中学生の妊娠は珍しくない?!原因と対処法を紹介!
中学生以下の生徒・児童が妊娠する事例は年間400件程度あると言われています。
今回は問題の大きい中学生妊娠について原因や、万が一、中学生妊娠の可能性に直面したり、中学生妊娠したりしてしまった場合にはどうすればいいかについて触れていきます。
中学生の妊娠は珍しい出来事ではない!
中学生になれば性体験を持っている生徒もある一定数はいます。最近では初体験年齢の低下も叫ばれており、小学生以下でも数%の経験があると言われています。
セックスに対する正しい知識は当然、年長者よりも乏しいことが予想され、性体験のある中学生が望まない中学生妊娠をする確率はむしろ大人よりも多い可能性もあります。
中学生での性交体験の割合は?
年度によって多少前後しますが、中学生3年生の女子では性体験のある割合が10%程度あるという調査もあります。当然、その中に中学生妊娠する事例もあり、珍しいことではないと言えます。
中学生の中絶数は年間300件以上!出産数は年間50件近く!
2013年の調査では15歳以下の中学生妊娠については300件以上報告されており、出産した事例も51件あります。産みたいと思っても諦めざるを得ないケースが多いではないでしょうか。
15歳以下の生徒の人工中絶の特徴は妊娠12週目以降の中絶の割合が多いことが挙げられます。これは、間違った知識により、まさか中学生妊娠しているとは思わず、発覚が遅れる事例が多いからだと考えられています。
後ほどご紹介するドラマ「コウノドリ」では妊娠8ヶ月で部活中に妊娠が発覚するシーンが描かれています。産みたい産みたくないにかかわらず妊娠22週以降は中絶ができません。
小学生の妊娠に関する記事はこちら
中学生が妊娠する理由とは?
ドラマなどでは中学生の恋愛の結果、中学生妊娠をしてしまう話が中心です。
しかし、実際に中学生妊娠が生じてしまう事例として報告されているものはレイプ等の避けられない事例と恋人との性交や援助交際での未熟な知識が引き起こす2つのパターンがあります。
中学生で妊娠する理由①同級生との性交
まず一番初めにあげられるのが、同級生や同年代の相手と性交に至り中学生妊娠する事例です。この場合の問題点は妊娠する生徒の知識不足から望まない中学生妊娠につながる事例が多いといえます。
「生理中に性交したので妊娠しないはず」、「膣内射精していないので妊娠しない」など間違った知識や、中学生妊娠に至る可能性を深く考えずに性交に及んでしまうケースなどがあります。
後ほどご紹介するドラマ「コウノドリ」などはこの事例になります。
中学生で妊娠する理由②強姦(レイプ)・いじめ
中学生妊娠の理由として考えなくてはいけないものとして、強姦やいじめによる犯罪被害の結果というものもあります。
大人でも強姦などの被害を受けてしまったら、警察や家族などに伝えることはなかなか難しいものです。ましてや中学生などはなおさらです。緊急避妊などの処置で中学生妊娠だけは避けられる事例もあるのです。
性教育の内容として、犯罪にあった際は望まない中学生妊娠を避ける意味だけでも、とりうる方法があるということを教えるとことも重要です。犯罪の結果、産みたいと思う事例はほとんどないでしょう。
ドラマのテーマになることはあまりありませんが、実際は考えないといけません。
中学生で妊娠する理由③援助交際
中学生妊娠が発生する理由として無視できないものが、援助交際などの売春行為があげられます。これも、性交が中学生妊娠に至る危険性を深く認識しないで行為を行なってしまうことが原因と考えられます。
性交が中学生妊娠につながる認識をしっかりと性教育で教えるということも、これからの社会で求められる性教育の側面です。
援助交際はドラマのテーマとして取り上げられることがあり、社会的に注目の高いテーマといえます。
中学生で妊娠する理由④家族との性交
最後に認識しなければいけないのが家族との性交が中学生妊娠につながる事例です。これは、性的虐待という犯罪行為の結果であるといえます。
親や兄弟による性的虐待は、逃げ場の無い状態で行なわれます。まわりの大人が子どもSOSサインを適切に受け取ってあげることが重要ではないでしょうか。
特に海外の調査ですが戸籍上の実の父親であっても、生物学上は実父ではないケースが数パーセントほどあると見積もられています。こうゆう事例ではより一層、性的虐待の危険性は高まります。