「だが断”わ”る」は間違い
一度小学生で何度も書き取りした感じを思い出してみてください。よくふりがなや音訓、感じを間違える人々が多いのがこの時代です。
現代では携帯のように自分で覚えていなくとも変換機能が付いているため間違いはあまり出ませんが、素手で書くとなると断るが例のように、断わるとわを加えてしまいがちです。
「だが断る」の誤用に敏感なジョジョオタ
過度にジョジョを応援しているファンの人々により、間違った使い方をしてしまうと騒動になってしまう場合があるというのが事実です。
時代の変化とともに新しい言葉や誤用であふれた、様々な意味を持つ名言も多くなってきているため、頻繁と言えるほどではありません。
ですが、実際のところ怒られてしまったという実例があったため、気をつけて使わなければいけないということも、覚えておかなければいけないのです。
「だが断る」と「でも断る」の違いは?誤用?
誰もが聞いたことがあるであろうでも断るという言葉は、「だが断る」の誤用となったもので、若干の意味が違ってくるのです。
要するに、だが断るは前者で説明したような何かに見せかけて断るイメージですが、でも断ると言った意味は、それでもというような意味があるので誤用枠に入ります。
岸辺露伴の使い方は「だが断る」でしたが、誤用といえどもジョジョのシチュエーションででも断るという言葉は間違った使い方とまではいえない、曖昧な意味として成り立っています。
「でも断る」は誤用なのか?
前者でお話ししたように、「でも断る」は誤用として扱われるべきなのかという微妙なポジションであります。
意味合いも似ていることから、日本語の文法学者などでない限り区別は難しいため、同じような意味として使い方を得ている人が多いのではないでしょうか。
「でも断る」はジョジョの作品中に使われている!
やはりジョジョの奇妙な冒険で取り上げられた岸辺露伴の名言「だが断る」が使われていたこともあり、この作品でもでも断るという表現も存在していたことが判明しています。
使われていた舞台は7部のファーマーが使った名言で、自分にとって利益となるようなやり取りする機会が与えられた時です。
彼は騙されていると勝手に勘違いをし、思い込んだことによりでも断ると取引相手に対して言い放った使い方をしたのです。その他に関する記事はこちら
「でも断る」は誤用判断が妥当
かなりのジョジョを応援している人でない限り、だがとでもの誤用なのかという謎な点について判別することは難しいのが事実です。
ですが一般的にこの漫画のストーリーを見ると、モブなキャラクターの名言であるため、誤用であると認識した方が賢明なのです。
「だが断る」に似たセリフを紹介!
もちろん誰でも同じような言葉を使い、似たような意味で捉えることのできる名言もたくさんありますよね。
その中で、よく使われた使い方をするものや、誤用によって新しく生み出された言葉も存在するかと思います。
「だから気に入った」
日本語でも重要なキーを持つ接続詞、それもメインストーリーに登場する岸辺露伴のめいげんとなります。
背景は、とある海岸で行われた鮑の拾得で、トニオ・トラサルディーが岸辺露伴に、一緒に狩りに行くのを手伝って欲しいと頼んだのです。
ですが彼には何の得もない、ということもあり買いに行けばいいと提案しますが、どこも販売してくれないと困り気味で懇願してくるのです。
そこで岸辺露伴は取るのも違法だと考え出しましたが、鮑を育てる者は何の苦労もしていないと発言した後、密猟だと岸辺露伴に伝えるのです。
それ故に、岸辺露伴は彼の意見を気に入り、「だから気に入った」と証言して手伝ってしまうのです。
「だが帰る」
数々あるシチュエーションの中でも、これは面白いと思うストーリーのうちにはいるでしょう。
とあるとてもリッチな土地を持つ人々の豪邸、実際は村を買う予定で訪れた、岸辺露伴でありましたが、そこの人々はルールやマナーに厳しい人たちだったのです。
そしてかけらから岸辺露伴に対して、マナーがきちんと出来上がっているのかトライさせられてしまいます。なんだかんだで最終的に試練を通り過ぎたものの、「だが帰る」と行って買わずにギブアップしてしまう、その時に使われた名言なのです。