さて、サイトに掲載される写真や現地で残されている物の内容などについてをご紹介しました。冒頭で子のご紹介しているサイトは、目的は自殺者を思いとどまらせるための抑止機構であるのですが、果たしてその役割をしっかりと果たせているのでしょうか。
自殺を想い留めた閲覧者もいる
この主目的については、実際にこのサイトを閲覧して自殺を使用と思っていたけれど思いとどまった、という方もいらっしゃるようなので果たせているといえます。それを行うことがどんな結果を生むのかを改めて考えさせられたようで、単なるホラーサイトというわけではないのです。
死後の様子を目の当たりにするということ
死にたい時というのは、実際に亡くなってのことはあまり考えないものです。自分が命を絶つことに集中しすぎて死角になる部分といえます。しかし、服を着たまま人の形を残して白骨化した遺体や首を吊って息絶えたその姿は、どんな言葉による説得や語り掛けよりも訴えるものがあるのです。
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樹海の都市伝説は本当?
ご紹介しているサイトが本来の目的を果たせているのかどうかについてをご紹介しました。前述しました所在地に限らず、樹海というのは様々な都市伝説が付いて回っているようですが、果たしてその内容は本当なのでしょうか。
コンパスが使えない?
まず、方位磁石、コンパスを使えなくなってしまうという噂がありますが、これについては現地に行って実際に使うことができたようです。樹海というのは比較的新しい森のことなので、火山付近の特殊な環境、そして見た目の恐ろしさがそういった噂を作ったのかもしれません。
一度入ると2度と出てこられない?
続いて、一度は言ったが最後、二度と戻ってこれなくなるというのも有名です。これは前述した通り遊歩道が設置されているところも多いので普通はあり得ませんが、道になっていないところに行けば瞬く間に自分がどこにいるのかわからなくなってくるというのは本当にあるようです。
野犬の群や熊が多い?
更に、人がそうそう足を踏み入れない自然の中であるというためか野良犬の群れがいたり、野生の熊がいるという噂もあります。犬の群れについては定かではありませんが、熊については本当に生息していることもあるようです。
樹海はヤクザの死体遺棄現場として使用されている?
また、俗にヤクザと呼ばれている集団が死体を遺棄するための場所として使っているのではというものもあります。人目に付きにくいからということで立った噂なのでしょうが、これについては完全にネットで流れているデマのようです。
自殺志願者を狙って殺害する人間がいる?
自殺の名所として有名になってしまったために、本当に命を絶つために来た志願者を狙い殺害をするという恐ろしい人がいるというものもあります。しかしこれもやはりデマのようです。
ヤクザが自殺者の臓器を売買している?
前述の死体遺棄の場所なのではという噂に加えて、全く関係のない一般人の自殺者の死体から臓器を奪い、売買しているのではというものも付随して噂されています。ですがこちらも勝手な想像からくる嘘話のようでした。
世界的人気YouTuberも樹海で自殺死体を発見
今日これほどまでに樹海という場所が自殺の名所として知られるようになってしまった原因の一端には、とある有名なユーチューブで活動されている方が関係していました。
ローガン・ポールが樹海での自殺死体をYouTubeで公開し大炎上
彼も海外で有名な場所に行ったところ、本当に自身で命を絶たれた方の死体を発見してしまったようです。それをそのまま動画に乗せてアップロードしたところ、当然ながら大炎上したという事件も発生しています。
他のYouTuberに興味がある人はこちらをどうぞ。
現在の樹海は魅力的な観光スポットとしての側面も
このように色々と暗い噂、そして実際の事件が起きてしまっているのも事実なのですが、本来の樹海というのは自然の形を色濃く残す観光地です。そして、現在はそういった側面を強く見せ始めています。
女性や海外からの観光客に人気
実際に樹海に足を踏み入れた方は、その目で見た美しい自然の景色のことをよく覚えています。自分が死ぬときは攻めて綺麗な場所が良い、と思うかもしれませんが、実際に行けば美しい自然を見ることができ、観光地として有名になってきています。
地元住民がイメージ払拭の為に清掃活動
そして、暗いイメージが定着してしまっているのを払拭するために、地元住民が汚名返上を目的として清掃活動を行っています。前述の樹海の近くにある富士山も世界遺産となったため、そちらの方で有名になる日も近いでしょう。
遊歩道が整備されている
地域の方々の努力が実を結び、遊歩道から見る景色は非常に映えるものになったのだとか。整備が行き届いたことでハイキングコースとしても楽しめるようになり、普通に誰もが楽しめる場所となりつつあります。
自殺をしたいと思った時に考えてほしいこと
悲しいことですが、日本国内においてまだまだ自殺を決行してしまっている人というのは存在しています。だからこそご紹介しているサイトが設立されたりしているわけですが、もし自分が決行する立場になった時、考えてほしいことがあります。
その場所が好きな人は必ずいる
樹海のような美しい景色の見られる場所でなくとも、死に場所に選んだ場所が好きだという方はいらっしゃいます。不慮の事故であればそれは仕方ないと言わざるを得ませんが、自分から自殺のあった場所としてしまうのは、そこが好きな方を悲しくさせてしまうでしょう。
死んだ後の遺体は誰が処理する?
自分が本当になくなってから、遺体をどうにかしてくれるような人は周りにはいません。そうした時、警察や近所の方などどれくらいの人に迷惑がかかるのでしょうか。偶然見つけてしまった人も、大きなトラウマとなってしまうことでしょう。
死ぬ為の覚悟があるならば落とし物をみるのも手
もしも覚悟ができてしまっているのであれば、紹介しているサイトを見てはいかがでしょう。閲覧するのは注意と覚悟が要りますが、それでも覚悟があるのなら考えが変わる可能性だってあります。今一度現状を見直してみましょう。
悲しい落とし物がなくなる日を願う
サイトは閲覧に注意がいるものですが、その主目的をしっかりと果たし、悲しい落とし物を無くすためにあるものでした。樹海に関しても、最近は観光地としてのイメージが付きつつあります。それを汚さないためにも、覚悟があるならアーカイブを見てみてはいかがでしょう。