スピニングリールのメンテナンス方法は?ポイントを押さえて簡単メンテナンス

リールにおいてメンテナンスは必須です。しかしメンテナンスといっても何を準備すればいいかわからなかったり、どんな方法でメンテナンスをすればいいのか分からないという人が多いかと思います。今回の記事ではメンテナンスの方法や必要なものすべてを余すことなく書きました。

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スピニングリールメンテナンスに必要なもの

グリス

まずはじめにグリスを準備しましょう。グリスは聞いたことがあるがどんなものか知らないという方のために簡単に説明します。グリスというのは主に摩擦で擦り合う部分につける少し粘着性のある液体です。どんなグリスがオススメかは下に詳しく書いてあるので読み進めていってください。

オイル

オイルとざっくり言われてもメンテナンス初心者にはどのオイルを選べばいいか見当もつかないはずです。ここではグリスよりサラサラしたものとだけ伝えておきます。

またオイルの別名は潤滑オイルと言います。別名から見当できるように部品をより滑らかに動かすためのものです。これもどのオイルがいいかは下に書いてあるので読み進めていってください。

綿棒

綿棒は普通の100円均一で売っている耳を掃除する用のもので構いません。綿棒はリールの内部の汚れを拭き取るのに使います。綿棒でも十分に拭き取れますがそれだと不安だという方は「布ウエス」をオススメします。

少し話がそれるのですがウエスは「紙ウエス」ではなく「布ウエス」の方をお勧めします。なぜなら布ウエスの方がボロボロになりにくいからです。

スピニングリールメンテナンスにオススメのグリス

値段と性能は比例する

実際に様々なグリスを使ってきたのですがホームセンターなどで売っている安いグリスはあまりよくありません。以前使った時も少しザラザラ感が出てしまったりすぐに色が悪くなったりとデメリットが多かったです。

一方、純正で釣具屋に売っているグリスは値段は少し高いですがやはり純正なだけあって長持ちしますし、不具合も起きません。初心者が初めてメンテナンスをして機械がさらに悪くなったりしてしまっては気持ちも凹んでしまうので純正のグリスを購入することをお勧めします。

純正のもで一番安いものを

純正といってもとても多くの純正グリスがありますが一部を除いてほぼ変わらないので一番安いやつを購入しましょう。一部を除いてと書きましたが本当に高いやつはそれなりに性能もいいですが初心者ならばそこまで気にすることはありません。

スピニングリールメンテナンスにオススメのオイル

オイルもグリスと同様に

オイルもグリスと同様純正のものを購入しましょう。グリスよりオイルの方が重要なので間違ってもホームセンターなどで買わないようにしましょう。オイルとグリスをバラバラで買うのはめんどくさいという方はオイルとグリスがセットになって2000円で売っているのでそれを買うことをお勧めします。

シマノとダイワの両方から販売されています。個人的にはダイワをお勧めします。ダイワの方がオイルがサラサラしていてグリスもより長持ちします。

スピニングリールに注油する時のポイントと注意

すべてを分解する必要はない

初心者でよくありがちなのがメンテナンスの時にすべてのパーツを分解してしまうことです。一つでもパーツがなくなったら元に戻せなくなるので絶対にしないように注意してください。また、内部はとても精密でちょうどいい具合にネジなども閉めてあるため一度開けてその調和が乱れてしまうと逆に悪くなったりもします。

また、自分で全てのパーツを分解して壊れるとお店で修理することができなくなります。保証が切れてしまうのです。なので絶対に内部をバラバラにしないようにしましょう。

ほこりがない場所で行う

これは分解した時に内部にほこりが入らないようにするためです。ちょっとしたほこりでも大事な場所に入ったりするとシャリシャリ音や調子がおかしくなってしまうので細心の注意を払いましょう。

グリスとオイルの使い分けをしっかりと

これはメンテナンスの時によくありがちなのですが本来グリスを入れるべきところにオイルを入れてしまうということがよくあります。間違って入れて間もない時はあまり差を感じないのですが、長い時間が経つと差が顕著になってきます。

というのもハンドルが急に重くなったり巻いている時にシャリシャリ音がなったりというような不具合が生じます。グリスとオイルの使い分けはしっかりとしましょう。

簡単な注油方法

ここまでで準備するものや注意点を理解できましたね。次に実際にメンテナンスするところに関して書いていきます。

初心者ようにしっかりと用意されている

最近のスピニングリールには初心者がメンテナンスしやすいように穴が開けられています。ここからワンプッシュ吹きかけましょう。ここで注意したいのがオイルではなくグリスを吹きかけます。先ほど説明したようにグリスは摩擦を抑えるものです。

その穴の中には様々な部品が絡み合っています。ですのでそこにはオイルではなくグリスを吹きかけます。

メインシャフトにワンプッシュ

上の穴だけの吹きかけるだけでは十分ではありません。スプールを開けると真ん中に一本の長い棒があるのがわかると思います。この長い棒のことをメインシャフトと言います。このメインシャフトはハンドルを回すと連動して上下に動きます。

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