おっぱいぷるんぷるんとは?ヒトラーのセリフ?元ネタや流行の背景を解説

「おっぱいぷるんぷるん」のようにドイツ語以外でも、世界の各国語に空耳といえるものは、いっぱいあります。今回は、比較的日本となじみが深い5つの各国語から紹介します。みなさんはいくつ知ってますか。

英語での空耳「掘った芋いじくるな」

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意味は「What time is it now?(今は何時ですか?)」が空耳に聞こえるもので、私は中学生のとき、英語の先生がこのように発音したら通じると言っていたのを覚えています。

由来は古く、幕末の時代にジョン万次郎が帰国後に伝えたといわれています。空耳のご先祖様のような存在です。

ハンガリー語での空耳「シオタラン」

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意味はずばり「塩が足りない」です。そのままですね。外国語と日本語の発音と意味が全て同じになる空耳もあります。スペルは「so」(ショー)が「塩」、「talan」(タラン)は「足りない」を意味します。

ドイツ語の空耳「あー、そう」

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意味はずばり「あ、そうか」これもそのままですね。ちなみにスペルは「Ach so」と綴ります。普通に通じそうです。ドイツ語の空耳は「おっぱいぷるんぷるん」ばかりでなく、単純な種類もあるのですね。

韓国語の空耳「困るよぉ」

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韓国の人に親切な事をしてあげたとき、ニコニコしながら「困るよぉ」と言われたことはありませんか。意味は「ありがとう」になります。因みにハングルでは「고마워」と綴り、「コマウォ」発音します。

スペイン語の空耳「食べるな!」

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意味はずばり「食堂」や「居酒屋」になります。これもそのまんまシリーズですね。因みにスペルは「Taberna」となります。

なんと、日本語にも空耳があるようです。インパクトは「おっぱいぷるんぷるん」くらいあるかもしれません。空耳ってほんとに奥が深いですね。

空耳が広く普及した番組「空耳アワー」

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「おっぱいぷるんぷるん」いかがだったでしょうか?ここまでドイツ語や世界各国の空耳を紹介してきましたが、この空耳という言葉が世間に広まるきっかけになった番組があります。その番組名が「空耳アワー」です。

2017年で25周年を迎え、これまで多くの空耳がこの番組から世間に輩出されていきました。ここでは「空耳アワー」の内容を簡単に紹介します。

空耳アワーは番組内のミニコーナー

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空耳アワーは、タモリ俱楽部という番組のミニコーナーとして、1992年7月3日に誕生しました。いったん、1995年8月18日の放送で終了しましたが、1996年1月5日に復活し、現在も放送されています。

だいたい1年に1回くらいのペースで、空耳アワードという特集も行われ、このときは豪華ゲストも含め、いつものミニコーナーではなく、タモリ俱楽部の放映時間いっぱいを使って総集編を放送し、その中から1年を象徴するグランプリとなる空耳を決定します。

扱う空耳はセリフではなく歌詞

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空耳アワーが扱う空耳は、今回の「おっぱいぷるんぷるん」のような映画等のセリフではなく、歌手などが歌う歌詞をネタにして、空耳を発表していきます。英語だけでなく、ドイツ語も含む世界各国の言語が対象になっています。

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