恐怖症の克服は無理やりに行う事が逆効果であるため、VRを使用したゲーム感覚で苦手を克服する取り組みが取り入れられているようです。
この取り組みが広がっていくと様々な恐怖症へと応用が可能となるため、今後のVR使用方法に期待できそうです。
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海洋恐怖症は治療が必要?克服することはできる?
困らないし治す必要ないのではと思われがちな海洋恐怖症。客観的に考えればそうかもしれませんが本人からするとたまったもんじゃありません。
恐怖症はいつどこで何が原因で症状が現れるかが不安と悪循環を来す病気のため克服できるものは克服しておいた方が良いと言えるでしょう。
克服自体がネックになる場合は周りが無理強いは決してしないよう気を付けましょう。本人がやるかどうか決める事が大切です。
海洋恐怖症によって日常生活に支障がでる場合
見ていて楽しいテレビや体を綺麗にするべく必須なお風呂の水でも海洋恐怖症の症状が。いつ何時蝕まれるかわからず頭を抱えているのです。
食欲不振に陥る事も有るため、症状が重たい場合は克服が日常生活を向上させます。一瞬の辛抱かもしれませんが食べれない事は致命傷にもなるのではないでしょうか。
しっかり食べて健常な体を持てれば心も健常へと向かってくれますが、病を持つとこの循環が崩されて負のループに陥ってしまうのです。
海洋恐怖症での苦痛が大きく強いストレスを感じる場合
不安を感じすぎうつ状態になる事も。うつ病は治すことも大変な上に薬に中毒性があるなどの別の問題を生み出します。
違う病気を併発する事で相乗効果に悪化する場合もありより一層治すのにも時間がかかり自分も周りもしんどくなってしまいます。
海洋恐怖症のストレスが大きい場合には早めの治療を行うようにしましょう。完治して楽しい思い出を上書きできる日を楽しみに今を乗り越えましょう。
精神科医やカウンセラーに相談することがオススメ
克服する方法はあれど海洋恐怖症を1人で抱え込まないでください。人という字は支えあいの象徴です。辛くなったらその字を思い出し心を開いてみてはいかがでしょうか。
海洋恐怖症の克服もストレスを感じる場面が多いため精神科医やカウンセラーと専門家の方へ相談しましょう。
病院を受診する前には初診であればまず電話で症状や診察が可能なのかの確認を行う事をお薦めします。先生によっては対応していない方も。
同じ病を患う方とお話をする機会があれば、共感も大切な緩和の要因です。近頃では痛みを分かち合う集いなども有志によって結成されている場合も。
海洋恐怖症と上手に付き合っていく方法を紹介!
不便ない方は無理に無くす必要がない事も頭に入れておきましょう。無理をすればするほど気疲れし、悪い方向へ赴いてしまう生き物です。
海洋恐怖症は恥じる事でもおかしな事でもありません。大切なのは自分自身と上手く付き合っていく事でしょうか。
広い世界に視野を広げる事も必要です。世の中には自身より重い病を持つ方がいるという事を知るだけでも緩和につながります。
海洋恐怖症である自分を認める
海洋恐怖症と上手く付き合っていくために大切なことは、海洋恐怖症を持つ自分自身を認めてあげる事です。
無理に克服せず自分の生活に海洋恐怖症が支障をきたさないように上手くコントロールしてあげる事も手段です。
不治の病に苦しむ方は世界中に五万と居り、毎秒死者が出ている世の中です。不幸なのは自分だけじゃないという楽観視する事も大切です。
周囲の人に海洋恐怖症のことを話して理解してもらう
いつも近くにいる方に海洋恐怖症という病気を理解してもらう事も大切なことです。
