中学生の妊娠は年間400件以上!理由や原因は?リスクや対処法も紹介!

中学生の妊娠は年間400件以上実例があります。レイプなどのやむを得ない理由もありますが、大半が性に対する知識不足が原因です。中学生の妊娠は母体への負担や社会的な負担も大きいです。中学生で妊娠する原因や対処法などを紹介します。

この記事をかいた人

二人の男の子のお父さんで多摩川水系を中心に活動している釣り人です。バス、トラウト、シーバス、クチボソ、小鮒をメインにターゲットにしています。
Array

中学生の妊娠は珍しくない?!原因と対処法を紹介!

Mysticsartdesign / Pixabay

中学生以下の生徒・児童が妊娠する事例は年間400件程度あると言われています。

今回は問題の大きい中学生妊娠について原因や、万が一、中学生妊娠の可能性に直面したり、中学生妊娠したりしてしまった場合にはどうすればいいかについて触れていきます。

中学生の妊娠は珍しい出来事ではない!

FotografieLink / Pixabay

中学生になれば性体験を持っている生徒もある一定数はいます。最近では初体験年齢の低下も叫ばれており、小学生以下でも数%の経験があると言われています。

セックスに対する正しい知識は当然、年長者よりも乏しいことが予想され、性体験のある中学生が望まない中学生妊娠をする確率はむしろ大人よりも多い可能性もあります。

中学生での性交体験の割合は?

stux / Pixabay

年度によって多少前後しますが、中学生3年生の女子では性体験のある割合が10%程度あるという調査もあります。当然、その中に中学生妊娠する事例もあり、珍しいことではないと言えます。

中学生の中絶数は年間300件以上!出産数は年間50件近く!

congerdesign / Pixabay

2013年の調査では15歳以下の中学生妊娠については300件以上報告されており、出産した事例も51件あります。産みたいと思っても諦めざるを得ないケースが多いではないでしょうか。

15歳以下の生徒の人工中絶の特徴は妊娠12週目以降の中絶の割合が多いことが挙げられます。これは、間違った知識により、まさか中学生妊娠しているとは思わず、発覚が遅れる事例が多いからだと考えられています。

後ほどご紹介するドラマ「コウノドリ」では妊娠8ヶ月で部活中に妊娠が発覚するシーンが描かれています。産みたい産みたくないにかかわらず妊娠22週以降は中絶ができません。

小学生の妊娠に関する記事はこちら

中学生が妊娠する理由とは?

nikosapelaths / Pixabay

ドラマなどでは中学生の恋愛の結果、中学生妊娠をしてしまう話が中心です。

しかし、実際に中学生妊娠が生じてしまう事例として報告されているものはレイプ等の避けられない事例と恋人との性交や援助交際での未熟な知識が引き起こす2つのパターンがあります。

中学生で妊娠する理由①同級生との性交

pixel2013 / Pixabay

まず一番初めにあげられるのが、同級生や同年代の相手と性交に至り中学生妊娠する事例です。この場合の問題点は妊娠する生徒の知識不足から望まない中学生妊娠につながる事例が多いといえます。

「生理中に性交したので妊娠しないはず」、「膣内射精していないので妊娠しない」など間違った知識や、中学生妊娠に至る可能性を深く考えずに性交に及んでしまうケースなどがあります。

後ほどご紹介するドラマ「コウノドリ」などはこの事例になります。

中学生で妊娠する理由②強姦(レイプ)・いじめ

Anemone123 / Pixabay

中学生妊娠の理由として考えなくてはいけないものとして、強姦やいじめによる犯罪被害の結果というものもあります。

大人でも強姦などの被害を受けてしまったら、警察や家族などに伝えることはなかなか難しいものです。ましてや中学生などはなおさらです。緊急避妊などの処置で中学生妊娠だけは避けられる事例もあるのです。

