大俳優達が頼んでもないのに出演したがる「最後のヤクザ映画」と呼ばれた作品です。配給会社が売上4億以下ならヤクザ映画から撤退すると宣言し、結局2億の売上で本当に最後のヤクザ映画になってしまいました。主役は松方弘樹さんで相手役の田村さんは「ブルースシンガーのジェーン」を演じ主題歌「悲しみでは終わらない」を歌いました。
映画②:1、2の三四郎
当時K-1で活躍していた格闘家の佐竹雅昭さんが初主演の映画です。小林まことさんの漫画を市川徹監督で映画化しました。田村さんは容姿端麗で成績優秀な生徒会長を務める高校生ですがギャグ満載な北条志乃役で世界を目指すプロレスラー三四郎の同級生で恋人役を演じます。
映画③:DRAGONBALL EVOLUTION(アメリカ)
鳥山明原作の漫画がドラゴンボールの実写版を20世紀フォックスで制作されて話題になりました。この映画で悪役のピッコロ大魔王の一番腕のいい手下で変身能力を持つマイ役を演じます。戦闘シーンが多くキレッキレの技とワイヤースタントを見せてくれます。田村さん本当はブルマ役をやりたかったそうです。
初めての悪役に挑む
日本やアメリカでこれだけたくさんの作品に参加していたのにいち度も悪役を演じたことがなかった田村さん、役作りに時間がかかったそうです。ピッコロ役のジェームズ・マースターズが悪役のエキスパートでサポートしてくれて「マイ」になりきれました。鳥山先生の原作と別物の脚本なので新しい「ドラゴンボール」として楽しんでください。
自伝の執筆
2000年からアメリカで頑張り続けた生活を綴る本「ハリウッド・ドリーム」を執筆し2009年に出版されています。全て自分で希望して準備したアメリカでの生活は大変でしたが日本にいたら体験できなかった生活を手にいれ、大きな成功を掴むことができた幸せな日本人の1人です。
ハリウッド・ドリーム
「世の中に、こんな世界があったなんて・・・・・」の出だしで始まり、女優に憧れた子供時代アイドル時代の出来事などもわかる半生を書いた自伝です。田村さんがこの本を書いたのは「夢は絶対かなう」と勇気を与えたいからです。これから新しいことに挑戦する人へのメッセージが込められています。
2016年にさんまとテレビ番組で共演
自身の看板番組もあり何年も視聴者を笑わせてきたさんまさんは、笑わせられるチャンスは絶対に外さないプロの芸人さんです。ゲストに失礼でもやってしまうさんまさんでした。24年ぶりに再会できた特別記念番組は共演NGと言われていた田村さんとのトークも見せ場となりました。
共演NGの噂があった
明石家さんまさんの家に芸能人が遊びに来る設定のトーク番組「さんまのまんま」は有名な長寿番組で現在も放送されています。ゲストで呼ばれた田村さんがお土産にしたのはクレームブリュレで、「食べたらやめられなくなる」と言って渡すがさんまさんはひと口食べ「やめられる」と言ったギャグをかましたところ田村さんが泣いてしまいました。
2回目の共演でも
関西で放送の痛快!明石家電視台(つうかいあかしやてれび)に1992年にゲスト出演し、番組のスタートは「前回泣いてしまいごめんなさい」との挨拶からスタートしたすぐ後に「あれは俺悪くない」と喋り出したさんまさんの手が田村さんの持つCDにぶつかり2度落とします。田村さんが作詞をした曲でもありまた泣いたことで話題になりました。
さんま自腹でCDを買っていた
その後の収録がギクシャクしたのは言うまでもなく後味が悪かったのです。番組で泣かせてしまったことが悔やまれたさんまさんは、その後自腹で同じCDを購入して応援していたという事もわかり、この日は笑顔でインタビューを終えることが出来ました。人情の人さんまさんの魅力も垣間見えた番組でした。
さんまさんの友達ビートたけしさんを詳しく知りたい方はこちら
田村英里子は今も強く・自由に生活していた
アイドルデビューして夢を叶えていく田村さんは可愛さだけではない努力と忍耐力を備えた芯のある女優さんでした。年齢と共に成長してハリウッドデビューを実現し、視野を広げて世界や人を見る姿勢はしっかりした大人の女性です。救済活動や会社経営でまた何か驚きをくれるかもしれません。ひと味違う日本での活躍を見る日が来そうです。
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