コンマイ語とは?遊戯王の複雑すぎるルールを意味するネットスラング
「コンマイ語」は遊戯王の意味不明で翻訳に悩む文章及びこれらに対するおかしな返答のこと。活用法は主にコナミへの揶揄です。
社名を打ち間違えた経緯で参上し、誤植やバグへの悪い対処を繰り返した事で蔑まれる方向で定着。
コンマイ語の由来や発祥とは?
文言の翻訳で被害者同士の揉め事が起こる意味不明だらけのコンマイ語。そんな厄介な言葉の由来やどんな揉め事になるのかをこちらで紹介。
遊戯王オフィシャルカードゲーム(OCG)から生まれた言葉
遊戯王OCGの特定のカードでの曖昧な表現で、書かれた文の翻訳の仕方を間違える被害者多数。
本社の事務に問い合わせたところ、本社の返事が意味不明で混乱させる類の返答でした。この経緯を辿り君臨、各所に広まりました。
コンマイ語の由来はコナミ(KONAMI)の誤植?
コナミは会社の社名を「KONAMI」とローマ字で表すところ、別所でAとMを入れ替えるタイプミスを頻発。
会社にはネガティブな評判が目立ち、一連のミスと自身の悪い評価が結びついて定着、ほとんどの被害者たちがネタにしました。
対応者によってゲーム内の裁定が変わるという問題も
コンマイ語は分かりにくいため、立ち会う人で翻訳の結果に差異が発生。それは試合ごとにジャッジで揉め事になる恐れすらある致命的な差異。
肝心のコナミも完全に把握出来ず、質問も意味不明で珍妙な答えでしか返してもらえません。つまり、各個人で把握せねばまともにプレイ不能な現状です。
コンマイ語の問題点とは?調整中ってなに?
こんな面倒な経緯を辿った為、様々な揉め事が巻き起こります。無用の言い合いの回避のため、調整中の使用は避けたほうが無難でしょう。
色んな形で論争を巻き起こすカード達。こちらで問題の部分をご覧ください。
コンマイ語の問題点①公式の回答は「調整中」
各種カードは独自の能力を持ちます。これらの捌き方が文字通りの「調整中」で正式の処理手順が決められていません。
杜撰な対策のせいで年単位で待たせるほど遅く、最短半日で決まり事が覆る可能性すら否定出来ません。担当の交代後には同様の質問でも返答がズレていたり解釈が異なる事態に。
本当なら極まれにみる程度に抑えるべき報告例も次の項目で疑う程頻出し、被害者の苦情も辛らつです。
コンマイ語の問題点②OCGのルールをまとめた資料は存在しない
初歩に当たる内容すら頻出する調整中の返事に、テストプレイを実施したかの疑問が噴出。後の質問で「こっちに資料が無い」との趣旨の返答が。
通常は用意するであろうマニュアルやらの進め方の用意が無いのです。そんな訳で被害者が頻発する大きな要因と言えます。
コンマイ語の例は?どんなルールの不備があるの?
至る所で見かける難解なコンマイ語。それらへの質問は一定の返事や、こちらが驚く答えが来ます。
ここの代表的なケースと想定より斜め下を行く答え方を紹介。こんな返事が来たら特に気を付けましょう。
コンマイ語の例①「調整中」
返事の多くは大体の要約で「調整中」に収まります。裁定基準が不安定で定まらず、場の判定に託される状態に。
発売直後でも該当したり、使えるかの疑惑も。20年以上続くコンテンツの為か、調整不足が後を絶ちません。
コンマイ語の例②「説明放棄」
前項と同様の頻度で来るのが「説明放棄」。公開拒否や有耶無耶な返事と、様々なバリエーションで返答自体拒否。
とりあえずコナミに聞いてもなんだかんだ意味不明の理由を述べて回答せず、不真面目に見えるので信用も落ちてます。
コンマイ語の例③「カードが違う」
性能が似た別のカードや外国版と日本版の違いだけで同種の物に対して返答を求めた際、「カードが違います」との意味不明な返事。
何故かを聞いても同様の論調の弁明が来る珍妙な事態を引き起こした噂が出ています。あくまで噂であり本来の答えかの信憑性はありません。
コンマイ語の例④「解決不可能」
コナミは遊戯王のカードの販売者ですが、自ら匙を投げる「解決不可能」だと意味不明な返事多数。
さすがに進行に支障がでるので現在は一応解決済み。ただ、それまで対処を諦めていた間に相応の被害者も増えました。
コンマイ語の例⑤「レベルを持たない」
遊戯王OCGにはメインとなるモンスターカードにはレベルがあり、そいつらの中の二種別は「レベルを持ちません」。
代わりにランクを持ちますが、レベル0だとの思い込まれやすいです。このせいで各地で間違えて被害者になるケースも発生。
コンマイ語を一部解説!基本的なルールも理解するのが困難?