1人では重くのしかかる症状や海に対する不安や怖い感情も、身近な方が理解してくれている事が支えとなり緩和される可能性があります。
日記などに書き記すことも1人で出来るはけ口としては有効な手段です。思いを内にとどめるのではなく吐き出す事が必要であり、滅入らない緩和法です。
海を連想してしまうものに近づかない
日常的に症状が出ないための工夫も上手く海洋恐怖症を扱い1番大切な自分の身を守るための手段です。
海を連想させるものや映像を自分の生活から遠ざける努力をするだけでも症状が出る頻度が抑えられるのではないでしょうか。
難しい方は日ごろからやばいと感じた時に何か楽しい事を想像する癖を身に着けるのも効果的かもしれません。
海洋恐怖症の人が怖いと感じる画像とは?詳しく紹介
海洋恐怖症の方が怖い思いをする画像とは具体的にどういった画像なのでしょうか。中には私たち一般人ですら目をそむけたくなるものも存在します。
こちらでは画像をもとにご紹介させていただきますが、海洋恐怖症をお持ちでない方も怖い感情を抱く画像ばかりなのです。
検索してはいけないワードのように見る場合には自己責任で閲覧するようにご注意をお願い致します。
海の恐怖を感じる画像①海の中に巨大な生物がいる
今もまさしく牙を出して顔を出そうとしている巨大な生物の存在を映した画像は見たくない光景です。
巨大な生物が実在する生き物であってもそうでなくても、自分の体を一飲みにしてしまう程の巨体は怖い感情を抱く原因となりえます。
現状分かっている生き物の中にも私たちを喰らう怖い生物は五万と存在します。高次脳を持つ私たちは生物の食物連鎖から切り離されて考えられがちですが、大自然の前では食物連鎖の1部です。
海の恐怖を感じる画像②深い海の底
水面を横から映し、水上と水中が両方見える画像が存在します。水上は何ともない風景ですが、水中を見てみると体の何倍もの水深。
万が一何かに足を引っ張られて水中へ引きずり込まれたら命の保証はありません。考えるだけでも嫌になるのですがふとした瞬間に考えてしまうのが人間の性です。
知らないほうが良かったと思わず呟いてしまうような情景に、ふとした瞬間思い出してしまう方もいらっしゃるかもしれません。必ず浮き輪は用意しておきましょう。
海の恐怖を感じる画像③深海魚がいる
深い深い海の底へ探索に出て、深海魚を映した画像などが出回っています。学術的に興味がある方も勿論いらっしゃいます。
新たな生きた化石が発見されるかもしれないという胸トキメク浪漫を楽しむ方もいます。
出くわした深海魚が人の何百倍もの大きさの深海魚であった場合、プランクトンのように私たちは飲み込まれてしまいます。そういった事を連想させるような画像も怖い感情を揺れ動かす原因です。
海の恐怖を感じる画像④高い波
私たち日本人は誰しもが目にした光景ではないでしょうか。震災直後の津波などの映像から海洋恐怖症に陥ってしまった方もいらっしゃるかもしれません。
人の何倍もの高さの津波が押し寄せてくる映像は誰からしても怖い以外の感情が沸いてこないのではないでしょうか。
大災害の前では私たち人間は無力以外の何物でもありません。出来る事は唯一つで安全な場所で身を隠すしかできないのです。
海の恐怖を感じる画像⑤大きな穴や渦がある
海の中の大きな真っ暗な穴や激しく渦巻く渦などの画像も海の怖い顔を物語っています。自然の力の膨大さを表すような画像たちです。
人が飲み込まれれば一溜りもない渦や、得体のしれぬ怖い生物が潜んでいそうな洞窟も海洋恐怖症の方へは大敵です。
ゲームでも探索できるような種類のものが販売されていますが、びっくり要素なども含まれ心臓がいくつあっても持たないような内容となっています。洞窟に入るだけでもドキドキが止まらなくなってしまいます。
