自分達の土地を守る方法が他にないだけ
フラニ族は土地を所有せず、牛を放牧させることで生活を成り立たせている民族です。干ばつなどの影響や人口増加などで徐々に住む場所を追われています。
フラニ族が凶暴で好んで紛争を起こしているというよりは、政府の対策が不十分であることから、土地を追われ生活に困窮した結果、このような対策を取らざるを得ないのです。
フラニ族による襲撃がなくなる日は来るのか
それぞれの土地で農作物を育てる農民と、土地を所有せず牛を放牧させながら暮らすフラニ族の紛争は、
宗教間の衝突ではなく、お互いが自身の生活を守るために起きているのです。フラニ族が攻撃的な民族だと決めつけ、悪者にするのではなく、彼らの生活を保障する打開策を一刻も早く政府が打つことが必要なのです。
トゥアレグ族に関する情報はこちら
アウシュビッツ強制収容所に関する情報はこちら