ジェイ・カトラーとは?ストイックな元プロボディビルダー
ジェイ・カトラーという人物をご存じでしょうか。彼はプロのボディビルダーとしてとても有名でした。彼のことについて見ていきましょう。
ジェイ・カトラーは「The Ultimate Beef」の異名をを持っていた
ジェイ・カトラーの異名「The Ultimate Beef」は直訳すると究極の牛肉という意味です。きっと彼の身体についている筋肉がとても凄く、究極の牛肉の様だったのでしょうね。
ミスターオリンピアで4度優勝を果たす名ボディビルダー
ミスターオリンピアはIFBBによって開催されている国際的なボディビルの大会です。現在に至るまで大会は続いており、ボディビル界の最高峰と言われています。
そのような国際的な大会で4度も優勝をする彼は最高ですね。
365日食事内容を変えないストイックな姿が人気に
彼の食事はシーズン中は12食、オフの時は6食を一日に摂取します。また食事のメニューも決まっていて、気分によって変えることはありません。食事のストイックさが彼の筋肉に繋がっていますね。
2013年のミスターオリンピアの後に引退
素晴らしい筋肉とストイックな食事の様子が人気となっていた彼ですが、2013年のミスターオリンピアを最後に引退しました。引退後もメディアに出演するなど人気ぶりが伺えますよね。
ジェイ・カトラーの生い立ち・プロフィールを紹介!
ジョン・カトラーの戦歴についておおまかに説明してきましたがここからは彼のプロフィールについて紹介していきます。
ジェイ・カトラーのwiki風プロフィール
ジェイ・カトラーは昭和48年にアメリカのマサチューセッツ州で誕生しました。背は175cm。体重はシーズン中は125kg、オフは140kgですね。
マサチューセッツ州の7人兄弟の末っ子に生まれたジェイ・カトラー
彼は大兄弟の末っ子として生まれました。彼は自分と闘うという事をポリシーにしていますが、大家族で育ったからこそ、周りを気にしない生き方ができるのでしょうね。
ジェイ・カトラーは手伝いで毎日重たいセメント袋を運んでいた
彼の兄は建設業の仕事をしていた為、11歳の頃から重たいセメントを運ぶことを手伝っていました。そのおかげで何もせずとも筋肉質な身体ななっていったのです。
学生時代は刑務官を目指していたジェイ・カトラー
ジェイ・カトラーは元からボディビルダーの道に進みたかったのではありません。大学で司法を学び、刑務官を目指していました。彼の真面目な性格が伝わってきますよね。
ジェイ・カトラーは大学時代にボディビルに出会った
大学通学後にジムに通うようになります。そこでジムのトレーナーからボディビルをするように促され、のめりこんでいきました。もしトレーナーに会わなければ、現在の彼の姿はありませんね。
ジェイ・カトラーの戦歴について紹介!
ミスターオリンピアで4度の優勝をしたジェイカトラー。他にはどんな戦歴があるのか、彼の戦歴を詳しく見て行きましょう。
ジェイ・カトラーは23歳でプロカードを取得
18歳の頃からトレーニングを始め、その5年後彼はプロになります。素質がある人でも10年はかかると言われているプロですが彼は半分の5年です。
幼いころから兄を手伝っていた事と食事、ストイックさから天才的な素質を発揮したのでしょう。彼の真面目さが報われたのでしょう。
2000年に初タイトル獲得したジェイ・カトラー
ジェイ・カトラーがトレーニングを始めた2年後に、20歳未満が出場条件の大会で見度と総合優勝を果たしています。ものすごい急成長ですよね。
2006年にロニー・コルマンに勝利し初優勝!
ジェイ・カトラーはプロになりミスターオリンピアに出場しました。彼のトレーニングであれば優勝も狙えましたが、ロニーコールマンの力に負け4回位に終わっています。
ですが2006年に初めてコールマンを破り初優勝を勝ち取りました。彼のトレーニングの賜物ですね。
ロニー・コールマンについて知りたい方はこちら
2012年に負傷から出場辞退することに
活動後、ミスターオリンピアには欠かさずに出場していた彼ですが上腕二頭筋の負傷から2012年は出場を辞退しました。
2013年にジェイ・カトラーは奇跡の復帰を果たす
前回大会を怪我で欠場した事から出場は難しいと考えられていましたが、驚異の回復力で復帰します。彼のストイックな食事に助けられたのかもしれませんね。
ミスターオリンピアの6位を最後に引退したジェイ・カトラー
2013年の大会で復帰しましたが結果は6位に終わりました。怪我の影響でトレーニングが出来なかったのでしょうね。この大会をもって競技者として引退しています。
ジェイ・カトラーのトレーニング内容とは?強さの秘密はどこに
彼はフリーウエイトとマシンで筋肥大させることに効率的なトレーニングメニューを組んでいます。高重量で上げるのではなく、自分の力で扱える範囲でトレーニングを行っています。
オフの日には基本的は超回復を狙って身体を休めています。やみくもにトレーニングするだけでなく、頭を使ってトレーニングをしているんですね。
トレーニングメニュー1日目:肩・三頭筋・腹筋
ダンベルやバーベルを使って低重量、高回数で行っています。この日は肩などの部分的な筋肉を中心にトレーニングするので種類が多いです。
トレーニングメニュー2日目:背中
前日に少し上げ気味のトレーニングだったので2日目は少し落とし気味です。背中は大きな筋肉なのでマシンを使って重点的に行っています。
トレーニングメニュー4日目:胸・二頭筋・前腕・腹筋
前日がオフだったのでトレーニング量が多めです。上半身を重点的に鍛えています。この日は主にダンベルなどを用いたフリーウエイトです。
トレーニングメニュー5日目:大腿四頭筋
大腿四頭筋とは股関節部分にある4つの筋肉の総称です。前日のトレーニング量が多いのでこの日は少し落としています。末端の筋肉は動きの基本なので大事ですよね。
トレーニングメニュー6日目:ハムストリングス・カーフ・腹筋
下半身のトレーニングです。マシンを使ったトレーニングを重点的にしています。
これが彼の一週間のトレーニングです。お気づきの方もいると思いますが、彼のトレーニングは頭のてっぺんからつま先に降りていくようにトレーニングをしています。無駄のないですよね。
ジェイ・カトラーの食事内容とは?オンとオフの違いも紹介
ジェイ・カトラーが食事に対してストイックなのは上記でも紹介しました。では彼はどのようなメニューの食事をとっているのでしょうか。オフ、オンシーズンに分けて紹介していきます。
ジェイ・カトラーのオンシーズンの食事内容
1日12回もの食事を彼はシーズン中に摂取していました。睡眠時間を考えると1、2時間ごとに食事をしなければいけませんよね。トレーニングよりも大変そうです。