海の恐怖を感じる画像⑥暗い海で人が泳いでいる
光が殆ど届いていない薄暗い海の中で泳いでいる人や、人の様なものが泳いでいる場合は、後のシーンを想像して不安を覚えてしまう事があります。
泳いでいる人がどうなってしまったのか、泳いでいる人が遭遇するかもしれない生物を思い浮かべ、怖い感情が勃発します。
長く生きれば生きるほど多くの経験を重ね想像力も豊かになります。嬉しい時もあれば悲しい時もありそれを左右するのは自分自身かもしれません。
海の恐怖を感じる画像⑦水面に生物の一部が出ている
透き通った水面に巨大な生物の一部が顔を出している画像も不安を煽る原因となります。何が見えているかは関係ありません。影だけでも私たちの心理に働きかけて来ることは間違いないでしょう。
もちろんそれはサメなどの実在生物ではなく架空の合成画像かもしれませんが、人を食べるために水面まで上がってきていると考えると不安に陥ってしまっても仕方ありません。
人間が地球上で武器を持ち最強の様な感覚に陥りがちですが改めて武器を持たず体も自由に動かせない場所では無力であると実感させられます。
海の恐怖を感じる画像⑧古い沈没船
海底に沈む水没船の画像も不安を仰ぐ画像の1つです。映画の中には幽霊船の描写もあり脳裏をよぎるのではないでしょうか。
心霊的にも現実的にもシンとした海の中に人間が使用していた遺物が沈んでいると、何があったのかと想像して怖い感情が芽生えてきます。
怖い生き物たちの住みかになっている可能性もあります。探索中に存在が見つかり追いかけられたら一瞬で水の泡に変えられてしまいます。
怖いと感じてしまうのはゲームも同じ?
綺麗なグラフィックにリアリティ溢れるゲーム性、日々ゲームのクオリティも進化して現実味を増してきました。
VRなどが発売されて家でもバーチャルな世界を立体的に体験する楽しさが溢れた半面、リアルすぎて感覚がバーチャルを飛び出してしまう事もあります。
マリオシリーズ
昔ながらのドット絵だった頃から比べると、より3Dかつ綺麗に生まれ変わって登場しているマリオシリーズ。
ステージの中でも水のステージの中でマリオが戦うステージも毎度おなじみとなっていますが、水の中にいるマリオを見ると悪い想像が膨らみ気持ち悪くなってしまう事もあります。
Subnautica
降り立った宇宙で未確認の新しい生物が取り巻く中探索をするゲームとしてSteamから発売され人気を得ているSubnautica。
探索は基本的に陸上ではなく、水の中であり綺麗なグラフィックに自分の体の様に自由度の高いゲーム性がリアルすぎる事で体調を崩す方も。
実際の海に潜む危険や恐怖とは?気をつけるべきこと
海には本当に怖い事件が沢山潜んでいます。自分の身を守るため最低限気を付けない事は頭に入れておくべきでしょう。
現実に起こりる不安から海洋恐怖症となってしまうのです。実際に起こりうる海の恐怖についてもご紹介致します。
知識は自分の身を守ります。知らないと自ら立ち向かっていってしまう可能性もあります。叶わない力には近づかないのが一番です。
海は水位が潮の満ち引きで変わる
海には潮の満ち引きという水位の変化が存在することは皆様ご存知かと思います。火との予想できない規模の満ち引きが行われる場合も。
潮の満ち引きにより行きは通れた場所も帰りは海の中といった遭難事故が少なからず発生しているのです。
現地へ足を運ぶ場合には日没に関わらず、いつまでに帰らないといけないのかを良く調査し、現地の方のお話しをよく聞いておくように心がけてください。
岸から沖に流れる「離岸流」に注意!
