菊容子殺害事件の真相は?犯人藤沢陽二郎の現在や石ノ森章太郎との噂も

ストーカーと化した藤沢陽二郎

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菊さんの浮気を疑い始めた藤沢さんは、菊さんが仕事するテレビ局へ足を運びました。しかし、無名俳優の藤沢さんはテレビ局から追い出されてしまいます。これにより、菊さんは仕事先でマネージャーや共演者と浮気をしているのではないかと疑いを強めるようになりました。

仕事現場をみることもできなくなった藤沢さんは、菊さんを追い掛け回すようになります。深夜に菊さんに電話をかけたり、自宅に忍び込んだりとストーカーのような行為に及ぶようになりました。

藤沢陽二郎の菊容子さん殺害の動機は勘違いが原因

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藤沢さんが結婚まで夢見て、ストーカーに至るまで愛した菊さんを殺害に至ったきっかけは何だったのでしょうか。そこには勘違いが原因の動機がありました。

「指輪が欲しいの」の言葉に激昂

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藤沢さんが深夜に菊さんの自宅を訪れているとき、菊さんが電話をしているのを聞きました。菊さんは電話の相手に「そろそろ指輪が欲しい」「明日、9時に起こして」と話していました。

藤沢さんはこの電話で菊さんの浮気を確信。浮気相手に結婚指輪をねだり、翌朝のモーニングコールまで頼んでいると思い込みました。

電話相手は菊容子の父親だった

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藤沢さんが浮気だと思い込んでいた菊さんの電話相手は、彼女の父親でした。菊さんと父親は以前から、菊さんが結婚するときには母親の形見の指輪をもらう約束をしていました。「指輪が欲しい」という発言はその指輪のことだったのです。

そして、彼女は翌朝の舞台に間に合うように起こしてほしいと、父親にモーニングコールを頼んでいただけだったのです。これが勘違いの電話の真相でした。

菊容子さんが浮気をしていると思い絞殺

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電話相手が父親と知らない藤沢さんは菊さんが浮気をしていることを確信しました。結婚を夢見た菊さんに裏切られたと藤沢さんは絶望しました。

そして激昂のあまり菊さんの首を両手で絞め、さらに近くにあった電話線のコードで絞め殺しました。それほどに恋人に裏切られた悲しみは大きかったのです。

菊容子殺害の犯人藤沢陽二郎の裁判と現在

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世間を沸かせた事件でしたが、犯人はすぐに逮捕され、藤沢さん自身も罪を認めています。注目された裁判の判決はどうなったのでしょうか。また、現在の藤沢さんはどのように過ごしているのでしょうか。

懲役7年の判決

のちの取り調べで、藤沢さんは菊さんの電話相手が彼女の父親であったことをしりました。「指輪が欲しい」という発言の真相も同時に知った藤沢さんは、その場で泣き崩れたといいます。

この事件の裁判の判決が出たのは事件から半年が経過した1975年11月18日。藤沢さんは自らの罪を認め反省し、東京地裁で懲役7年の判決を受けました。

裁判での父親の悲痛な証言

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裁判の席で、菊さんの父親はその悲痛な胸の内を吐露しています。特に殺害のきっかけにも至った指輪については、菊さんの母の形見でした。

菊さんが結婚するときには譲り受ける約束で、「その日まで、パパが小指にはめておいてあげる」と守っていたそうです。それだけ親子の間で大切な存在だった指輪が、菊さん殺害の引き金を引いてしまったことは、父親にとっても大きな心の傷となったことでしょう。

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