海洋恐怖症とは?恐怖を感じる原因や想像してしまうこと11選など紹介

生物として刻まれた記憶が書き換えられる事は不可能に近いという事でしょう。可能であるとしたら記憶障害を引き起こすのでしょうか。

暗いところに怖いため海の底に恐怖を感じる

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海洋恐怖症では視界を奪われる事は五感の1つを奪われる事だけではなく真っ黒のキャンパスに自分の妄想を描く事と同じです。

光の届かない海の深部にネガティブな連想をし、深さも原因の1つです。目前に現れた何かに与えられた一瞬の痛みで命を終える事があるかもしれません。

アトラクションが怖いと感じる理由にも近く何が出て来なくても私たちの働く想像が自分自身をネガティブに演出してしまうのです。

親から「海は怖い」と言われていた人

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幼い頃に両親や大人から海は危ない場所である、海で人が死んでしまうと言った注意を頻繁に受けていると刷り込みが原因の事も。

幼少期に植え付けられた言葉は大脳に刻み込まれ大人になっても拭い去る事が難しいです。両親や周りの大人が漁師であるなど海に関りの深い家庭の方が海洋恐怖症に近いのです。

小さなお子様をお持ちの方は特にこの事には気を付けておきましょう。自分の行動がきっかけでお子様の将来が困難になる可能性も。

海洋恐怖症の人が怖いと感じる理由とは?想像してしまうこと11選

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怖いと感じてしまう理由や原因として想像してしまう事についても考えてみましょう。普通海は楽しい場所という根本的な思い込みからネガティブな想像は消されます。

楽しい感情よりも怖い感情が勝ってしまうために負の連鎖がある海洋恐怖症。幼少期に楽しい記憶を蓄積する事で負の想像が芽生えにくくなります。列記とした予防法です。

家族の海水浴などでは少しずつ慣らし、浜辺でできる楽しい遊びを率先して行う事で素敵な記憶が蓄積されるのです。

溺れるのではないかと想像してしまうから

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水泳が得意ではない方はこの不安を感じているのではないでしょうか。出来ない物事は自分の未知なる光景が待っています。

自分がどれだけ泳げたとしても海の力には叶わず溺れてしまうかもの想像が理由の海洋恐怖症も。

特に溺れた経験のある方はネガティブな印象が強い傾向にあります。自分のパニックになった視野を無限ループしてしまいます。

サメなど海の生物に襲われるのではないかという想像から

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海の中には今だ私たち人間に発見されていない未知なる生物が存在するとはよく言われています。嘘か本当化はまた別のお話しでしょう。

ニュースでも海の生物とのトラブルで命を落とした方が私たちの耳にも届く事も有り他人事でありません。そういった情報が理由で海の生物に命を奪われる妄想が理由の事も。

サメなど海に棲む獰猛な生き物をモチーフにした映画などを見てその怖い感情に拍車がかかり海洋恐怖症へと発展するケースも考えられます。

幽霊や怪物がいるのではないかという想像から

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何が潜んでいるかわからない深い深い海の中。光も届かず、私たちの力が及ばない生命体や霊的な存在がいてもおかしくはありません。

海に携わる妖怪の存在も古くから伝えられているからかもしれません。怖いもの見たさでお話しを聞いた事を後悔しても先に立たないのです。

通常では幽霊など信じていないという人でもこういった事がきっかけとなり幽霊や非科学的な存在が浮かんでしまう事も有ります。

海の波の音にストレスを感じるから

多くの方は波の音は癒しの音と感じるでしょう。海洋恐怖症の方々は聴覚からもネガティブに捉えてしまいます。

波の音が不快であるから海洋恐怖症になった方もいれば、海洋恐怖症は波の音がストレスの人もいらっしゃいます。

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人の五感を騙すことは出来ず私たちの生活は五感に頼っている点が多いため切っても切れない関係です。

特に視覚が働かない印象のある場所で聴覚が研ぎ澄まされるように人の体がインプットしています。五感はそれぞれに持ちつ持たれつの関係なのです。

水の抵抗により自由に身動きが取れないことが不安だから

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陸地では自由自在、自分の思った通りに動かせるからだが、水の中に入ると思ったように体が動かせない。

水の抵抗が自分の身の危険に繋がるかもしれないという不安が理由で海洋恐怖症が出る方も。

悪い妄想は連鎖的に自分の中で広がり更なる負の連鎖を引き起こし、頭の中が嫌な事で蔓延してしまうのです。

大きな波にさらわれるかもしれないと考えてしまうから

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日本では多くの犠牲者を出している津波などを体験した方や、映像に衝撃を受けた方は大きな波で自分の身を滅ぼすかもしれないという怖い感情が理由となり海洋恐怖症が出る方も。

自然の力には抗えないのが地球に生きる私たちの宿命。脅威から距離を取る事も自己防衛本能であり生存戦略的には勝ち組です。

津波の映像がテレビでも放映された事から安直に考える方は少ないでしょう。日常的に想像を膨らませる方はより防衛本能が強い証拠の可能性が示唆されます。

深い海の底が見えなくて不安を感じるから

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皆さん良く知った光景かもしれませんが深い海では底まで光が通らず、中が不明瞭です。

不明瞭の中に何かがいるかもしれない、科学的に証明できないような存在が海の中に眠っているかもしれないという想像が生まれる事が理由となる事もあります。

コラージュ画像の中にはあえて思わせるような画像があったり人の心のどこかに見えない所で未確認の何かが潜んでいるという想像が眠っている事の表れでしょう。

死んでしまうかもしれないと想像してしまうから

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海洋恐怖症に関わらず水の中では息のできない私たちです。つまり水の中は私たちに適した場所ではなく、長期にわたって水の中にいると命を落とします。

水面に上がって息継ぎできなくなるかわからない水中自体怖い海洋恐怖症の理由も。

死ぬ事は誰しもが恐れる生きていれば誰しもが迎える終着点です。未知なる恐怖は私たちには抗えません。

海が広すぎるために不安を感じるから

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すみっこ族という言葉が生まれているように、広い環境が苦手な方も存在します。

海に限らず広大さに対して不安を覚える方がいらっしゃいます。この場合は別の病気の可能性も示唆されるため判断に迷ったら病院を受診しましょう。

精神科へ行きにくいと感じる方も多くいらっしゃるかもしれませんが、専門の方の意見を聞く事は自分の心を軽くする場合があるのです。

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