海水浴中に発生する遭難事故の中に離岸流があります。離岸流は漢字の通り岸を離れる流れの事ですが、見た目には離岸流が発生している場所が見分けがつきにくいのです。
岸の近くで遊んでいたつもりが、一気に離岸流に飲まれて岸から遠く離れた場所まで連れて来られてしまったという事件も実際に起こっています。
遠く流された場合は自力で戻る事はまず不可能です。離岸流も収まる地点は人が自力で戻れない地点。遭難時の対策を知っているだけでも生存率が向上します。
ダツやクラゲに刺されないように気をつける
東京でも棲息しているダツという口の鋭くとがった魚に刺されて重症を負った方も存在します。
酷い方は命を落とすほどの致命傷を人間に与える魚として有名で、勢いと共に人間に突進してお腹を貫通するほどの鋭い口を持つのです。
また海水浴場ではクラゲに刺されて死に至る事もあるのです。ハブクラゲには毒があり、刺されたクラゲの種類によっては命を落としてしまいます。
むやみに触らず見つけ次第距離を取るしか回避の方法はありません。刺されても軽傷に終わる事が多いのですが万が一を考えると刺されないに越したことはないでしょう。
万が一クラゲに刺されたらトゲから毒が体へ出ないよう物理的な刺激を出来るだけ与えず棘を抜くくらいの対処法しか判明していません。
他にも深海のギャングと呼ばれているホウライエソも海の恐れる存在です。ホウライエソに関してはこちらの記事でご紹介していますので、是非ご覧ください。
場所や時期によってはサメに襲われることも
日本にも生息しているサメの中にも人の血肉をむさぼる怖い存在がいます。狂暴で有名なホオジロザメの他にも食欲旺盛なイタチザメ、淡水にも出没するオオメジロザメに注意しましょう。
私たちが出来る対処法は、近づかない事や出血したまま海に入らない事、そして周りを警戒する事などです。
サメが人間を襲う時は食物に飢えている時、それ以外はこちらが危害を加えない限り襲って来ないと言われていますが、近づく行為も彼らにとっては立派な危害の1つです。
海に関連する恐怖症は他にも?
海洋恐怖症の他にも様々な細かな分類がされていますが海洋恐怖症と似ているようで少し違います。
本人程分類を正確に行える人は少なくどれも余り知られていないですが、確かにそこには苦しむ人が居るのです。
周りの人の理解が当事者を支える唯一の方法と言っても過言ではありません。病を理解し寄り添う姿勢を見せてあげるようにしましょう。
海に関連する恐怖症①水が怖い「水恐怖症」
怖い対象が深海恐怖症とは違います。客観的には同じだと考えられがちなものでも、しっかりと知っていれば似ても似つかない物が多くあります。
水で怖い思いをした方が多く特に子供ではプール時期に発覚する事が多いのですが、その多くはトラウマのように怖い思いが原因で起こっていると言われています。
先にご紹介したVRなどでゲーム感覚を利用した慣れ方も存在するためご家庭で行う場合には試してみてはいかがでしょうか。
海に関連する恐怖症②水族館が怖い「水族館恐怖症」
水族館恐怖症(水槽恐怖症)は水槽が怖いのです。勿論水族館や魚が水槽で飼われている姿などは見る事が出来ません。
それだけではなく、ドン・キホーテなど店頭に水槽を置いているお店にも入れないという日常的な難点も持っています。
日用品を安く取り扱っているお店に入れないとなると経済的にも大損害を被ってしまい同居人にも迷惑がかかってしまいます。
海に関連する恐怖症③深海が怖い「深海恐怖症」
海洋恐怖症と似ているようで似ていません。海や水に関する事殆どに対して不安を抱く海洋恐怖症とは違い、深海が対象。
海洋恐怖症の中にも含まれていますが綿密に分けられているようです。身体的な障害としては同じものが多いのですが辛く成るタイミングが少し違うのです。
細かに分類されることも大切ですがその分私たちの知識量も必要となってきます。区別されている以上はその分別に従って私たちの行動も変わってきます。
海洋恐怖症と上手に付き合っていこう
日常的に不安になったりと辛い点が多く存在します。克服することが全てではなく自分を認め上手く向き合っていく事が大切です。
周囲から海洋恐怖症について打ち明けられた場合には、理解し寄り添ってあげる事が大切です。
ピエロ恐怖症に関する記事はこちら
ホウライエソに関する記事はこちら