Wokandapix / Pixabay

性教育の内容として、犯罪にあった際は望まない中学生妊娠を避ける意味だけでも、とりうる方法があるということを教えるとことも重要です。犯罪の結果、産みたいと思う事例はほとんどないでしょう。

ドラマのテーマになることはあまりありませんが、実際は考えないといけません。

中学生で妊娠する理由③援助交際

geralt / Pixabay

中学生妊娠が発生する理由として無視できないものが、援助交際などの売春行為があげられます。これも、性交が中学生妊娠に至る危険性を深く認識しないで行為を行なってしまうことが原因と考えられます。

性交が中学生妊娠につながる認識をしっかりと性教育で教えるということも、これからの社会で求められる性教育の側面です。

援助交際はドラマのテーマとして取り上げられることがあり、社会的に注目の高いテーマといえます。

中学生で妊娠する理由④家族との性交

cocoparisienne / Pixabay

最後に認識しなければいけないのが家族との性交が中学生妊娠につながる事例です。これは、性的虐待という犯罪行為の結果であるといえます。

親や兄弟による性的虐待は、逃げ場の無い状態で行なわれます。まわりの大人が子どもSOSサインを適切に受け取ってあげることが重要ではないでしょうか。

geralt / Pixabay

特に海外の調査ですが戸籍上の実の父親であっても、生物学上は実父ではないケースが数パーセントほどあると見積もられています。こうゆう事例ではより一層、性的虐待の危険性は高まります。

この事例も万が一、中学生妊娠となっても産みたいと考える事例は皆無でしょう。

中学生が妊娠する原因①性教育の遅れ

qimono / Pixabay

中学生妊娠は発生してをしてしまう原因の一つは性教育の遅れがあげられます。性教育は実施されていても内容が望まない中学生妊娠や性感染症を防ぐ機能を十分に果たしていないのが原因です。

中学校での性教育は具体的な部分まで伝えられず不十分である

Hans / Pixabay

現在、中学生に対して実施されている性教育は性交時に本当に役立つ避妊方法や事件に巻き込まれたときに行なうべきことを教える役立つ教育になっていません。

実際「コウノドリ」というドラマでは中学生妊娠した生徒が自分のお腹の赤ちゃんのエコー映像をみて「CGみたい」と発言するシーンがあります。

中学生にとって性交の結果、赤ちゃんが出来るという現実が実際の状況と乖離している現実をよく表しています。

また先程の「コウノドリ」のお話の中では実際に子どもを産み育てるということと中学生の性との乖離が的確に描かれています。

同時に、子どもを産みたいと思うことの意味を十分に考えられる教育も大切です。

「性教育は性行為を助長する」という認識が遅れを招いている?

DariuszSankowski / Pixabay

中学生に対する性教育が望まない中学生妊娠や性感染症の予防に役に立つ情報を提供できない理由は、教育者の間で「寝た子を起こすな」とか「中学生はピュアだ」という意見が多いからです。

実際に、中学生の性や性交に関して置かれている状況は非常に個人差が大きく、配慮が必要な場合もあります。

だからといって「性教育は性交を助長する」といった意見で、性に関して必要な情報が必要な生徒に届かないのは硬直した考え方ではないのでしょうか。

sasint / Pixabay

ドラマ「コウノドリ」でも中学生妊娠した生徒が部活の試合に出たいので早く産んでしまえば大丈夫だよねと産婦人科医に問うシーンがあります。

これが実際の中学生の認識なのかもしれませんが、正しい認識をもてる教育が必要です。

学生の妊娠のリスクを避けるには親自身の「教育」も大切

ddimitrova / Pixabay

学校での性教育の現状では望まない中学生妊娠を防ぐ手立ての一つとしては不十分なことをご説明してきました。学校教育の場が十分に機能していない以上、親が取り組むしか方法はないのです。

