その場所はなんとパリの地下にある墓地「カタコンベ」でした。そこで妹はカタコンベ内の迷路の中に迷い込んでしまい…といった、サスペンススリラー映画です。
パリにあるカタコンベがロケ地の1つになっている
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アメリカ制作の映画ですが、舞台はパリ。はっきりと映画のロケ地と発表されていないようですが、物語の内容からすると、「カタコンブ・ド・パリ」が舞台になったという見方が多いでしょう。
まさに主人公が迷ってしまうような広大な迷路。原作者は「カタコンブ・ド・パリ」をイメージして作品を作ったのではないでしょうか。
映画『カタコンベ』の製作中にプロデューサーが死亡
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大ヒット映画「ソウ」のプロデューサーで、映画「カタコンベ」でもプロデューサーを務めた、グレッグ・ホフマン氏。肩や背中の痛みを訴えて入院し、数日後に死亡しました。42歳という若さでした。
関係者の発表では、死因は「自然死」。ホラー映画を続々と世に出していたグレッグ・ホフマン氏だからこそ、呪いや、霊的な原因ではないかと囁かれています。
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カタコンベに眠るミイラ?まるで生きているような美しき少女が話題に
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カタコンベというと思い浮かべるのは骸骨だと思いますが、地下墓地にはミイラが納められているところもあります。
ミイラが安置されているカタコンベで有名な所は、イタリア、パレルモにある「カプチン・フランシスコ修道会」の地下にあるカタコンベでしょう。
カタコンベに眠るミイラについて、保存されているミイラの状態、保存方法など詳しく見ていきます。
世界一美しい少女ミイラ?名前はロザリア・ロンバルドちゃん
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「世界一美しい少女ミイラ」と呼ばれる、ロザリア・ロンバルトちゃん。1歳11ヶ月で病死。父親である、将軍マリオ・ロンバルト氏の希望でミイラ化され、地下納骨堂に納められました。
すでに100年近く経っているにもかかわらず、生前と変わらない美しさで保存されています。
イタリア・パレルモにあるカタコンベで眠っている
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ロザリア・ロンバルトちゃんは、イタリアのカプチン・フランシスコ修道会の地下納骨堂に安置されており、他の約8000体のミイラと共に眠っています。とても神秘的な空間になっています。
現在でも見学することができますので、世界一美しい少女ミイラ、ロザリア・ロンバルトちゃんに会いに行ってみたらいかがでしょうか?
遺体の保存状況がよく世界中の医師が驚愕し話題に
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ロザリアちゃんの父、マリオ・ロンバルト氏は2歳になる手前で亡くなってしまった娘に対し、とても落胆し、娘の魂を残してあげたいという強い思いで、ロザリアちゃんをミイラにしようと考えました。
そんな父の願いを叶えたのが、遺体保存の専門家、アルフレッド・サラフィア氏でした。サラフィア氏の技術により、世界一美しい少女ミイラが作られました。
遺体の保存方法について、今まで知られていませんでしたが、2009年に当時のカルテが発見されたことにより解明しました。
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遺体の防腐処理に使われたのは、ホルマリンや、塩化亜鉛。そして、アルコールや、サリチル酸、グリセリンなど。アルコールはミイラ化を進める作用があり、グリセリンが湿度を保つ役割をします。
そして、サリチル酸が細菌等の繁殖を防ぎ、塩化亜鉛は腐敗を抑える効果がありました。また見た目を良くするために、顔にパラフィン(蝋)を注入、頬がふっくらとかわいく保たれました。
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現在も、腐敗や乾燥を防ぎながら、綺麗に保存されているロザリアちゃん。このサラフィア氏による独自の保存方法は、冷凍保存を専門に研究しているアメリカの医師たちも絶賛したということです。
まだまだあった!海外のミステリースポット
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海外にはカタコンベだけでなくとても怖く、魅力的なミステリースポットが多くあります。海外旅行に行く時には、有名な観光地を訪れるだけでなく、少し怖い、神秘的な場所に行ってみるのもいいかもしれません。
イギリスエセックス州「ボーリー牧師館」
