「お前の席ねぇから!」はドラマ「ライフ」が元ネタ!放送後の反響や魅力も

人間関係に大きな傷を抱えた主人公・歩、遠巻きに見ているだけの同級生、頼りにならない大人たち、すべての登場人物は不完全な人間ばかりです。描写は過激でしたが、「いじめ」は特別なものではありません。

いじめに関しては、被害者の自殺が問題になっています。いじめの記事はこちらをご覧ください。

「お前の席ねぇから」が使われたのは「ライフ」のどの場面?

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では、「お前の席ねぇから」はどの場面で見ることができるのでしょうか。このドラマで最も印象深い場面として知られています。ここからは、どのようなシーンだったのか具体的にご紹介していきます。

「お前の席ねぇから」が放送されたのは「ライフ」11話

元ネタの「お前の席ねぇから」が登場するのは11話です。落書きされた机とイス、ボロボロの教科書が教室から落とされ、末永遥演じるいじめの主犯格が「お前の席ねぇから!」と窓から叫びます。

実は、ここで投げられているのは主人公・歩の机ではありません。いじめのターゲットは、いままでクラスの女王様的存在で、さんざん北乃きいを痛ぶってきた安西愛海に変わっていました。

ちなみに、安西自身も歩に対して同じいじめをして、「お前の席ねぇから」と同じようなことを言っています。

主人公をいじめていた安西愛海がいじめられるようになる

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クラスのダークヒロイン的存在で、北乃きい演じる主人公をいじめてさんざん痛めつけてきた安西愛海ですが、少しづつに取り巻きが離れ始め、最後は孤立してしまいます。

安西愛海は地元の名士である父親に溺愛されて育ちますが、その愛情は一方的で、愛海自身も大きく影響を受けます。友人とうまく人間関係を築けず、恐怖や支配で関係を作ろうとします。

結果、犯罪まがいのいじめや父を利用した隠ぺい工作に走り、信用を失った愛美は、自分が歩に行ってきたいじめを受けることになります。

安西愛海が登校すると落書きされた机や椅子が窓から降ってくる

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「お前の席ねぇから」のセリフがあったシーンでは、安西愛海が朝登校すると、上から「死ね」等辛らつな落書きがされた机や椅子が目の前に落とされました。ベランダからクラスメイト達が笑いながら見ています。

いままでいじめの主犯各で憎い悪役でしたが、この場面ばかりは心が痛んだ人もいるかもしれません。

いじめの主犯格岩本みどりが「お前の席ねぇから」と言い放つ!

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よく誤解されがちですが、「お前の席ねぇから」は、歩をいじめていた安西愛海ではなく、末永遥演じる岩本みどりが言い放った言葉でした。

岩本みどりは言葉使いもあらく粗暴な印象ですが、愛海を1番信頼しており、愛海がいじめられても庇い続けました。

「お前の席ねぇから」は「ライフ」放送終了後ネットで話題に

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ドラマ「ライフ」終了後も、ネット界隈では「お前の席ねぇから」を元ネタにして、様々な動画や類似フレーズ等が作られました。特に話題になったネタをご紹介していきます。

「お前の席ねぇから」がニコニコ動画の様々な動画素材に使われる

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ニコニコ動画では、「お前の席ねぇから」の登場シーン動画を元ネタにした様々な動画が投稿されています。

特に再生回数が多いのは、レミオロメン「粉雪」、SEKAI NO OWARI「Dragon Night」の歌詞とメロディーに合わせて、末永遥の「お前の席ねぇから」のセリフをコラージュしている動画です。

「お前の席ねぇから」が不思議と曲と合っています。ドラマの中では衝撃のシーンにも関わらず、思わず笑ってしまう動画になっています。

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