その結果無期懲役は免れ懲役20年の判決となります。その後も房子の娘と弁護士で控訴を繰り返しますが2010年懲役20年(未決拘留期間810日が引かれ実質17年)の刑期が決定しました。
2019年現在も服役中であり、刑期が終了するのは2027年とされています。
重信房子が可愛すぎるとネットで話題に
過激なテロリストや女革命家などハードなイメージがある重信房子ですが、そんな内面からは想像できないほど実際の房子は美人で可愛いと話題のようです。
房子にはひとりの娘がいるとされていますが、親子揃って綺麗だとネットでは注目を集めているとの情報もお伝えしていきます。
重信房子は美人としても知られている
この頃テロ行為などで世間を騒がせることが多かった房子は、メディアでもよく取り上げられる存在となっていました。報道される事件と共に日本赤軍最高幹部でもあった房子の写真も使われるようになりました。
その為、房子の顔写真を見た世間は美人や可愛いなど話題となったようです。日本赤軍内でも房子のカリスマ性は、内面的な部分や行動力だけでなく見た目からも繋がっていたようです。
重信房子のファンは公安の中にもいた?
過激なテロ事件を起こし公安は房子を取り締まりますが、その取り締まる側の公安の中にも美人で評判の房子のファンは多かったといいます。
過激な事件を起こしているとは思えないほどの、美人で可愛い見た目のギャップなどがファンができてしまうほどの魅力だったのかもしれません。
重信房子の娘でジャーナリストの重信メイも美人
房子にはひとりの娘がいます。母も美人や可愛いなどと話題になっただけあり娘のメイさんもかなりの美人のようです。メイさんは、現在ジャーナリストをしているという情報があります。
房子は奥平と別れたあとパレスチナ人と再婚しています。メイさんのハーフの顔立ちからパレスチナ人が父親であるレバノン系及びパレスチナ系日本人で、綺麗な顔立ちをされています。
重信メイの壮絶な人生!
母が国際的に有名なテロリストであったため、メイさんは幼少期から壮絶な人生であったようです。母共に居場所を隠すため、メイさんの出生届は20年もの間出しておらず、無国籍の状態であったとされています。
常に紛争が起こるような状態の中育ったメイさんは、幼少期から名前や住居など身分を隠しながら育ってきました。しかし、現在では日本の国籍を取りジャーナリストや英語教師などとして自分の人生を歩んでいるようです。
重信房子を支援する「オリーブ樹」とは?
重信房子を支援する会の団体が現在できています。この団体を通じて、現在の房子の様子がわかるようになっているようです。
どのような活動をしているのかみていきましょう。
重信房子さんを支える会「オリーブの樹」
重信房子さんを支える会が発行している機関紙として、「オリーブ樹」があります。
この機関紙のは、房子が刑務所内で書いている日記が掲載されているため、この会誌で近状報告をしています。会誌の内容は政治の話や、支える会での内容、房子の日誌の内容などが見れるようになっています。
重信房子の様子は会誌の内容で分かる?
近状の報告をされている会誌には、房子の日記の一部が掲載されることが多く天気や体調、刑務所内の様子、革命運動や政治などの内容が多く書かれています。
現在2019年7月の時点で2019年2月頃までの様子が掲載されています。
重信房子は書籍も多く出している!
房子は刑務所の中で書籍を多く書き出版しています。幼少期に小説家になりたいと夢に持っていただけあり、房子は文才にも優れていたようです。
その書籍をいくつかご紹介していきます。
重信房子の書籍①日本赤軍私史 パレスチナと共に
河出書房新社から2009年7月24日に出版された、重信房子の書籍です。
房子が日本赤軍の拠点地として選んだパレスチナに対する熱意から、日本赤軍創設から解散に至るまでの全てをはじめて詳細にまとめて書かれた書籍です。
テロ事件を起こした内容や状況など詳しく記されています。読者の感想などでは、革命運動は反対でありながらも気になって読んだという人が多く、細かい内容に騒然としたというものもありました。
日本赤軍、重信房子、革命運動などこの時代が気になる人には、興味がある内容ではないでしょうか。
重信房子の書籍②りんごの木の下であなたを産もうと決めた
幼冬舎から2001年4月1日に出版された娘メイさんに書かれた書籍です。
過激派テロリストでありながら、母になろうと決めたのはなぜなのか?そんな疑問は誰にでも思うことではないでしょうか。
房子が日本赤軍の最高幹部の傍ら、母となり子へ思う房子なりの思いが書かれています。この書籍は逮捕後刑務所内で書かれています。
読者の感想では、房子の子へ対する思いから見方が変わったという人から、全く共感できないといった否定的名感想もありましたが、母としての房子の思いが気になる人は是非一度手にとってみてはいかがでしょうか。
重信房子の書籍③ジャスミンを銃口に 重信歌集
幼冬舎から2005年7月1日に出版された歌集です。
獄中で書かれた短歌集とされています。全257首あり房子の人生での様々なことが綴られています。仲間の死、両親への気持ち、愛する人への思い、戦場の生活などなどを短歌で伝えています。
読者の感想は、他の書籍に比べ高評価な感想が多く房子が駆け抜けてきた時代の心情が感じ取られることや、感動して涙がでたなどと読んで良かったという人が多いようです。
また、本のタイトルもロマンチックで素敵などと高評価な意見も多くあげられています。
重信房子らが創設した日本赤軍が起こした事件
房子が創設した日本赤軍は、中東を中心にPFLPと共に数々のテロ事件を起こし世間を騒がしてきました。1970年代から80年代にかけて世界で起きた事件を追っていきましょう。
①ドバイ日航機ハイジャック事件
1973年7月、日本赤軍メンバー1名とPFLPメンバー4名がドバイ日航機ハイジャック事件を起こします。
ハイジャックした航空機は、パリ発のアムステルダムを経由して東京へ向かうボーイング747の日本航空の機体でした。アムステルダムを出た直後に手榴弾を爆発させメンバーのひとりは死亡、客室乗務員のひとりが軽傷となりました。
目的はテルアビブ空港乱射事件での犯人メンバーの釈放と500万ドルの要求でした。ハイジャックされた機体は、ドバイ国際空港からダマスカス国際空港を経由しリビアへ入りベンガジ国際空港へ降り立ちました。
141名の乗員乗客を解放したのち、機体を爆破しリビア政府の助けの元逃亡しました。