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イギリスエセックス州にヘンリー・ブル牧師の居宅として、1863年に建設され、後に幽霊屋敷として知れ渡りました。修道女や馬車の霊が出たり、ベルの音や囁く声が聞こえるなどの現象が起きていました。
1930年にはフォイスター夫妻が移り住み、約2000件の心霊現象があったとされています。1937年には超常現象研究家ハリー・プライスが調査の為居住し、多くの心霊現象を調査報告し、話題となりました。
残念ながら、ボーリー牧師館は1939年に焼失してしまい、1944年には撤去されました。にもかかわらず、現在も館のあった場所には多くの観光客が訪れているということです。
スコットランド「エジンバラ城」
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スコットランドにあるエジンバラ城。キャッスル・ロックという岩山に建つ城で有名な観光地となっています。ここではたびたび死者のうめく声が聞こえたり、城の内部や周辺で霊が目撃されています。
城も心霊スポットとして有名ですが、実はエジンバラの町全体がヨーロッパのホラースポットとして知られていて、町中にいくつものゴーストツアーの看板があるほどです。
カナダ「スクリーミング・トンネル」
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世界的に有名なナイアガラの滝。ここも心霊スポットとして有名です。実際はナイアガラの滝とトロントを結ぶ鉄道の高架下にあるトンネル「叫びのトンネル(スクリーミング・トンネル)」という通路です。
この場所は、深夜にマッチを灯すと少女の叫ぶ声が聞こえてくるといいます。昔から言い伝えられているお話をご紹介します。
「トンネルの近くの物置小屋で火事があり、一人の少女の服に火がついてしまいました。火を消そうと物置小屋を飛び出してトンネルをくぐろうとしたが…力尽きて亡くなってしまいました。」
メキシコ「人形島」
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メキシコの首都メキシコシティー、自然が多いソチミルコには膨大な数の人形が木に吊るされた島があります。
「La Isla de la Munecas」人形島とよばれるこの島は1949年、ボート遊びをしていた少女が水死し、少女の代わりに水面に浮かんでいたのは少女が持っていた人形でした。
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サンタナという男が人形を見つけその後溺死した少女が島に上がって消えていくのを見たといいます。それからサンタナは少女を供養するために島の各所に人形を吊るしていったといいます。
サンタナが亡くなる2001年まで吊るし続けたこの人形島、呪われた島という心霊スポットになっていますが、現在は観光客でにぎわっているということです。
世界一呪われた墓地「グレイフライアーズ・カークヤード」
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イギリス、スコットランドエジンバラにある教会墓地「グレイフライアーズ・カークヤード」はカタコンベと違い、地上にある墓地です。
「世界一呪われた墓地」と言われており、今でも霊障が多く起こるいわく付きの墓地として有名です。
官吏ジョージ・マッケンジーの呪い
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この教会墓地にはかつて牢獄がありました。この牢獄の官吏にジョージ・マッケンジーという男が赴任。投獄されていたプロテスタントの長老たちにひどい拷問を加えていました。
ジョージ・マッケンジーの死後、この教会墓地に霊廟が立てられ、そこに葬られました。以後、教会墓地で度々不可解な現象が起こるようになります。
通常は、ジョージ・マッケンジーに拷問されていた人が霊となったのではないかと思われますが、実際はジョージ・マッケンジーの悪霊が死後数百年経っても拷問をしたいと暴れているということです。
どのような現象が起こっているのか?
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ジョージ・マッケンジーの死後、霊廟に封印していたのですが、1998年、一人のホームレスが寒さに耐えられず、霊廟に入ってしまい、封印が解かれてしまったという説があります。
以後、霊廟の傍では、ジョージ・マッケンジーの悪霊に、ひっかかれる、切りつけられるなど、危害を加えてくるといいます。
現在この場所はゴーストツアーで観光客も訪れるそうですが、霊障で怪我をさせられた人が多数いるとのことです。あまり怒らせないほうがいいかもしれません。
カタコンベは日本では見れないスリリングな墓地
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いかがでしたでしょうか?骸骨や墓地といっても、決して怖い場所というだけではなく、歴史のある神秘的な場所ということがわかったと思います。
日本では見ることのできないカタコンベ。海外旅行に行った時には、ぜひ訪れていただき、スリリングな体験をしてみてはいかがでしょうか。