ピーターパン症候群とは?診断方法や特徴、原因や治療法など徹底紹介

社会に出れば自らに足りない部分を補えるようになりますが、そういった事を拒否しがちです。故に夢想する世界の中に浸っていたほうが幸せで、そっちの時間の方が常人と比較して多くなるのです。

ピーターパン症候群の特徴⑥客観的な判断が苦手

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最後の6つ目は、客観的に判断する事です。何度か前述した通りナルシストな傾向のあるピーターパン症候群の人は、大抵の場合自分本位、つまり主観での考えばかりを持っています。

客観的、つまり物事を一歩引いた目線で考える事は出来るに越したことはありませんが、自らの事を第一に考える為にその他の視点から何かを見つめる事に関しては得意ではありません。

ピーターパン症候群のチェック診断!

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以上、ピーターパン症候群の特徴に関して6点程見ました。実は芸能人も該当する様ですが、ならば疑われる人、一見疑いの無い人も自分が当て嵌まるかを診断可能な、診断の項目や手順を見ていきましょう。

ピーターパン症候群チェック!何個当てはまる?

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  • 物事をすぐに諦める
  • 自らの責任で無いと良く思う
  • 情動を抑えられない時がある
  • 思い通りでないと八つ当たりをしてしまう
  • 努力等をする意味を感じない
  • 職場を転々とした
  • 他の人の意見を取り入れたくない
  • 自分は何時だって正しいと思う
  • 何時も自身が無さげ
  • 繊細な心を持っていると思う
  • 異性とは長続きしない
  • 意見は自分が中心の事ばかり
  • 現実から目を逸らしたい
  • 他人に頼りがち
  • 気が付いたら一人で居る

どうでしたか?自分に何個当てはまるかチェックしてみましょう。

診断項目から分かるピーターパン症候群の度合

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これら15点の内、当て嵌まる項目が4つかそれ以下なら問題は無いと診断されます。5個から7個なら少し危険と診断、10個程度までは注意すべきレベルで、それ以上だとほぼ当て嵌まると診断の結果が分かれます。

ピーターパン症候群は自覚がない場合がほとんど

これだけ沢山の項目に当て嵌まっているなら、その本人は自覚を持っているだろうと感じますよね。それが実は、これだけ迷惑極まりない性格でも本人にはその自覚が無いケースが多いんです。

孤立しがちで周囲への助けを望んでない、それでも承認欲求は人一倍ある、大きな成功の夢は持っているが、失敗を恐れて実行に踏み切れない等、傍から見ればイライラする様な言動が目立ちます。

歳を取らない病気、ハイランダー症候群に関する記事はこちら

ピーターパン症候群の原因とは?

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当て嵌まるか否かを診断する項目に関してを見ました。勿論診断は主観的だと意味はありませんから、なるべく信頼できる知人友人に診断を頼むことが推奨されます。続いては要因に関してです。

ピーターパン症候群は家庭の不仲でなりやすい?

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実はピーターパン症候群に当て嵌まってしまう方は、両親等との関係の悪さで発症するケースが多くあるのです。これは親の教育が厳し過ぎると期待に応える為か自信を失くして、そこから逃げたくなってしまいます。

逆に家庭内で甘えさせ過ぎても駄目で、特に母親がそうで自身で行わなければならない事も周囲がしてしまうと「誰かが自分の事をやってくれる」と責任感の無い人間を構築するのを扶助してしまいます。

ピーターパン症候群は人間関係が希薄な人が多い?

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特徴の中に対人関係の構築が得意で無いと記述しましたが、後述する様にいじめ等の何かしらのトラブルが元で幼い頃から他人との交流が希薄である時にも当て嵌まる人が多く居ます。

いじめなどのトラウマが関係している可能性も

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いじめでなくとも、人が見ている前で何かしらの大きな失敗をしてしまい、それがトラウマとなって引き籠る等はアリがちなケースです。社会に順応できず大きな問題となる場合も考えられます。

考えられるのは、大人になっても明確に職に就けない事です。本当に存在しており、幼少のころからずっと引き籠っていた為に社会を知らず、順応も出来なくて大人になってもそれが続いている状態です。

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