキャストで攻めろ
ランカーサイズのバスが見えたり、ライズしていても全然口を使ってくれないケースがあります。大きなバスが見えていれば当然、バスからも我々人間の気配を感じ取られている可能性は高いです。
当然、プレッシャーは高くなりほとんど口を使ってくれる可能性はなくなります。口をつかってくれる可能性をUPするにはバスが気が付かない距離を取るしかありません。そこで我々の武器となるのがライザーベイト009Pのロングキャスト性になります。
パニックアクションを演出
バスが小魚に対してかなり興味を持っている時がライザーベイト009Pの本領発揮の時です。ヤマベやワカサギなどの群れをアタックすると小魚が逃げ惑うケースがありますが、ライザーベイトをファスリトリーブすると、このアクションをまさに再現できます。バスのリアクションバイトを狙ってみましょう。
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気になるライザーベイト009Pのスペック
つぎはライザーベイト009Pのスペックをご紹介いたします。実はこのルアー、トップウォータープラグなのですが、シンキングタイプとなっています。リトリーブすることによって浮き上がるルアーでバズベイトみたいですね!
ターゲットのバスにちょうどいいサイズ感
全長は85mmとなっています。ちなみに007Rは70mmとなっており、わずか15mmの差で2倍以上のウエイト差を稼ぐ設計は脱帽モノです。
ベイトリールでの遠投に適した22gのウエイト
ウエイトは遠投性能を意識した22gとなっています。このウエイトと低重心のウエイトバランスがベイトタックルによる遠投とボイル狙い撃ちを可能にしています。
フックサイズは#5
フックサイズは一般的なサイズです。通常は#4もしくは#6という偶数番号のものを使用するのですが、ジャストサイズの#5を使用しています。アクションを細部にこだわった結果です。ちなみに使用しているのはオーナー製のフックで信頼度抜群です。
ライザーベイト009Pのカラー
ライザーベイトのカラーはすべてリアルベイトです。バスが日常に追いかけているベイトに合わせてチョイスが出来ます。
カラーは13種類!すべてリアルベイト!
カラー名 | 特徴 |
POLステルスライム | 小バスをイメージし、フォログラムを使用することにより逆光時にアピール! |
POLレイクオイカワ | 婚姻色の出た雄のオイカワをイメージし、フォログラムを使用することにより逆光時にアピール |
POLスケルトンワカサギ | フォログラムを使用し、ワカサギの魚体の透け感をだしています |
チャートバックパール | 鮎をイメージしたカラーリング |
寂光ギル | ブルーギルをイメージしたカラーリング |
テイスティワカサギ | ワカサギをイメージしたカラーリング |
エスケープワカサギ | ワカサギをイメージしたカラーリング |
SKパールマジック | ヤマメをイメージしたカラーリング |
SKフィーディンベイト | ハヤやモツゴをイメージしたカラーリング |
RISERステインチャート | クリアー系では周囲に馴染むブルーチャート系のリアルカラーリング |
RISERミラートリック | ウロコの反射を再現したリアルシェイプ |
RTミラーカスミワカサギ | 霞ケ浦の栄養十分なワカサギをイメージしたカラーリング |
RTオイカワオス | オスのオイカワをイメージしたカラーリング |
ライザーベイト009Pのカラーは13種類がラインナップされており、すべてリアルベイトとなっています。
ライザーベイト009pのカラーの使い分け
ライザーベイト009Pのカラーはすべてリアルベイトを意識したカラーリングになっています。そのため、ポイントで捕食しているベイトをよく観察し、ポイントにあったカラーリングをチョイスするのがベストです。
ライザーベイト009Pにおすすめなタックルをご紹介!
ライザーベイト009を使用する際におすすめするタックルをご紹介します。ウエイトは22gとベイトタックルを使用するのに十分なスペックを持っており、おすすめはすべてベイトタックルになります。
ライザーベイト009Pにおすすめのタックル・ロッド
ここではライザーベイト009Pで行うトップウォーターゲームで最適なベイトロッド3本をおすすめいたします。トップウォーターゲームに限らず、巻物系ルアーに広く適している点も考慮に入れチョイスしました。
遠投も考慮に入れたベイトロッド
ライザーベイトが進化を発揮するのは、遠投によるアウトレンジ作戦を行うときです。魚がアングラーを認知しない飛距離を稼ぎ、プレッシャーの低いターゲットを狙います。そのため7ft.前後のロッドが使いやすいでしょう。
【シマノ】ゾディアス 172MH-G
最初におすすめするのがシマノ ゾディアス 172MH-Gです。7’2’’の全長を持ち、ロングキャスト性能も十分です。グラスコンポジットのロッドで特有の粘りがトップゲームのアクション、キャストに最適です。
ハイパワーX
パッド部分にシマノ独自のハイパワーXという強化構造を採用しています。フルキャスト時のロッドのブレを抑え、魚が乗ってからは、ストラクチャー付近のやり取りでも強引に引き抜けるパワーを備えています。
ゾディアス 172MHのスペック
- 全長(m):2.18
- 継数(本):2
- 自重(g):145
- ルアーウエイト(g):10-42
- ライン(ナイロン、lb.):10-30
- アクション:レギュラー
【JAKALL】BPM BC-72MH-2
次におすすめするのがJACKALL BPM BC-72MH-2です。こちらも7’2’’のベイトロッドで、もう少し飛距離が欲しいときに手にすれば、もう一歩先ポイントに手が届くモデルとなっています。
レギュラーテーパーアクション
このロッドは長くて、硬いだけのハイパワーなロッドではなく、レギュラーテーパーをなっているためロッド全体でルアーのウエイトをかけてキャストできるモデルとなっています。特に、トップウォーターや巻物に適したロッドです。
BPM BC-72MH-2のスペック
- 全長(ft.):7’2’’
- 継数(本):2
- 自重(g):150
- ルアーウエイト(g):7-28
- ライン(ナイロン、lb.):10-20
- アクション:レギュラー
【アブ・ガルシア】DECIDER DRC-70H-MGS
次におすすめするのが、アブ・ガルシアのDECIDER DRC-70H-MGSです。このロッドはレギュラーファストアクションとなっており、ラバージグやテキサスリグ系のルアーもターゲットになるアングラーの方にはおすすめです。
圧倒的なロッドパワー
ロッドパワーに特に優れたロッドで、カバーの近くでライザーベイト009Pを使用し、ヒット後、一気に引き離したいときなどには心強い一本です。
DECIDER DRC-70H-MGSのスペック
- 全長(ft.):7’0’’
- 継数(本):1
- 自重(g):116
- ルアーウエイト(oz.):3/16-1
- ライン(ナイロン、lb.):12-25
- アクション:レギュラーファスト
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