戸愚呂弟の100%中の100%とは?悲しい最後や名言集を紹介!

その仕返し、という形で左京は戸愚呂弟を垂金へ差し向けたのでしょう。真の戸愚呂の雇い主は暗黒武術会にも関わってくる左京でした。

雪菜救出に現れた主人公達と交戦し暗黒武術会に招待した

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犯罪を犯す妖怪や、妖怪を悪用する人間を取り締まるため、幽助は霊界探偵としてコエンマの元で働いていました。任務として雪菜の件を伝えられ、救出のため戸愚呂兄弟と垂金の元へ向かいます。

そこで初めて幽助と戸愚呂兄弟が対面します。ここまで強い敵に出会ったのは初めてで、辛くも兄弟に勝利しますが、兄弟は左京の命令でやられたフリをしていました。

その後、首縊島(くびくくりとう)という離島で行われる、強い者が集まると言われる暗黒武術会へと、幽助達を招きます。

戸愚呂弟は元々は人間?!妖怪になった理由とは

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過去が明らかにされるまでは、兄弟は人間の見た目をしている妖怪だと思われていましたが、実は二人は元々人間だったのです。

ではなぜ妖怪になってしまったのか。詳しく説明していきましょう。

戸愚呂兄弟は元々人間だった!

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兄弟は妖怪になる50年前、共に格闘家として妖怪退治など修行に励んでおり、当時開催予定の武術会に参加できるほど強い力の持ち主でした。

武術会での優勝者には優勝賞品が与えられます。その優勝賞品とは、優勝者の望みを叶えるというものでした。戸愚呂は当時の武術会で優勝したことで「妖怪へ転生」という望みを現実にしたのです。

では何故彼は妖怪になりたいと願ったのでしょうか。

戸愚呂弟が妖怪になった理由

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戸愚呂弟「自分より強い者が現れるのが怖いんじゃない。そういう強者が現れた時自分が衰えていることが怖い。」(引用:幽☆遊☆白書)

人間の体では力が維持できずやがて老いてしまう。強い力を誇示するためには衰えない体が必要だったのでしょう。

しかし、この理由は表向きで、本来は格闘家時代、非常に強い妖怪、潰煉(かいれん)に、弟子達を眼の前で皆殺しにされます。当時、潰煉は武術会の優勝候補であると言われていました。

弟も立ち向かいましたが敵わず、この事件がきっかけで3ヶ月ほど失踪の後、暗黒武術会へと参加、そして仇の潰煉を見事倒し優勝します。ですが、弟の傷は癒えることなく、妖怪へと転生します。

戸愚呂兄が妖怪になった理由

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一方兄が妖怪になった理由ですが、実は本編では語られていません。性格からして、強い力が欲しい等、私利私欲のためでは?と推察されています。

戸愚呂弟のセリフがかっこいい!名言集を紹介!

戸愚呂弟のセリフの中には、名言と言われるセリフがたくさんあります。その中のいくつかをご紹介します。

戸愚呂弟の名セリフ①「やる、ねェ。」

このセリフは、初めて幽助達と対峙し、やられたフリをした時のセリフです。ただ普通に戦っただけでは敵わない戸愚呂弟に対し、知恵を絞った最後の一撃についての評価の言葉です。

戸愚呂弟の名セリフ②「今のお前に足りない物がある。危機感だ。」

決勝戦、100%となった戸愚呂弟が、幽助の必殺技である霊丸を「喝!!」と気合だけで消し去った後、幽助へ向けたセリフです。

戸愚呂弟の名セリフ③「腕がなるねェ…。」

雪菜を救出するべく現れた幽助達に、戸愚呂兄弟が部下として引き連れてた妖怪が次々と倒されていきます。

自分の出番が着々と近づいてくる時のセリフで、弟の腕は「ドクン」と脈打っている効果音がついています。

戸愚呂弟の名セリフ④「関係ないね。」

幽助との戦いの直前、桑原に倒されたと思われた戸愚呂兄が戻ってきて、弟に自分を武器として使えと提案します。しかし、弟は幽助と1対1での肉弾戦を望んでいたので、兄の行動は横槍となります。

邪魔だと蹴り飛ばされた兄は「共に武道のため魂を売ったこの兄貴を…!」と憤慨して戻ってきますが、その時に放たれたのがこのセリフです。そして首縊島を囲む海へと殴り飛ばされ落ちていきます。

戸愚呂弟の名セリフ⑤「自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?」

100%になった戸愚呂弟が名セリフ②でご紹介したセリフの後、幽助を観客席まで殴り飛ばしてから放った言葉です。

戸愚呂弟の名言の中では、このセリフはインパクトが強く、「戸愚呂弟」と検索をするとすぐにこのシーンの画像にたどり着くほど、たくさんの人の記憶に残っています。

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