akaの意味は?使い方や起源を徹底調査!ラッパーが多く使っている?

単純なかっこよさだけではなく、自分が信じている主義主張のぶつかり合いや、相手に伝えたい気持ちや応援をリリックに乗せるなど、ライムとメッセージ性を大事にしているラップ音楽らしい表現と言えそうです。

「aka」の起源は?70年代にある!?

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英語で使われているakaですが、アーティストたちが別名を意味するための表現として初めて使われたのはいつなのでしょうか?また、使われていたのは初めからHIPHOP界隈だったのでしょうか。

実は、akaが音楽界隈で現在の意味と同様に使われ始めたのか、というはっきりとした記録はありません。しかし、世に発表されているメジャー音楽の履歴などから1970年代ではないか、と推測されています。

「aka」はMcKinley Morganfieldが初めて使った?

akaを音楽界隈に取り入れたのは、マッキンリー・モーガンフィールドというブルース歌手が始めではないかと言われています。マディー・ウォータースというアーティスト名で活動していた影響力のある歌手です。

ジャンルはヒップホップではなくブルース

マディー・ウォータースは、シカゴブルースの祖と呼ばれていました。その事からお分かりの通り、音楽ジャンルはHIPHOPではなくブルースジャンルでした。現代のシカゴブルースの基礎を作ったと言われています。

マディー・ウォータースの例が意味する通り、現在ではラップ用語として有名なakaですが、発祥は別の音楽ジャンルだったようです。

海外ではヒップホップ以外のシーンでも使われる

このように、英語圏のアーティストはHIPHOP以外のジャンルで活動しているアーティストでもakaという言葉を使って別名を意味しているようです。比較的、生活に浸透しているカジュアルなワードなのです。

先の章でも、日常会話での使用例を紹介した通り、英語圏では慣用句として熟語を略したり、人名の短縮形があるなど、堅苦しい表現以外のラフな言葉が好んで使われているようです。

「aka」を名前に使っているアーティストを紹介!

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ここからは、実際に名前にakaを使用しているアーティストの方々を紹介していきたいと思います。現在ではメジャーな表現なので、結構な数のアーティストが使用しています。

「自分もアーティスト活動をしている!」という方がいれば、ぜひカッコいいキャッチコピーや信条を意味する二つ名などを考えて、akaの表現を取り入れてみてはいかがでしょうか!

AYA a.k.a PANDA

AYA a.k.a Pandaさんは、本名+リスペクトしているものの組み合わせでakaをアーティスト名に使用している、若者中心にブレイクしている女性アーティストです。

動画が投稿できるオシャレで面白い人気アプリ・tiktok内で彼女の楽曲が使用でき、そこから爆発的に人気が広がったようです。akaの理由も名前もとても可愛らしいです。

Rie a.k.a. Suzaku

Rie a.k.a Suzakuさんは、女性ギタリスト兼アーティストとして活動されている方です。aka以降の「Suzaku」は、Rieさんが注目されるきっかけとなった曲のタイトルのようです。

現在はガールズバンドプロジェクトを組んで活動しており、「RiViNi」という名前のバンドを主導されています。かっこいいギターのリードによる曲作りが特徴的なアーティストです。

OZworld a.k.a. R’kuma

OZworld a.k.a. R’kumaさんは、メジャーデビュー前からその類まれなる才能と、インパクトのある演出で注目されているアーティストです。数々の大会や選手権で成績を残されています。

オリジナリティあふれる楽曲群ももちろんですが、世界観への作りこみと、その世界観に合わせたユニークなビジュアル演出も見どころなアーティストです。

Mr.BEATS a.k.a. DJ CELORY

Mr.BEATS a.k.a. DJ CELORYさんは、1990年代初頭からDJとして活動しているアーティストです。また、熱心なサッカーのファンでもあり、それに携わる仕事もされています。

aka以降の名前の由来は、自信のメイン活動であったDJと、見た目からつけられたあだ名である「セロリ」だそうです。あだ名をそのままアーティスト名にするなどユニークな方です。

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