しかし、親自身も子どもと面と向かって性の問題に取り組むことはハードルの高いことでもあります。中学生の親にとっては性の問題は当事者でもあるからです。

ドラマ「コウノドリ」の中では中学生妊娠した同級生の父親の親が現実に向き合えないケースが描かれています。親にとっても対応が非常に難しい問題なのです。

skeeze / Pixabay

そんななかで、親がわが子にすすめられるサイトを一緒に見たり、書籍に触れたり、セミナーや催し物に参加して親以外の人の話を聞く機会も重要なのではないでしょうか。

親として重要なのはわが子に対して適切な情報に触れられる機会を上手に提供することなのです。また、親自身もそういった情報に改めてふれることは非常に有意義な経験となります。

中学生の子ども一緒に子ども産みたいという意味を一緒に考えられれば貴重な経験になるでしょう。

中学生が妊娠する原因②ありふれた性の情報

Free-Photos / Pixabay

中学生などの子どもに正しい性の情報に触れる機会を親が早い段階で適切に提供することは非常に重要な家庭教育のひとつだといえます。

昨今のネット社会では子どもがアダルトビデオなどの商品に触れる機会も以前に比べて増えており、そのハードルも低くなっています。

そのため、家庭での正しい性教育を行うことは以前にもまして重要になってきます。

18歳未満でもネットなどで気軽にAVを見られてしまう!

JESHOOTS-com / Pixabay

最近は中学生がスマートフォンをもったり、家庭にネット環境の整ったPCがあったりすることが珍しくなくなってきています。

中学生がアダルトビデオなどの商業的性情報に触れることは非常に簡単であるのが現状です。中学生がそれらの商品に興味を持つことはある意味正常な成長の過程でもあるのです。

だたその一方で、アダルトビデオなどはあくまで性的興味を満足するためだけのフィクション作品であるという認識も重要になります。

フィクションであると割りきった上で自分の嗜好を満足するために正しく利用するための方向づけを自然と家庭教育をすることが理想です。

Joshua_Willson / Pixabay

具体例をあげると、アダルトビデオでは性交の結果として必ず考えなければいけない妊娠が多くの作品で描かれていないこと。

女優さんは適切に避妊をした上で演出上の中出しや膣外射精をおこなっているのです。膣外射精が中学生妊娠を避けるために何も役立たないことを認識していることは非常に重要です。

中学生が妊娠する原因③精神的な孤独が触れ合いを求めさせる

N-Y-C / Pixabay

中学生妊娠が発生する事例では非行気味の性に奔放な生徒がその当事者の大半だと考えていないでしょうか?

しかし、実際は異なる事例が大半なのです。強姦やいじめなどでは大人しそうで被害を捜査当局や親に打ち明けなさそうな子が狙われます。

決して派手で露出の高い服装をしている生徒が狙われるわけではないのです。

90_skull / Pixabay

同年代の子との性交や援助交際という名の売春に走る生徒は家族間のふれあいの薄さから寂しさを感じその気持ちを埋めるために性行為にはしることもあります。

実際、大人でも異性に優しくされ肌を触れ合っていると安心し、必要とされている感覚を感じることができます。

成長し、十分にいろいろな経験をした大人ならその感覚が異性が性行為をしたいがために優しくしているのだって気がついたりも出来ます。(もしかすると大人でも十分に判断できないかもしれません。)

cuncon / Pixabay

中学生の生徒にはとても難しいことだと思います。こういった援助交際という売春も中学生妊娠の原因となりうるのです。

ドラマ「コウノドリ」の中では中学生妊娠した生徒の母親がシングルマザーで十分コミュニケーションが取れていない事を示唆するシーンがあり、とても考えさせられます。

中学生の妊娠は真面目な子でも孤独な子ほど危険?

FotoRieth / Pixabay

家族とのコミュニケーションが十分でない生徒が中学生妊娠してしまうと、コミュニケーションの薄さからそのことに気が付かないもあります。

自分が望まない中学生妊娠したということは十分コミュニケーションが取れた仲の良い家族の間でもなかなか言い難いものなのではないでしょうか。

NEXT 中学生の妊娠は真面目な子でも孤独な子ほど危険?