コンマイ語の翻訳のしにくさは基礎にまで及び、分かりにくて議論を呼ぶ言葉です。次項は戸惑いやすい一例が見られます。
意味不明で難しい時は、調べたり聞くなど詳しく翻訳してもらいましょう。
コンマイ語の解説①「タイミングを逃す」
文章上の差異で機会を見誤ると「タイミングを逃します」。特定の「時」に発動「できる」と指定時に、任意で使用できる文言で該当。
別のもので例えてみると、スマホを使うときにアプリを選ぶのが「対象をとる」。スマホのデータ整理でアプリを選ぶのが「対象をとらない」。
コンマイ語の解説②「対象をとる・とらない」
能力の内容文に「対象をとる・とらない」との指示が。文章の微妙な差で翻訳が極端に難しく頻繁にミスが起こります。
別のもので例えてみると、スマホを使うときにアプリを選らぶのが「対象をとる」。スマホのデータ整理でアプリを選ぶのが「対象をとらない」となります。
コンマイ語の解説③「発動」
遊戯王では「発動」の扱い方が二つあります。電化製品で例えると電源を入れるのが「カードの発動」、機能を使うのが「能力の発動」です。
他のカードで無効化されるかどうかが決まる重要な差で、場の処理に違いが生じる場合があります。
コンマイ語の解説④「チェーン」
「チェーン」とは別の能力に対し連動する効果。これだけなら分かりやすいのですが、連動出来るかどうかで話が変わります。
少しの差で判定が大きく変更される上、効果すら全く別の性質に変貌。意識を外すとトラブルの被害者になります。
コンマイ語をめぐるゲームユーザーの対応とは?
ご覧のありさまで幾つも難点を持つコンマイ語、ネットを通じて多種多様な人達が四苦八苦しつつ対策を練ってきました。
その結果、コナミより頼られる個人のWebサイトが完成。そこで起きたトラブルと共にご覧ください。
コンマイ語の解釈はユーザーの個人サイトの方が信用されている
事態の収束どころかむしろ悪化する現状の最中に専用のWikiが立ち上げられました。そこに裁定の翻訳情報やデータが集まって次々掲載。
キッチリまとまった内容で公式より頼られる代物に。アクセス出来ない事態の時は公式のデータベースだと反応が薄く、Wikiの時は暴動が起きました。
荒らしによる個人サイトの書き換えが行われたことも
Wikiはネット上でページ内の文章の書き換えが誰にでも出来るシステムです。制限を掛けなければ悪意を持って書き換えられる「荒らし」が発生。
本来は程なく直せる書き換え行為も元のデータが無いため収拾が付かなくなる事態に陥り、公式にまで問い合わせる人まで出てしまいました。
コンマイ語を巡る荒らし行為の例
荒れたのは主に「裁定」の項目で、意味不明なコンマイ語の翻訳部でした。悪戯に書き換えられた時は修正に大きな手間がかかりました。
Wikiには余計な文字列を増やされる事例も。この場合は添削での対処で十分修正出来ます。