『おるちゅばんエビちゅ』ってどんな漫画?作者は誰?
現在、すでに完結した本作が再び脚光を浴びています。これはなぜでしょうか?その前に概要や作者について見ていきましょう。
『おるちゅばんエビちゅ』は伊藤理佐さんによる4コマ漫画
こちらは女性漫画家の伊藤理佐さんによるギャグストーリーです。彼女のデビューは1987年で、本作はデビュー約3年後のスタートです。
彼女の代表作は、これ以外にも「ひげピヨ」や「おいピータン!!」「おかあさんの扉」「あさって朝子さん」などが挙げれます。
ショートストーリーやギャグマンガが多いですが、その中に女性の共感を呼ぶ鋭い視点が光り、多くのファンを獲得しています。
えびちゅはハムスターですし、ひげピヨはひよこが主人公、おいピータンでは主人公のペットに飼い猫のクロが登場するなど、動物が出てくる漫画を多く描かれているのも特徴です。
主婦と生活社の漫画雑誌『ギガ』『Shan』にて1990年より連載が開始
1990年からギガでスタートしましたが掲載雑誌の休刊に伴い『アクションピザッツ』に移行しました。掲載誌を3回も変わりながらも2007年に完結するまで長期に渡り読者に愛読されています。
コミックは15巻まであり、ギャグにしては冊数が多く、ほとんどがアクションピザッツに載っていたものです。
そして一度終了していたのにも関わらず、人気の再燃を受け2018年8月7日発売の漫画アクション16号より続きが再開しています。
『おるちゅばんえびちゅ』はギャグ性が強く下ネタが多い作品
見た目はほのぼのとし小学生受けも狙えそうですが、ストーリーは性的なものが多いです。可愛いえびちゅが性風俗や性行為の用語を連発します。
特にアクションピザッツが成人男性向けということもあり、その傾向は移籍後に強まっています。可愛いキャラの外観とときわどいセリフとストーリーのギャップが癖になります。
『おるちゅばんえびちゅ』のストーリーについて紹介!
本作はどのようなストーリーかご紹介します。さらにハムスターが出てくるとっとこハム太郎との違いも解説します。
「えびちゅ」「ご主人ちゃま」「かいしょなち」の日常が描かれている
話の中には主にえびちゅと、飼い主のOLの「ご主人ちゃま」、その彼氏の「かいしょなち」が出てきます。結婚に焦る飼い主とが、女性にだらしない彼氏との関係に悩んだり、浮気されたりといった切ない日常が描かれます。
『おるちゅばんえびちゅ』は成人向け?下ネタが多い作
ストーリーはギャグで絵柄もギャグテイストですが、性行為の場面も含みます。
その行為をえびちゅが考えなく邪魔したり、ご主人の性癖を急に暴露したりといった場面も入っています。そして、その結果怒りをかったえびちゅが流血するまで殴られるといったハードな表現も満載です。
そういったシーンがあるため、しゃべるハムスターが出てくるとっとこハム太郎とは全く違います。