コモリグモの生態や種類!タランチュラの仲間で日本や家の中にもいる?

淡い褐色の体に縦に入った淡いラインや、腹にあるトゲトゲした黒い模様も特徴とされています。

コモリグモを退治するとどうなる?

コモリグモを家の中で発見し、ハエタタキやスリッパなどで退治しようと叩いてしまうという事があるかもしれません。

しかし、これは決しておすすめ出来ないのです。その理由をこちらでご紹介させていただきます。

子供が大量に湧き出すということがある

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大抵の方は身の毛もよだつ体験をするでしょう。コモリグモはその卵や子供を腹に抱えて生活をしています。

コモリグモだけに関わらず卵胎生の生き物が身の危険を感じた時には、子供が母の体を離れて散開する事があるのです。

クモは益虫なので退治しなくてもいい

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蜘蛛の多く、特に私達の住んでいる家に現れるコモリグモを含む蜘蛛たちは益虫と言われています。

彼らが家に現れる理由は、お家に湧いている害虫を食べるためであり、人間には危害を加えません。

そのため見かけた際には驚きのあまり退治をよぎるかもしれませんが、そっと居なくなるのを待ちましょう。

コモリグモの子供の数は?

常識の中で蜘蛛の産む子供の数がとても多いことは知っている方も多くいらっしゃいますが、その数を実際に考えた事があるでしょうか。

特にコモリグモの場合は大きな卵の集合体である卵嚢や、沢山の子供を腹に抱えて母蜘蛛が行動するため、そこに存在する子供の数が気になるところです。

数百から数千匹の子供

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蜘蛛の種類によっても差はありますが、少なくても数百匹以上は一度に産卵するといわれています。つまり、コモリグモの腹にはそれだけの卵や子供がいるのです。

これを知っただけでも母蜘蛛を見つけても決して触ったり、ましてや退治などは願い下げなのではないでしょうか。数百匹の子供が一目散に散らばる姿は容易に想像できます。

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