基本的には暇な人たちかSNS中毒で創作にふさわしい文章を見つけた時に餌を仕込みます。他人の好奇心を刺激するような内容を見つけるのが上手く、どのように変化させると人々が食いついてくるのかを考えるのが楽しいのです。パーナさん事件ではツイッターやフェイスブックが釣り場でした。
嘘の創作が好き
現実の情報と組み合わせ真実味を持たせ信ぴょう性の高い嘘を作る手間暇を惜しまず、人が騙される内容を作り上げます。SNSは文章が拡散されてツイートされると数値に出るのでその様子を眺めているはずです。文章にコメントや質問がつくと昼夜問わず迅速に返信してくるのも特徴の一つです。怖がらずに嘘をつき続けて信憑性を上げ拡散します。
釣りのパターン
- SNSでリンクを貼りリンク先で・個人情報記入・宣伝・ネズミ講など釣り師が儲かる内容の詐欺。
- 男女の違い・白黒・嗜好品など永遠に決着つかない内容で拡散しPVを増やす。
- 学校や会社での立場を隠し、生徒や新入社員や顧客のふりをして内部情報を拡散する暴露目的。
- マイノリティーのふりで同情を誘い励ましのコメントで注目を集める。
画像や動画でも
特に多いのが18歳以下禁止のアダルトな内容の釣り動画で再生するとアダルトではないような言葉遊びのような騙された感じの内容であることが多々あります。またタバコを加えた幼児など過去に炎上したことのある画像を持ち出すこともあります。驚いて見てしまった自分が悔しいので注意しましょう。
盛り上げるか逮捕か
嘘で人々を混乱させる反面、SNSが盛り上がる内容の釣りや、社会問題の良い部分を引き出す内容もあり全否定できないのが現実です。反面釣り内容が個人攻撃・商品や団体への弾圧・名誉毀損・バイトテロ等民事訴訟や逮捕まで発展する事実はもあります。「SNSで殺人予告をして逮捕」とニュースもあることから警察も監視をしています。
読む側も信憑性を判断
釣りは過剰で行き過ぎた内容なので冷静な判断をすればわかるような嘘です。「こんな嘘で騙されている人がこんなにいる」と数値が表し画面の向こうでは釣り師が笑っています。冷静な人は「釣りだと思ってスルーした」とコメントしていますが「この話は本当なの?」と真意を確かめる書き込みはせずに無視することが大切です。
ネット釣りが疑わしいが人気のある作品
匿名の読み物で作者不明信ぴょう性も不確かだが素晴らしいと評判になる話もあります。文章は人が作り出す文化でネット掲示板といえどうまく使うことで社会への影響は変わります。そのような認められた話をいくつか紹介します。
電車男
2ちゃんねるの独身男性板(毒男板とも言われる)の書きこみです。アキバ系オタと名乗る年齢と彼女いない歴がイコールの名無しスレッド参加者(主人公)が恋愛に挑戦した経緯を報告した内容でスレ住民に報告や相談をしてアドバイスをもらいながら恋愛成就する内容です。スレ内容が本になり出版されベストセラーになりその後映画になりました。
ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界
2ちゃんねるのニュース速報(VIP)板の書き込みです。作者は黒井悠人「黒井会社に勤めるマ男と応援してくれた人々」という意味を込めた名前で書籍化されました。いじめで高校を中退し10年のニート歴のあるマ男が母親の死からスレッドを自ら立て、入社して限界までの出来事を書き込んだ内容です。こちらも同様出版と映画化されています。
鮫島事件
2ちゃんねるのラウンジ@2ch掲示板の書き込みです。この話は作者が創作との宣言済みの話しです。面白い話で2チャンネルにはまる足掛けとなった人も多く、2ちゃんねるで「鮫島」はタブー暗黙のルールができています。ですがこちらも映画化されています。
鮫島事件について詳しく知りたい方はこちらもどうぞ
洒落怖
2ちゃんねるのオカルト板から派生した「洒落にならないほど怖い話」こちらも創作と思われる作品が乱立しています。洒落怖集として出版され人気のある話が映画になっています。ジャンルに境界がないとにかく怖いことが条件の話です。「コトリバコ」「ヒッチハイク」「きさらぎ」など映画化されている話もあります。
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パーナさん事件は現代ならではの事件だった
1つの行動で全てが決まると言いますがタレントのファンも一部の人のしたことに注目が集まり悪く言われてしまいます。パーナさんはとても人数が多く集まるだけで一般の人に迷惑が出てしまうので気をつけて今後も楽しんでください。
また、ネットでの批判も悪ふざけがエスカレートしやすいので軽々しい行動はできません。パーナさんたちを揶揄するような声も大きいですが、そんな中でもファンたちパーナさんのことを想い行動に移したNEWSの素晴らしさも世間に広がってほしいですね。
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