「ライブドア事件」は一体どんな事件?
ライブドア事件とは、投資ファンドを通して自己株売却によりお金を自分達の利益として損益計算書に載せたという有価証券報告書虚偽記載の疑いがあるとして起訴されたことと、風説の流布及び偽計の2つの罪があったとして逮捕、起訴を堀江貴文並びにライブドア幹部がなされた一連の事件です。
この2つが非常にわかりづらく、メディアでその当時、多くの報道があったのにも関わらず何が悪くて起訴・逮捕されたのかが解らない人も多く、現在でもその核になる人物が自殺したりしたことで、真相をつかめず裁判の判決は下されています。
偽計・風説の流布で4人が逮捕
偽計・風説の流布(証券取締法違反)の疑いで、当時のライブドア社員が4名逮捕されました。この違反容疑も表からすぐに見つけられるものではありません。
その内容というのも、株交換を行う上で買われる側の企業株と買われる側の企業株を交換することで行われるのですが、それを決めるのは客観的な第三者です。
しかし、客観的第三者ではなくライブドア関係者が行なっていたのが問題となりました。自分達の都合のいいような価格設定ができますからね。