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アルファスSVの選び方
ハイギアかノーマルギアか
アルファスSVは大きく分けるとハイギアとノーマルギアがあります。ハイギアは一回の巻き取り量が多いため回収等に時間をかけたくない打ち物系をメインにするといいと思います。一方、ノーマルギアは一回の巻き取り量が少なためゆっくりと動かすクランクベイトなどのハードルアーをメインに使いたい方におすすめです。
アルファスSVとSSのインプレと違い
糸巻き量
アルファスSVはアルファスSSより浅溝スプールのためアルファスSVの方がより細い糸に対応していると言えます。なのでアルファスSVはあまり複雑すぎるカバーは得意ではないようです。あくまでオールマイティなリールなので本気でカバー打ちをしたいという方はカバー打ち用のリールを買うのがいいと思います。
ソルト対応か否か
アルファスSVとSSの大きな違いはソルトに対応しているかどうかです。SVの機種はすべてソルトに対応していますが、SSはソルトには対応していません。ですのでソルトをやる方にとってはSVをおすすめします。
アルファスSVの使い方
メカニカルブレーキをゼロにする
次に具体的なアルファスSVのセッティング方法を見ていきたいと思います。まずはメカニカルブレーキをゼロにします。メカニカルブレーキがゼロの状態というのはスプールを左右に動かしてガタガタしない状態のことをさします。ですのでまずはスプールを左右に動かしてガタガタしないところまでセッティングしてください。
マグネットブレーキをメインに使う
次にマグネットブレーキのセッティングなのですが初心者の方はマグネットブレーキはMAXの状態で構いません。MAXの状態でもストレスなく飛んでくれるのでストレスなく十分釣りになります。
慣れてきたかたはマグネットブレーキを徐々に緩めていくとより遠くに飛ばせると思います。またベイトフィネスをメインでやる場合は少しマグネットブレーキを緩めにしたほうがいいかもしれません。
アルファスSVの評価
評価1
アルファスSVを実際に使った評価を書いていきたいと思います。まずはSVコンセプトを搭載しているだけあってバックラッシュしません。投げるルアーによっても大きく設定を変える必要がないので楽です。また、バックラッシュはしないのに飛距離がしっかりと出てくれるのでベイトフィネス入門機としては言うことなしです。
評価2
渓流でベイトフィネスをよくやるのでルアーの重さが非常に軽いですがアルファスSVなら正直3gくらいまでなら渓流で困らないくらいには投げられます。しかし、バス釣りで3gくらいのルアーを投げるとなると少しストレスを感じるかもしれません。
というのもバス釣りでは飛距離も求められるため渓流と同じ設定だと少し飛距離がでないなと感じます。また、3gくらいになると設定がシビアになり初心者ニットては設定が少しムズカシ感じるかと思います。
アルファスSVの欠点は?
ここまでを見てみるとアルファスSVはメリットしかなく最強の機種ではないか?と思うかもしれませんが残念ながらそうではありません。アルファスSVのコンセプトであるバーサタイルだからこその欠点があります。
それは「専門として使えない」ということです。どういうことかというと、アルファスSVはハードルアーからベイトフィネスまで一本でできルコとにはできます。しかし、例えば大量の障害物があるヘビーカバーも対応できるかと言われたら残念ながら対応はできません。
アルファスSVの糸巻き量やその他スペック
アルファス SV
品名 巻取り長さ
(cm/ハンドル
1回転)ギヤ比 標準
自重
(g)最大
ドラグ力
(kg)標準巻糸量
ナイロン
(lb.-m)ハンドル
長さ
(mm)スプール
径
(mm)ベアリング
(ボール/
ローラー)メーカー
希望本体
価格(円)JAN
コード105 60 5.8 175 4 12-40~80
14-35~7080 33 6/1 30,000 960861 105L 60 5.8 175 4 12-40~80
14-35~7080 33 6/1 30,000 960878 105SH 74 7.2 175 4 12-40~80
14-35~7080 33 6/1 30,000 960885 105SHL 74 7.2 175 4 12-40~80
14-35~7080 33 6/1 30,000 960892 ※巻糸量のlb.-m表示はTDライン(ナイロン)を使用。 (引用:ダイワ公式サイト)
全体的に見てもやはり細い糸に対応して設計されているように思えます。またアルファスSVは他のベイトリール入門機に比べてかなら軽量なことがわかります。より軽量になったことで長時間釣りをしていても疲れないという工夫がされています。
タトゥーラのインプレと比較
スプール径の大きさ
アルファスSVとタトゥーラSVの大きな違いはスプールの大きさです。アルファスSVの方がタトゥーらよりスプールが小さいのでより細い糸で釣りをするのにアルファスは向いていると言えます。また、細い糸で釣りをするのに向いているということはアルファスSVの方がより軽いルアーに対応できるということです。
アルファスSVの方がより小さいルアーに対応してる
アルファスSVの方がより細い糸に対応しているためより小さいルアーに対応しています。しかし、細い糸を巻くのに適しているということはラインキャパシティー(ラインを巻く量)が少ないと言えます。ですので太いラインを多く使うのであればアルファスはあまり向いていないと思います。
まとめ
アルファスSVはSVコンセプトを搭載したオールマイティーなリールです。アルファスSVの評価のところでアルファスSVの欠点をあげましたが欠点のないリールは存在しません。しかしあくまでアルファスSVは入門機だということを考慮すると値段以上の性能があります。悩んでいる初心者の方はぜひアルファスSVを手に取ってみてください。