そしてこのテクノブレイクで死亡した方のことをテクノブレイカーと呼ぶこともあります。造語であるテクノブレイクの派生スラングとなるので、きちんとした使用に関する定義はないものの、多くの意味を持つ言葉となります。いくつか紹介いたします。
テクノブレイクで死んだ人以外にも自らに負担をかける人もそう呼ぶ
そのうちの一つが、自分自身に自ら負担をかける場合、またその者をテクノブレイカーと呼ぶこともあります。死んでしまうことを恐れずに立ち向かう姿が、死という恐怖の負担を自らかけていることからそう呼ばれることとなりました。
ほかにもアニメの設定にあやかり、行為中の妄想を打ち壊すものや、テクノクラートと呼ばれる会社のロケットを使い、敵を殲滅していくもののこともテクノブレイカーと呼ばれるそうです。造語が造語を生んでしまうとかなりややこしいことになりますね。
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テクノブレイクを防ぐには?
性ホルモンの過剰分泌でテクノブレイクが起こるのはデマということが分かりましたが、心臓や血管への負担が原因でのテクノブレイクは起こる可能性があります。
ではどうすればその可能性を低くできるのかという話ですが、いくつか紹介いたします。ただテクノブレイクの死亡確率は潜在的疾患の有無に依存したものになりますので、これがあるかないかでも大きく変わってきます。それではご覧ください。
テクノブレイクの予防①健康的な生活をする
まずは潜在的疾患にならないことが一番です。なによりテクノブレイクだけでなく、普段の死亡率にもかかわってきますので大切なことです。なのでテクノブレイクの予防として最も効果的なのは潜在的疾患にならないこと、つまり健康的な生活が効果的になります。
テクノブレイクの予防②大量飲酒オナニーは避ける
次に危ないのは大量のアルコールを接種したあとのオナニー等の性的行為です。アルコールを接種したことにより血圧が大きく上昇することになり、これだけでも危険です。さらに酩酊しているときは判断力を低下させてしまいますので、とても危険となります。
テクノブレイクの予防③野外オナニーは避ける
そして野外オナニーも危険となります。野外のみならず、普段とは違う環境での自慰行為は危険です。非日常的なことをすると人間は、そのこと自体に興奮を覚えてしまいこれもまた、血圧の上昇につながってしまいます。
テクノブレイクの予防④射精寸前寸止めオナニーは避ける
最後はオナニー中に射精しそうになると我慢して、また射精しそうになるまで行為を続ける射精寸前寸止めオナニーです。これをすると性的絶頂の継続時間が伸びて、いつもより気持ちよく感じるそうなのですが、長期間の興奮状態はとても危険となります。
これらすべてにおいて共通することは、性的興奮が原因で血圧が一気に上がってしまうことです。平常心でいろとは言わないですが、いたずらに血圧の上がるこようなことは控えた方がいいというものです。どれも普通の生活をしていれば無縁のものかと思われます。
テクノブレイクの間接的な原因
つまるところテクノブレイクを起こす原因としてはオナニーや性行為なのですが、間接的にこの現象の原因となっているものがあります。年々死者が増加していることで気づいた方もいるかもしれません。
ではなぜこの現象による死者が増え続けるのでしょうか?一つは食生活などが原因による病気です。実はそのほかにも原因はあります。しかも我々の身近に問題はありました。くわしくまとめてみましたのでご覧ください
インターネット環境の普及
間接的にテクノブレイクの原因となっているひとつの要因がこれです。インターネット環境の普及です。最近ではスマホで簡単に誰でもアダルトコンテンツが閲覧できるようになってしまい、機械慣れした若者はもちろん、そうでない年配の方も利用しています。
有料で優良なアダルトサイトなら無料で閲覧できないうえに、年齢制限がかかるので問題はないのですが、転載されてしまったものは気軽に無料で閲覧できてしまいます。わざわざコンビニや書店にアダルト雑誌を購入しに行く必要がないのです。
PCの普及
昨今では一家に一台、またはそれ以上の普及をみせているPCですが、インターネット環境がなくてもオナニーのオカズになることもあります。ケーブル一つで携帯電話などを媒介にしたデータを送ることができるからです。
日本で初めてテクノブレイクの死者として有名になった男性の話なのですが、妹の裸の写真をパソコンにデータとして送り、1日35回のオナニーを1週間の間その写真で行っていたといいます。データを大きな画面で見れてしまうのが問題だといいます。
現代を生きる若者は注意
よくも悪くもインターネットとスマホが普及してしまった現代ですが、今回のようにガセが混ざった情報が飛び交っています。良かれと思っていたことが逆に危険だということもざらにあります。上記ふたつのどちらの条件も満たした現代の若者は注意です。
つまるところ現代の環境は、どこでもいつでもオナニーをすることができてしますのです。これによりテクノブレイクで命を落とすものが増加するそうです。この記事でもなんども言いますが、何事もやりすぎには注意が必要です。
テクノブレイクと似ている腹上死とは?
