コアリクイの可愛すぎる威嚇姿を動画で紹介!生態や実際に会える動物園も!

コアリクイは「両手をバッと広げた威嚇姿が可愛すぎる!」と話題の動物です。アリクイの仲間で、おっとりした性格と器用な動作が特徴的です。今回はコアリクイの生態について調査しました!ぺット事情や、日本で実際に会える動物園についてもご紹介します。

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威嚇姿が話題のコアリクイとは

二本足で立ち上がり、両手を広げた姿がキュートなコアリクイ。ミーアキャットは低くなった体温を光に当てて上げたり、外敵を見張るために立ち上がる事が知られています。実はコアリクイのこのポーズは体温を上げる為ではなく、威嚇時の姿なんです。何ともほのぼのしてしまう威嚇姿。コアリクイとはどんな動物なのか見ていきましょう。

小さめのアリクイ

コアリクイとはアリクイ科コアリクイ属に属するアリクイの一種です。キタコアリクイとミナミコアリクイの2種類がいて、ミナミコアリクイの方がよく知られています。コアリクイの他にオオアリクイ、コアリクイよりも小さいヒメアリクイがいます。

オオアリクイに興味のある方はこちらの記事もどうぞ。

コアリクイってどんな動物?

アリクイと言う名前は聞いたことがあるけど、詳しい生態はわからない…という方が多いのではないでしょうか?名前だけだといかついイメージですが、フサフサでつぶらな瞳がとても可愛いんです。コアリクイの種類や体の特徴、どんな所に住んでいるのか等詳しく見ていきましょう。

コアリクイの特徴①舌・爪・尻尾

コアリクイの舌や爪の発達は、食べ物から由来しています。名前の通りアリやシロアリを主な食料としていて、アリ塚に鋭い爪で穴を開け、長い鼻と舌を使い奥からからめ取って食べています。鋭い爪は自己防衛にも使われています。威嚇をするときの立ち上がるポーズの時などには、尻尾を使ってバランスを取っています。

コアリクイの特徴②鋭い嗅覚・鈍い視覚聴覚

コアリクイはあまり視力や聴覚が良くなく、嗅覚で蟻塚を探し出します。長い鼻でにおいを嗅ぎながら歩き、蟻塚を見つけます。蟻塚を壊してアリを食べ尽くしてしまうと餌が無くなってしまうので、巣を全て壊す事はせずに穴を爪で作り、そこから長い鼻と舌を入れてアリを食べています。

コアリクイの特徴③樹上での生活が得意

オオアリクイは木には登りませんが、コアリクイは木の上での行動が多くなります。アリを食べる行動がオオアリクイと重なりますが、生活拠点が違うので競合を避けることが出来ています。コアリクイは夜行性で樹上での生活が多く動きも緩慢なため、ナマケモノに近い生活様式だと言えます。

コアリクイの特徴④2種類に別れるが、人気なのはミナミ

コアリクイには種類が2つ有り、キタコアリクイとミナミコアリクイに別れます。1番分かりやすい大きなちがいは耳の大きさで、キタコアリクイが約5㎝、ミナミコアリクイは約4㎝です。多くの動物園で飼育されているよく見るコアリクイは、ミナミコアリクイになります。

コアリクイの可愛すぎる威嚇ポーズ!

コアリクイと言えば、このどう見ても可愛く見えてしまう威嚇のポーズですよね。コアリクイにしてみれば威嚇が可愛く見えるのは不本意かもしれませんが。後ろ足2本と尻尾でバランスを取り、両手を広げています。地上での威嚇はこの様な姿ですが、木の上だと足と尻尾で枝をわしづかみし、ぶら下がった状態で両手を上げて威嚇することもあります。

コアリクイが威嚇するときは二本足!

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