冷たい熱帯魚のあらすじとネタバレ!埼玉愛犬家連続殺人事件も解説!

冷たい熱帯魚以外の家賃3部作とは

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園子温の撮った中で、現実の凶行をベースに撮られた「冷たい熱帯魚」「恋の罪」「ヒミズ」」の3つを指して「家賃三部作」と呼ばれています。「冷たい熱帯魚」はその三部作の中でも凶悪なことで有名です。

冷たい熱帯魚以外の家賃3部作①東電OL殺人事件がベース「恋の罪」

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「恋の罪」は1997年に起こった「東電OL殺人事件」がベースになっています。東電で幹部を務めるエリートOLが夜は渋谷のラブホテル街で1回数千円で売春を行い、最後は売春場所としてしようしていたボロアパートで殺されるというものです。

「恋の罪」では、この昼間はエリート社員としてバリバリ働いているOLが、夜には売春婦として働く女性という部分を取り入れています。謎を追うミステリーものというわけではなく、話に登場する3人の女性を中心にそれぞれの生き方が描かれています。

冷たい熱帯魚以外の家賃3部作②震災に影響を受けた「ヒミズ」

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「ヒミズ」は元々は古谷実さんの漫画を原作に撮られていたのですが、製作期間中に起こった東北大震災がきっかけで大きく変化していきます。原作「ヒミズ」は、社会の外縁にいることを義務付けられてしまったかのような若者達の絶望のストーリーです。

原作は「普通に生きること」を目標に掲げ、生きようとする若者が、それでも「普通に生きられない」苦悩の中で苦しんで死んでいくというストーリーなのですが、あの大震災を経たことで、ストーリーのラストは最後には希望に向かって歩いていくというものに変わっています。

冷たい熱帯魚以外にも実際の事件がベースとなった映画とは?

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家賃三部作に限らず、現実に起こった凶行をベースに撮られたストーリーは探してみると結構色々あるものです。フィクションの中でしか起こらないような凶行が現実に起こってしまっているということなのでしょうか。

実際の事件が元となった映画①凶悪

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「凶悪」は2013年に公開されています。「上申書殺人事件」といわれる現実に起こった凶行がベースとなっています。死刑囚・須藤が週刊誌記者を獄中に呼び出してインタビューを受けます。「まだ世に明るみになっていない事件が3つある」

インタビューをした週刊誌記者は正義感から調査しはじめるが、死刑囚須藤が罪を告白した理由は、協力者であった「先生」と呼ばれる男を告発するためではなく、自身の延命のためだった。というストーリーです。

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