「シコい」の意味や元ネタ、使い方を徹底解説!男女間で論争勃発!?

これに対して女性の方の「シコい」は、キャラクターなどにセクシーさや可愛さ、何らかの心に訴えかけるような魅力があるという場合に使うことがあるようです。ただし、魅力といってもそれは静的なものではなく、あくまで純粋な「良い」と思った場合が使う場面に当たると考えられます。

このように、同じ言葉で同じ何かに魅力を感じるということは共通していても、その魅力の感じ方の方向性が全く違っているというのが、男性と女性での「シコい」の意味の違いのようです。

「シコい」の元ネタはどこから?

ということで、男女間の使い方、意味合いの違いについてをご紹介しました。おそらく対象としているのは女性のアニメキャラクターでしょうから、このように意見が分かれているのでしょう。それでは、自慰行為の擬音が元となっているとご紹介しましたが、いったいどこで生まれた言葉なのでしょうか。

シコいは元々は男性オタクが使用していた

まずこの言葉は、元々は男性のオタク、つまりアニメキャラクターなどに現実の女性よりも興味、関心があるような方たちが使っていた言葉のようです。意味合いはこれと全くと言っていいほど同じですが、他の性的な魅力を感じる旨の単語もいろいろとオタク間で発生していたようです。

シコいは腐女子経由で女オタクにも使うように

そして、男性同士のボーイズラブ系ジャンルなどを好む、所謂腐女子と呼ばれる人たちも男性オタクたちが使っていることを知って、魅力を感じる男性のアニメキャラクターなどに対して使うようになったとされています。もちろん前述のとおり性的な魅力を感じるという意味合いは含んでいないようですが。

「シコい」の使い方って?

このようにして女性のアニメオタクと呼ばれる方たちも使うようになったらしいですが、男性の自慰行為を表現しているのが元である言葉を女性が使用するのには少し違和感を覚えなくもないです。それではここからは、実際にはどのように使用するのか、その使い方をいくつか見ていきましょう。

シコいの使用例①

例えば、「○○(アニメキャラクター)がシコい」という風にストレートに使用することがおそらく最も多いでしょう。こちらは男性が使用する場合の使用例で、自分の趣味嗜好にベストマッチしたキャラクターを見つけた際などには特に使われることになるかと思われます。

シコいの使用例②

続いては「○○(男性アニメキャラ)の○○(体の部位)がシコい」と言った使い方になります。こちらは女性のオタクが使用する際の使用例になり、容姿はもちろんのこと、特にそのキャラクターのどの部分が一番魅力を感じるのかという主張にもなるでしょう。

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