「知っているのか雷電」とは?『魁!!男塾』が元ネタの名台詞
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「知っているのか雷電」とは、週刊少年ジャンプに連載していた漫画の『魁!!男塾』に登場する男塾三面拳「雷電」に対しての一連のやり取りのことです。
漫画『魁!!男塾』に登場する台詞「知っているのか〇〇」シリーズ
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「知っているのか雷電」が登場するこの漫画は、ジャンプ黄金期の時代に連載されていた作品で、塾長の江田島平八を中心とした塾生が様々な敵と戦うという漫画となります。
その中では、敵として、時には上級生と下級生、時には他校、また時には世界に対して戦いを挑んていく作品となり、その後にはその戦った相手が結果、この塾に入塾するという流れが主す。
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作中には様々な人物が拳法や闘法を駆使するのですが、その技の出どころや噂を聞いたことがある人物が驚愕の表情の中でその存在をほのめかします。
その際には決まって誰かが、先ほどの人物に出どころを問い、問われた人物がその出どころの元ネタとなる解説と書籍を交えながら説明という流れです。
「知っているのか雷電」の登場シーンについて紹介!
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この作品中では様々な集団や闘方が登場するたびに、「知っているのか雷電」とその元ネタについて語る流れが登場しますが、その解説役にあたるのが雷電となります。
「知っているのか雷電」の初登場は第13巻!
「知っているのか雷電」が初めて登場したシーンが13巻となります。それは「天挑五輪大武會」の中で対戦相手の「厳娜亜羅十六僧」が登場した時です。
その存在が実在したことに驚愕した雷電に対して、「知っているのか雷電」と聞かれ、雷電がその元ネタを語り始めたというのが初登場となります。
その後にはさまざまな形で30回以上も登場している
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この、「知っているのか雷電」などに代表する解説役がその発祥を語るにという流れは、様々な形で登場します。色々なバリエーションなどを含めると30回以上も登場するようになります。
「知っているのか」という発言の初登場は第3巻
この作品の中で、「知っているのか〇〇」というシーンが初めて登場するのは3巻となります。ただしその掛け合いの対象人物は「知っているのか雷電」ではなく別の人物でした。
「知っているのか雷電」が1番広まっている理由とは?
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ここでは何故、色々なキャラクターが知っているのかと問われているのに、雷電だけが「知っているのか雷電」などと解説役として浸透していったのでしょうか。
『魁!!男塾』では「知っているのか〇〇」という形で度々登場
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この作品中では「知っているのか雷電」など、解説役に問いただすシーンについては、雷電にだけではなく他の人物キャラクターにもおよんでいます。
伊達臣人、月光の他、様々人物が知っているのかと問われています。ただし、その中で卍丸にだけは、さすがに先輩だけに知っているのですかと敬語で問われています。
雷電による解説が1番多いため「知っているのか雷電」が有名に
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「知っているのか雷電」と、その元ネタなどを出版する本とともに語る雷電という一連の流れが最も多いため、「知っているのか雷電」に関いた話が一般的に知られています。
後には「教えてくれ雷電」も登場している
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その「知っているのか雷電」が当たり前のように登場するため、後には逆に雷電が悦明する前に「教えてくれ雷電」と逆に解説を求める場面も登場します。
他作品の解説系キャラに言わせるパロディネタも多い?
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この「知っているのか雷電」と問われて雷電が解説を始めるというやり取りは、他の作品でも解説役に設定されている人物が誰かに問われて解説を始めるという同様なシーンとして登場します。
「知っているのか雷電」などの問いかけが使われる流れとは?
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この作品において、「知っているのか雷電」などの一連の流れが発生する場面では、そのほとんどが、以下のような手順流れを踏まえた形を取ります。
「知っているのか雷電」などが使われる基本的な流れ
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新登場の集団や人物の出目や、その人物の闘方や拳法が初披露すると、その存在を知っていた解説役の人物が驚愕の表情を浮かべながら、「あれは、まさか〇〇!」とその存在について語ります。
すると、そばにいた仲間が解説役に対し問いかけます。その解説役の補足としてその存在の元ネタとなる書籍の抜粋などを交えて解説役が元ネタの解説を始めます。
「知っているのか雷電」の流れにより解説にリアリティが生まれる?
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この「知っているのか雷電」と語り掛けられた解説役の雷電、そしてその語り掛けた内容の根拠と思われる元ネタの本について紹介することで、その内容に信ぴょう性をもたらしている効果があります。
この本に書かれていることは、さも世の中で当たり前に存在しているような描き方で、その内容については、本気で騙されたという人も存在しています。
「知っているのか〇〇」シリーズで登場した架空の出版社は数多い
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「知っているのか雷電」などの流れで登場し、もっともらしく解説を行う本類と、それに関して登場する架空の出版社名はこの作品中に色々出てきます。
知っているのか雷電などとセットで登場する「民明書房」とは?
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この作品の中では、「知っているのか雷電」の後でよく元ネタとして引用される本が登場しますが、その本を出版しているのが「民明書房」といいます。
知っているのかの後に「民明書房」の内容を引用するのがお約束
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基本的な流れとして「知っているのか雷電」とその雷電が語る解説の元ネタとしてこの本とその出版社が出てきます。その登場する出版社の民明書房について紹介します。
民明書房とは?歴史と取り扱い内容について紹介
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「民明書房」は1920年代に誕生した出版社となります。創業者の名前から来ています。また、取り扱っている分野は様々なことについて、独自の研究内容や、ある意味マニアックな視点で発表されています。
通説だった事象も、この出版社にかかれば起源が変わることもあり、ゴルフやフェンシングなど、他の国が発祥としているものが中国が起源と記載されている書物もあります。
民明書房は他の作品にも度々登場している?
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この出版社の本はこの作品以外の別の作者の作品でも登場します。それは同じ週刊少年ジャンプの作品などで、引用された本がここからから出ています。
民明書房は宮下あきらの漫画家生活25周年を記念して出版された
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なお、劇中に登場したこの出版社の各文献を集めたものとされる「民明書房大全」という本が宮下あきら漫画家生活25周年を記念して実際に発刊されています。
その本の巻頭には作者による前書きが掲載されており、その内容はこの本を祝賀するとともに普段から自らその本を引用させてもらっている実録物だとのことです。
知っているのか雷電とセットで登場する「民明書房」のフィギュアも?
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この作品は、漫画のほかアニメ作品など色々展開されていますが、フィギュア作品も展開されております。それは、この出版社の本とともに様々なキャラクターが付属する形になっています。
「民明書房大全」と立体フィギュアがガチャガチャで登場
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そのフィギュアのセットの名前は「民明書房大全」と呼ばれるもので、この出版社の本とキャラクターとのセットでタカラトミーよりガチャガチャで登場しています。
全6種類!集めただけ繋げられる「万人橋」のフィギュアも
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先ほどのフィギュアは全6種類となり、ラインナップは「纏咳がい狙振弾(※がいは亥へんに次)」、「血闘援」、「大鐘音」、「千歩氣功拳」、「晏逅寺軟體」、「万人橋」となります。