フルーツバスケットの草摩夾とは?本当の姿や呪い、透とのその後も紹介

長く続いた冬の雪が溶けだすかのように、透の温かな心に触れて、夾は本当の姿から猫の姿へと変化し、透の腕に抱かれ家へと帰りました。

透に告白したことで草摩夾の呪いが解ける!

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そしてもう少し時間が過ぎ、草摩夾は「これから生きてくならお前がいい。お前じゃなきゃ嫌だ」と、透に思いを伝えます。思いを通わせた二人は抱き合いますが、夾が猫に変身することは無く、二人は驚きました。

封印のために身に着けていた数珠も、その役割を終えたことを悟ったかのように、ほどけて地面に落ちました。そう、草摩夾は猫の呪いから解放されたのです。

草摩夾と透は結婚!子どもや孫に恵まれハッピーエンド

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物語の最後には、「とーる君ときょー君は?」という可愛い女の子が登場し、「おじいちゃんとおばあちゃんでしょ」と窘められる場面が。なんと、草摩夾・本田透の孫が登場します。

そして年を取ってからも仲睦まじく、手をつないで歩く後ろ姿には感極まるものがあります。

次世代編『フルーツバスケットanother』には、二人の息子である「草摩はじめ」に始まり、由希の息子や、慊人と紫呉の息子などなど、お馴染みのメンバーの子どもたちが登場します。これによると夾と透の子どもは、長男のはじめに続き、弟と妹の3人の子どもに恵まれたようです。

草摩夾の名言とは?思わずキュンキュンする言葉の数々

草摩夾のこれまでの人生は、決して平坦な道のりではありませんでした。しかし傷ついた心でも、人を思いやる気持ちを無くすことはなく、所々でキュンとする名言を残しています。

作中には多くの名言が登場しますが、「キュンとする名言」の一部をここでご紹介させていただきます。

名言①「言えよ!聞くから弱音」

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テストで良い結果が出せず、身体の調子も崩してしまい落ち込んでいた透にかけたこの名言は、名言録にピッタリでしょう。父親を幼いころに亡くした透は、一生懸命に働いてくれる母親を思い、弱音を言えない癖がついてしまっていたのですね。

次の名言も、草摩夾が本田透を心配してかけた言葉です。お互いに思いあい、お互いを癒す言葉を掛け合い、二人は友情以上の関係を育んできました。

名言②「お前の場合、たまには弱音はいても、めげたっていいんだよ」

夾・由希・紫呉との生活に慣れてきた頃、自身の父方のおじいさんから同居するよう声を掛けられます。もちろん親族と暮らす方がいいと考えて、おじいさんと娘夫婦の家で生活することに。

透は「帰らせてもらえる家あり、それはとても有難いことなのに、あの家に帰りたいなんて言えない」と、新しい生活を受け入れようとしますが、おじいさんの娘や孫に辛い言葉を投げられ、心が弱ってしまいます。

おじいさんはそんな透に「透さんを縛りたい訳じゃない。好きところに帰ってもいい」と伝えます。そこで透を迎えに来た夾と由希が登場します。

「出ていきたくないなら、最初から言えばいい」「わがままだって、たまには言っていいんだ」と、名言となったこの言葉を透に伝えます。

名言③「いつからこんなに好きでたまらなくなってたんだろう」

透への自身の気持ちを認めてから、堰をきったかのように思いは溢れます。「お前が呼ぶときだけは、自分の名前も特別に響くような気がする」という名言には、読者も胸を射抜かれました。

本当に人の心に届く名言というのは、案外シンプルな言葉なのかもしれません。

遊びのフルーツバスケット

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『フルーツバスケット』という、椅子を使った遊びをご存知ですか?知っている人の殆どは、幼稚園や小学校で、この遊びを経験したのではないでしょうか。

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