例えば、仕事で同僚が残業になるくらいの仕事量を課せられます。
あなたは彼を手伝おうと声をかけ、彼は嬉しそうに「手伝ってくれるんですか?」と書き直します。ですがタダでは手伝わない長あなたで、ご飯を奢ってくれるならばと条件を出します。
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ふすそして彼は「それでお願いします」と懇願するも、完璧な断固として諦めるようにだが断ると言及します。
このような状況になってしまえば、明らかに関係が少し悪くなりそうなイメージの使い方ですが、誤用にならない程度に使うべき名言なのです。
「だが断る」の前提は甘い誘惑にのりかけていること
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もう一つの使い方としては、例を挙げると、「映画のチケットを友達から2枚もらったんだ、見たい映画があるっていつか行ってたから一緒に行かない?」と誘います。
ですが、「えー、たしかにあの映画見たかったんだよね!嬉しい、ありがとう!だが断る」と行ったような会話でも使われます。
行きたいと言っていたのにいいの?と思ってしまような名言として、そんな使い方となっているために、人を一瞬脅かすように捉えることができるのです。
「だが断る」はネットではAAを使うと効果的!
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漫画で登場した「だが断る」の岸辺露伴が所持するインターネット上ではAA(アスキーアート)の使い方としても人気があります。
というのは、お話をするように会話の後にAAを置くことで、まるで漫画を表現したかのようになり、迫力も出てくると言った意味もあり使われています。
「だが断る」の間違った用法とは?
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たまに誰かと会話を使っている時によく耳を傾けると、これらの名言が誤用として使われているのはご存知だったでしょうか。
ですが、漫画を読んでこのような場面で使っていたということを理解できても、意味まで理解できておらず、理由も定かでない岸辺露伴の台詞ではっきりとわからない人がいます。
そのことから、間違った使い方をする人々が、日常で誤用言葉を多く使用しているのです。
「だが断る」は普通に断りたいときには使わない
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日本語文法を一から考え直してみてください。「だが」という接続詞が入っているものは、それを話す前の言葉の反対の意見や意味を指す時に使います。
このことから、普通に誰かに誘われて断るときなど、拒否する時に使えるような使い方としては間違っているのです。
「だが断る」に「ッ」や「!」といった勢いは要らない
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シチュエーションを想像して、誰かに断ろうとする時に勢いよく断りたくならますよね。
それを言葉にすると!や小さなつを加えたくなりますが、これも誤用で岸辺露伴が言及した冷静に話す言葉の方が、ベストなのです。
「だが断”わ”る」は間違い
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一度小学生で何度も書き取りした感じを思い出してみてください。よくふりがなや音訓、感じを間違える人々が多いのがこの時代です。
現代では携帯のように自分で覚えていなくとも変換機能が付いているため間違いはあまり出ませんが、素手で書くとなると断るが例のように、断わるとわを加えてしまいがちです。
「だが断る」の誤用に敏感なジョジョオタ
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過度にジョジョを応援しているファンの人々により、間違った使い方をしてしまうと騒動になってしまう場合があるというのが事実です。
時代の変化とともに新しい言葉や誤用であふれた、様々な意味を持つ名言も多くなってきているため、頻繁と言えるほどではありません。
ですが、実際のところ怒られてしまったという実例があったため、気をつけて使わなければいけないということも、覚えておかなければいけないのです。
「だが断る」と「でも断る」の違いは?誤用?
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誰もが聞いたことがあるであろうでも断るという言葉は、「だが断る」の誤用となったもので、若干の意味が違ってくるのです。
要するに、だが断るは前者で説明したような何かに見せかけて断るイメージですが、でも断ると言った意味は、それでもというような意味があるので誤用枠に入ります。
岸辺露伴の使い方は「だが断る」でしたが、誤用といえどもジョジョのシチュエーションででも断るという言葉は間違った使い方とまではいえない、曖昧な意味として成り立っています。