池田貴族のプロフィール
90年代のバンドブームで突如として人気に火がついた池田貴族ですが、彼の名前は知っていても詳しい生い立ちまで知っている方は少ないかと思います。
壮絶な人生の始まりはどこからスタートし、どんな出来事が彼の人生を彩っていたのかを本人だけではなく、家族やバンド仲間についても詳しく紹介します。
池田貴族の生い立ち
本名池田貴は昭和38年5月8日生まれの愛知県名古屋市出身です。バンド活動をするようになったのはちょうど中学生のころからで、当時NHKのバンド特集番組にも出演するほど音楽活動に力を入れていました。
両親は共に霊感があるといわれており、当時は霊能一家と呼ばれた家庭で育ちました。特にお父様は真言密教の霊能師で有名です。お母様も霊感が強く、池田もその血を受け継いでいたようです。
池田貴族の経歴
87年に結成したロックバンド”remote”として活動していましたが、ホコ天での活躍でカリスマと呼ばれるまでになっていました。89年にはイカ天に出演したことで更に人気を集めました。
そしてお仕事を通じた出会いで奥様と知り合い、4年間の同棲生活を経て結婚しました。そして一女をもうけたのですが、その娘さんは現在アイドルとして芸能界で活躍しています。
36歳で肝細胞がんにより死去
結婚し、更に娘までできた池田貴族でしたが幸せは長く続きませんでした。母親から受診を勧められた病院でガンが発覚、そこからは辛い日々が始まりました。
バンド仲間や友人たちに支えられながら治療を進めるも、転移のスピードは凄まじく36歳という若さでこの世を去りました。あまりにも短い人生ですが、人々の印象に残る人だったと言えます。
池田貴族は「イカテン」で注目を浴びる
池田貴族の名前を世に知らしめるきっかけとなったのは、あのロックバンド紹介番組”イカ天”こと『イカすバンド天国』です。
番組の公開イベント『イカ天大賞』のベストパフォーマンス賞にも出演したことから知名度の高さが伺えます。
イカテンとは
そもそもイカ天とは、TBSで放送されていた”平成名物TV”という番組内の1コーナーでした。
2年弱の放送期間にもかかわらず、世代の人たちには”イカ天”で話が通じるほど浸透している人気番組でした。
池田貴族「remote」でメジャーデビュー
池田貴族のデビューは1990年7月で、HIRO(G)、愛川(B)、Maezaki(Ky)、CHAPPY(Dr)の5人組バンドです。
全身に赤い衣装を身にまとい、しかもメイクアップをしてパフォーマンスするバンドは珍しく、バンドマンがひしめく歩行者天国でもひときわ目立っていました。
ここでのライブ活動がきっかけとなり、remoteはイカ天への出場が決定、一躍全国区となりました。
池田貴族「みうらじゅん」とバンド結成
池田貴族を語る上で切り離せないのが「みうらじゅん」の存在です。
実はイカ天大賞にみうらじゅんのバンド”大島渚”も出演していたことから交流があり、『シーモンキーズ』というバンドを結成していた時期もありました。
共にキャラクターが濃い二人の親交は亡くなるまで続いており、最後のシングル発売やライブにも尽力していました。
池田貴族は心霊研究家としての顔も持つ
バンドマンとして芸能界に現れた池田貴族でしたが、実は心霊研究家といったもう一つの顔も持っていました。
池田貴族「心霊研究家」へのきっかけ
彼が心霊研究家になったのは、なんと自分自身のブロマイド写真に心霊が写っていたということがきっかけでした。
当時ホコ天で人気絶頂の頃、remoteのブロマイド200枚に白いエクトプラズムが写り込んでいるとファンからクレームがきたという話は有名です。
池田貴族の親も霊能力者
実は池田貴族のご両親、特にお父様は霊能師であり、お母様も霊感が強い方でした。
そのような環境で育ったならば、本人も何か”見えない”ものを感じる力があったというのも納得です。
池田貴族「霊能タレント」として活躍
バンドが解散してからは”心霊研究家”としてすっかりお茶の間に定着した池田貴族ですが、当時は様々な心霊番組に引っ張りだこでした。
時代的にも多くの心霊番組が放送されていましたが、池田貴族の心霊写真は『本当に怖い!』と人気がありました。
ガキ使にも心霊写真を引っ提げて登場
バラエティ番組ではありますが、あのガキ使にも出演しておりDVD化もされています。
また写真があまりにも過激なため、TV放送時に公開されていた心霊写真とDVDに収録されている写真が差し替えられていたという噂もあります。
プレステージ
90年代初めは心霊番組が特に多かったのですが、テレビ朝日のプレステージは記憶に残っている人も多いはずです。
この番組で池田貴族はレギュラーゲストとして出演しており、心霊研究家として人々の記憶に残っています。
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池田貴族の驚くべき霊能力
普通の人には”見えない”だれかを感じることができた池田貴族ですが、その力は子供の頃からあったと本人が語っています。
幼少時「未来を教えてくれる」霊との交信
幼少時について池田貴族は『未来のことについて”他の人には見えない”誰かに教えてもらっていた』という発言をしています。
そのことを教えてくれる”誰か”は、周りの人に伝えても誰にも見えていないということを知り、その頃から人とは違うということを認識していました。
心霊スポットの霊視
池田貴族は見えないものを感じるだけではなく、心霊スポットに行くとそこでどんなことがあったのか、どういう場所なのかということが見えたと語っています。
やはり普通の人とは違い”見えない何か”を感じる力があったと言えます。
実は霊能力は無かったと暴露している?
数年前、芸能人の暴露記事が乗っている雑誌の中で、池田貴族は「実は霊能力はなかった」と暴露していたと言われています。
芸能界という世界で生き残るため、あくまでも”お仕事”という認識だったのかもしれませんが、もはや真偽は確認しようがありません。
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池田貴族「肝細胞癌ガン」発症
1996年、2つの顔を持つ池田貴族にゆっくりと病魔が迫っていることが初めて分かりました。
まだまだ働き盛りの33歳で肝細胞ガンが発覚した貴族さんについて詳しく解説します。
池田貴族「肝細胞ガン」ステージ2
肝細胞ガンとはその名の通り、肝臓の細胞がガン化した病気で特に男性に多いと言われています。
貴族さんの病気が発覚した時点ですでにステージ2まで進んでいました。ステージ2で5年後まで生存しいる確率はおおよそ40%弱、10年後の生存率はおおよそ17%といわれています。
転移はなかったとされていますが、すでに病魔は進行していたといえます。
母親から促された検査で発覚
この病気に気づいたのは実は貴族さんのお母様の声掛けがきっかけでした。