ではここで前述していた腹上死について詳しく説明していきます。医学的に言うとテクノブレイクも腹上死のひとつとされているので、切っても切れない関係をもっています。ここではこの二つの差別化を図る意味でも別のものとします。
テクノブレイクと違い、セックス中に死ぬのが腹上死
ものすごく端的に言うと、オナニーで死んでしまった場合はテクノブレイク、セックス中に死んでしまった場合は腹上死となります。読んで字のごとく、誰かのお腹の上で死んでしまうことから腹上死と称されています。
テクノブレイクと同じく元々の持病があると腹上死しやすい
テクノブレイクと腹上死の原理はまったく同じで、違うのは運動量と誰かがいるかいないかだけです。興奮や運動量により血圧が上がり、持病が誘発されてしまうといった原理なので、セックス中に死んでしまう腹上死も持病があれば死の確率は上がってしまいます。
腹上死は不倫で起こりやすい?
そして腹上死してしまった方の75%は、配偶者がいて別の異性との行為中に亡くなっています。つまり不倫や浮気での性行為は危険ということです。死ぬ死なない以前の問題で、道徳的にも人間としても不倫や浮気はしない方がいいでしょう。
テクノブレイクのフィクションにおける扱い
テクノブレイクという言葉が普及してしまったせいで、ネット上での扱いはかなり軽いものとなってしまっています。そしてそれは創作物のなか、つまりフィクションでも扱われるようにまでなっています。どのように扱われているか少しだけ紹介いたします。
テクノブレイクは主にネタとして扱われる
最近のアニメや漫画では異世界ものとよばれるジャンルが人気を博しています。現世で死んだのに、異世界(ゲームなどのファンタジー世界)に生まれ変わっているといったものです。その最初の死因などでテクノブレイクが扱われることもあります。
ようするにネタとして扱われることが多く、ネット上では半分おもちゃ扱いなのも否めません。まぁもともと造語なので問題はないですが。ちなみに異世界ファンタジーで最も人気な作品の一つ「Reゼロ」に関する記事がありますので気になった方はこちらです。
テクノブレイクの恐れすぎもNG?オナニーのメリットとは
ここまでテクノブレイクのことを見てきて、死ぬ可能性があるならオナニーなんてするべきじゃない、と思った方は恐らく多少はいるでしょう。しかしそうはいっても勝手にあふれ出るのが問題といっても過言ではない性欲です。
いくら分かっていても本能には抗えません。そんなオナニーですが、実はメリットもたくさんあります。なにも悪いことだけではありません。ではオナニーにどのようなメリットがあるのかまとめてみたのでご覧ください。
オナニーのメリット①前立腺がんの予防
死ぬ可能性があるオナニーには、死ぬ可能性がある癌の予防にもなるのです。男性の方は気を付けなければならない前立腺がんです。これは射精回数が多い男性と少ない男性とでは、前立腺癌になる可能性が明らかに違うという研究結果が出ています。
癌の元となる不純物などが、前立腺のまわりにあることが原因となるのですが、射精によりこの物質を排出することがわかっています。また射精することにより、普段は動かない筋肉や海綿体が動くことが、がん予防になるそうです。
オナニーのメリット②早漏改善
これは一概に得やメリットと言えるものではないですが、早漏の改善にもなります。早漏とは性行為中に性的絶頂までの時間が早いことを言います。遅ければいいという問題でもないので個人によります。また逆に遅漏改善にもオナニーが用いられることもあります。
また早漏の改善をするためには注意が必要です。なぜなら前述した寸止めオナニーに似た状況になってしまうからです。早漏の改善が目的の場合は、少しだけそちらも気をつけて実行してください。なにごとも我慢は体に毒です。
オナニーのメリット③免疫力を高める
最後に紹介するのは免疫力の向上です。オナニーをすることにより血流がよくなり、細菌を駆除する白血球が増加することが研究でわかりました。つまり風邪をひいているときにオナニーをすると早く風邪が治るということです。でも無理しない程度にしておきましょう。
オナニーにはまだまだメリットがあります。不妊治療やED予防、ストレス解消やダイエットにも良いといいます。テクノブレイクを恐れオナニーをやめてしまうのは損かもしれません。オナニーによるダイエット効果についてまとめた記事があるのでこちらをどうぞ。
テクノブレイクはオナニーで死亡すること!元はガセでも注意が必要!
いろいろテクノブレイクに関して書かせてもらいましたが、テクノブレイクという言葉は造語で、その上性ホルモンの分泌異常にとる死亡はガセというものでした。さすがに命に関わるガセネタはどうかと思いますが、おかげで他のことに気付くことができました。
それは死亡する原理は嘘だったが、オナニーや性行為によって死ぬ可能性はたしかにある、といったことです。だからといって我慢しすぎるのも体に毒なので、オナニーは体に無理のない程度にするのが自身にとって一番いいことなのです。