三菱銀行人質事件の噂の真相①週刊誌が盛った事実無根の話
裸の人質で「肉の盾」を作ってはいましたが、人質に性行為をさせたというのは、週刊誌が事件の内容を盛ったために出回った話で、実際に性行為をさせた事実はなく嘘の話でした。
記事を編集する際に、より人々の関心を強めるために性行為という話を盛ったのであって、嘘であることが明らかとなっています。
ただ、性行為をさせたといった噂もあって、この凶悪な事件について多くの人が知るようになりました。
三菱銀行人質事件の噂の真相②全裸にさせていたのは本当
人質同士に性行為をさせた噂は事実無根ですが、女性に服を脱がせ、全裸にしていたのは本当の話です。
事件中、警察が内部を探るために建物にあけた穴から見たところ、その状況は悲惨で、犯人の周りを裸の肉体が動く様子が分かったようです。
このような光景からも、性行為をさせたという噂につながった可能性もあります。
三菱銀行人質事件の噂の真相③最後は同情して服を着させた
事件の終盤に、梅川は説得に訪れた母からの手紙で同情したのか、全裸状態の女性たちに服を着るように命令しました。
母からの説得の電話も途中で切っており、母の思いは届いてないと思われましたが、手紙を読んで、何か思い当たったのかもしれません。
ただ、性行為をさせていなかったとは言え、服を脱がせ全裸にしていただけでも、理解に苦しみます。
三菱銀行人質事件の性行為以外の噂の真相は?①「ソドムの市宣言」
性行為をさせた噂以外にも三菱銀行人質事件には多くの噂が存在します。
この噂は、死にかけている人に対して、完全に息が途絶えているかを確認するために、その人の耳を切り落とさせたというものです。
耳を切る、切られるのどちら側にも苦痛と恐怖があるのはもちろん、それを見せつけられる側にとっても想像を絶するものであったはずです。
三菱銀行人質事件の性行為以外の噂①「ソドムの市って知っとるか」
梅川は、気に入らない態度を見せただけで、行員を撃ってしまいます。撃たれたにも関わらず、なんとか命に別状はなく生きていましたが、その場に倒れこみました。
そして、「ソドムの市って知っとるか、この世の生き地獄のことや。その極致を見せたる」「死人の耳を切る。あの儀式をするんや」と言い、ナイフを渡して、死にかけている行員の耳を切り落とさせました。
三菱銀行人質事件の性行為以外の噂②ソドムの市とは?
ソドムの市とは事件の2年ほど前に公開されたイタリア映画のことで、イタリアのファシスト数名が、美少年と美少女を館に集めて、変態行為や拷問をするという作品です。
この作品の中で、死亡確認のためその人の耳を切り落とす描写があり、梅川はそれを実際に再現してました。
また、切り落とした耳を食べ、「まずい」と言って吐き捨てるという、目にもしたくない光景を人質に見せつけていました。
三菱銀行人質事件の性行為以外の噂の真相は?②「肉の盾」
三菱銀行人質事件で人質を裸にして周りに立たせ、「肉の盾」を作っていたというのは有名な噂で、実際に行われていた真実の話です。女性は全裸で、男性は半裸にして並べられました。
この噂は裸で周囲を囲むように立っていたことから、性行為をさせた噂が出回ったことに関係が強い噂です。
三菱銀行人質事件の性行為以外の噂①身を守るための「肉の盾」
三菱銀行人質事件は立てこもり事件であったので、周囲を警察が包囲していました。
この「肉の盾」を作った最大の目的は、外から撃たれることを防ぎ、身を守るためです。この「肉の盾」により、人質に被害が及ぶ恐れがあり、簡単に突入ができませんでした。